アクセリアの『DuraSite-aDNS』がIPv6に対応

    サービス
    2008年8月21日 09:30

     負荷分散ネットワーク網(CDN)によるコンテンツ配信サービス(CDS)を展開するアクセリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:牧野 顕道、以下アクセリア)は、今年4月にリリースした、監視機能とIP自動切替え機能が付いた、インテリジェントDNSサービス『DuraSite-aDNS:デュラサイト・エーディーエヌエス』がIPv6に対応した事を発表します。

    サービスイメージ図

     DuraSite-aDNSは、DNSの機能を利用して、拠点内、また拠点間における効率的な負荷分散配信を可能とするASPサービスです。ユーザはこれを利用する事で、サーバの配信能力や回線の品質やコストに合わせた効率的な配信を行う事が可能となります。

     2010年から2011年にかけてIPv4の枯渇が叫ばれている今日、IPv6を利用したサービスや、IPv6を導入する企業が増えてきています。IPv6化は主に以下のメリットが挙げられます。

    1.IPアドレス空間の拡張
    2.IPsecによるセキュリティ性の向上
    3.端末個体の把握が可能である
    4.回線が空いている
    5.プッシュ型の配信が可能である
    6.マルチキャストに対応している

     この度、DuraSite-aDNSがIPv6に対応した事で、これまではIPv4をメインとしたサービスプロバイダーやISPのみを対象としたサービス提供でしたが、より幅広い層のお客様への提供が可能となりました。また導入企業にとっては、1つの管理画面でIPv4とIPv6の両方の設定、管理、監視が可能となります。

    【DuraSite-aDNS IPv6の想定利用シーン】
    ・IPv6に対応した映像配信サービス
    ・IPv6を対象とした各種ASPサービス
    ・IPv4とIPv6の相互運用をしている企業

     DuraSite-aDNSの管理画面に、IPv6用のサーバのアドレスを登録するだけで、ユーザのIPアドレス環境から自動的に、IPv6またはIPv4の最適なサーバに誘導します。

    【サービスイメージ図】(添付参照)

     アクセリアは、今回のDuraSite-aDNSのIPv6対応を皮切りに、他のDuraSiteシリーズを順次IPv6に対応させていく方針です。他のCDS事業者に先駆けて対応する事で、将来的なユーザ獲得への布石となる事を目指しています。

     DuraSite-aDNSは、FQDNあたり初期費用5万円、月間利用料金10万円で、IPアドレスの追加や、FQDNの追加により月額利用料金が変動します。また、IPv6対応については、1週間のテスト導入が可能です。詳細は、http://www.durasite.net/service/webpages/durasite-adns/をご覧ください。IPv6利用の際のサービス料金については別途お問い合わせください。


    【アクセリアについて】
    社名   : アクセリア株式会社
    本社所在地: 東京都千代田区平河町2丁目8-10
    代表者  : 代表取締役社長 牧野 顕道
    URL    : http://www.accelia.net/
    事業概要 : アクセリアは2000年(平成12年)12月に設立され日本国内のインターネットコンテンツ配信を加速させるネットワークサービスを提供しています。主に、情報提供サイトや、オンラインショッピングサイト、その他イベントサイト負荷分散配信などに携わってます。また、負荷分散配信とオンライン広告の配信機能を合わせた、『DuraSite-AD』などCDNを利用した幅広いサービスを提案/提供しています。
    実績   : - マウスコンピュータ(MCJ社)のオンライン販売サイトの負荷分散配信
           - 車情報メガサイト『Goo-net』の負荷分散配信
           - 日本道路交通情報センターの「道路交通情報Now!!」の負荷分散配信
           - JALカード様、会員向けサイトの負荷分散配信
           - リクルート様、「R25式モバイル」「L25モバイル」の広告配信
           - インターネットレボリューション様、「I-revo」「モバレボ」の広告配信他