トイメディカル株式会社、シンガポールの技術展示会「SWITCH 2025」に出展
海藻由来の食物繊維を用いた独自技術でアジアの健康課題解決へ向けた第一歩を踏み出す

塩分の過剰摂取問題の課題解決に取り組むトイメディカル株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長:竹下英徳)は、シンガポール企業庁「Enterprise Singapore」が運営する国際イノベーション促進プログラム「L-GO ESG/GIA Go to SG」に採択されました。本プログラムの一環として、2025年10月29日から31日にかけてシンガポールで開催されたアジア最大級の技術展示会「Singapore Week of Innovation and Technology (SWITCH) 2025」に初出展いたしましたので、お知らせいたします。

トイメディカルの革新技術:塩分オフセット技術と展開製品
トイメディカルは、海藻由来の食物繊維である「アルギン酸類」の塩分吸着機能に着目した独自技術「塩分オフセット技術」を保有するスタートアップです。この技術は、食品中の味を変えることなく、体内に吸収される塩分の量をコントロールし、塩分の過剰摂取を抑制することを目指します。
この独自技術を応用した製品としては、食事の塩分を吸着することで体内への吸収を抑えるサプリメント、アルギン酸類と通常の塩を混ぜ合わせ実質的に吸収がゼロになるよう設計された調味料、そして塩分を気にせず罪悪感なく楽しめるせんべいなどの各種健康食品を展開しています。食事の美味しさを維持しながら健康的な食生活をサポートする点が、弊社の提供するソリューションの最大の特長です。

シンガポール展示会出展の背景と目的
1. シンガポールの塩分課題について
シンガポールでは、国民一人当たりの平均塩分摂取量が、世界保健機関(WHO)が推奨する食塩相当量5g/日を大きく上回る約9.1gに達しており、社会的課題となっています(※)。この過剰な塩分摂取は、同国の高血圧有病率増加の一因となっており、トイメディカルが取り組むべき重要な課題であると認識しています。
(※)シンガポールの保健促進庁(HPB: Health Promotion Board)のデータに基づき、WHO推奨値(ナトリウム2,000mg/日)と国民平均摂取量(ナトリウム3,600mg/日)を食塩相当量に換算。


2. プログラム採択と「SWITCH 2025」への出展目的
トイメディカルが採択された「L-GO ESG/GIA Go to SG」プログラムは、シンガポール政府機関であるEnterprise Singapore(ESG)の国際イノベーション促進プログラム「Global Innovation Alliance(GIA)」です。
トイメディカルは、政府公認の枠組みのもと、アジア最大級の技術展示会「SWITCH 2025」に初の本格的な海外出展を果たしました。

今回の出展は、現地企業に対し、弊社の「塩分オフセット技術」を紹介し、アジア市場における技術への具体的なニーズとリアクションを検証することを主目的としています。また、東南アジア市場での製品開発や事業展開を共に行う、食品メーカーなどの現地パートナーの探索と関係構築を推進する重要な機会となりました。
今後の展望
トイメディカルは、今回のシンガポールでの市場検証とパートナー探索を通じて得られた知見を基に、グローバル市場での事業展開の足がかりを築いてまいります。
今後も、国内外の企業との連携を強化し、アジア地域における人々の健康寿命の延伸に貢献できるよう、積極的な活動を展開してまいります。
イベント概要

■ イベント名:Singapore Week of Innovation & Technology (SWITCH) 2025
■ 実施日:2025年10月29日(水)~ 31日(金)
■ 会場:Marina Bay Sands, Sands Expo & Convention Centre, Hall A - C (Level 1)
Bayfront Avenue, Sands Expo & Convention Centre, Singapore
■ 公式サイト:https://www.switchsg.org/
会社概要

社名:トイメディカル株式会社
代表者:代表取締役社長 竹下 英徳
設立:2013年10月9日
資本金:1億円
本社所在地:〒861-4163熊本県熊本市南区富合町志々水48-1
メール:info@toymedical.jp





















