オプティムとMRT、国内初となるスマホ・タブレットを用いた遠...

オプティムとMRT、国内初となるスマホ・タブレットを用いた 遠隔診療サービス「ポケットドクター」を発表  全国1,340の医療機関にご賛同いただき、2016年4月よりサービス提供開始

IoTプラットフォームサービスのマーケットリーダーである株式会社オプティム(東京本社:東京都港区、代表取締役社長:菅谷 俊二、以下 オプティム)と、医療情報のプラットフォームを提供するMRT株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:馬場 稔正、以下 MRT)は、国内初※1となるスマートフォン、タブレットを用いた遠隔診療サービス「ポケットドクター」を発表いたします。なお本サービスは、全国1,340の医療機関にご賛同いただき、2016年4月よりサービスを開始いたします。

国内初の遠隔診療サービス「ポケットドクター」
国内初の遠隔診療サービス「ポケットドクター」

■遠隔診療サービス「ポケットドクター」開発の背景
これまで遠隔診療は、離島や僻地の患者を診察する場合など、対面診療が物理的に困難なケース以外では原則禁止とされておりました。しかし一方で、高齢化社会の進行に伴い、通院が困難な高齢者が急増することも考えられ、遠隔診療の重要性はより高まっております。このような流れを受け、政府により2015年6月30日に決定された「経済財政運営と改革の基本方針2015」(骨太の方針2015)※2において「遠隔医療の推進」が盛り込まれております。しかしながら、気軽に遠隔診療を受けられる身近なサービスは現時点ではまだ存在しておりません。
そこで、IoTプラットフォームサービスにてトップリーダーとして業界を牽引しているオプティムと、東京大学医学部附属病院の医師の互助組織としてスタートし、独自のテクノロジーを活用した医療情報のプラットフォームを提供しているMRTは、遠隔診療をより身近なサービスとして世の中に普及させるべく、国内初となるスマートフォンやタブレットで遠隔診療を実現する「ポケットドクター」を開発いたしました。「ポケットドクター」により、今では誰もが持っているスマートフォンを利用し、いつでもどこでも医師や医療機関と遠隔で繋がることができ、医療の新たな形を提供いたします。


■遠隔診療サービス「ポケットドクター」とは
遠隔診療サービス「ポケットドクター」とは、オプティムの持つリモートマネジメントテクノロジーを遠隔診療サービス向けに必要なあらゆる機能を取り込み再構築したテクノロジーとMRTが培ってきた医療情報および医師、医療機関のネットワークを組み合わせることで、医療を必要としている人々と遠隔地にいる医療の専門家をつなぐサービスです。従来の電話を利用した診療では、医師は相談者が話す内容でしか症状を判断できませんでしたが、「ポケットドクター」では、手元のスマートフォンやタブレットに搭載されているカメラやウェアラブル機器を利用することで、医師は相談者の顔色や患部の状況、ウェアラブル機器から収集される様々なバイタルデータを確認することが可能なため、より具体的なアドバイスや診療が行えます。
また、体調が優れないが仕事が忙しく、病院に行く時間がない場合や、少し身体に違和感があるが、病院に行くほどではないような状態など判断に迷う際に、「ポケットドクター」を利用することで、医師から適切なアドバイスを受けられます。


■「ポケットドクター」サービス概要
●かかりつけ医診療
「かかりつけ医診療」とは、いつもの先生(初診を行っていただいた医療機関)に、どこからでも遠隔で再診を受けることができる遠隔診療サービスです。忙しくて通院による再診ができないときや、普段利用する医療機関が自宅から遠い場合、高齢者の方など、通院自体が困難な患者が、気軽に再診を受けることができます。遠隔診療(再診)患者は、スマートフォンやタブレットで「ポケットドクター」の「かかりつけ医診療」を利用することで、医療機関に行くことなく、保険適用しながら自身の体調を相談したり、怪我などの患部の状態を診察してもらえます。
なお、当面の間は「ポケットドクター」に参画いただける医療機関へ無料で提供いたします。

●予約相談
「予約相談」とは、相談者が「ポケットドクター」から医師の時間を予約し、全国にいる各専門医に健康相談を行える遠隔医療相談サービスです。近所に専門医がいない場合のファーストオピニオンや、現在のかかりつけ医とは別の医師に意見を聞きたい場合のセカンドオピニオンとしてご利用いただけます。なお、本サービスは、「かかりつけ医診療」サービスに続けて順次開始を予定しています。

●今すぐ相談
「今すぐ相談」とは、24時間365日、いつでもどこからでも、すぐに医師に健康相談できる遠隔医療相談サービスです。深夜の急な体調異変や、体調に心配ごとがあっても多忙で医療機関に赴くことができない方や、すぐ医療機関に行くべきか迷うような症状の方が、短時間で気軽に相談を行うことができます。
なお、本サービスは2016年度内に開始を予定しています。


■「ポケットドクター」の特長
●相談者がスマートデバイスのカメラで映している映像や画像、ウェアラブル機器、ヘルスケア機器から取得されるバイタルデータを医師へ共有することができます。高画質の映像や画像、バイタルデータを共有することで医師は相談者の状態を詳細に把握することができます。

●相談者が映像や画像の共有を行う際に、医師は赤ペン機能や、指差し機能を用いて、映してほしい箇所の指示や、症状の説明を的確に行えます。

●医師は、診療の合間の空き時間を活用して、「予約相談」、「今すぐ相談」を受け付けることで、空き時間の有効活用が行えます。医療機関以外の場所でも「予約相談」や「今すぐ相談」の受け付けが可能なため、産休育休中の女性医師にもご活躍いただけます。

●相談者や医師および医療機関は、お手持ちのスマートフォンやタブレットに「ポケットドクター」のアプリをインストールすることでご利用いただけます。「ポケットドクター」アプリはiOS 8.0以降のiPhoneやiPad、Android(TM) 4.0以降のスマートデバイスで動作します。

遠隔医療相談中の画面イメージ
https://www.atpress.ne.jp/releases/89867/img_89867_5.png


■ご賛同いただけている医療機関・医師のご紹介
全国には約10万※3の医療機関がございますが、その内の1%にあたる数多くの医療機関や医師の方々にサービス提供前にもかかわらずご賛同いただけております。なお、サービス提供については、各医療機関・医師により時期が異なります。

●ご賛同いただけている医療機関(一部抜粋)
https://www.atpress.ne.jp/releases/89867/img_89867_6.png

●ご賛同いただけている医師の方々の声
『僻地医療や医師から医師へのコンサルトにも使えそう。』
『カルテが見られ、患者様の背景がわかれば遠隔診断も可能だと思っております。』
『画期的だと思います。』
『循環器内科では、心電図、心エコー、カテーテル中の所見などに対応ができると思います。』
『専門外の疾患、手に負えない疾患の治療に大変有効だと思う。』
『機会があればぜひ行ってみたい。』
『空き時間を利用できるなら良いサービスだと思います。』
『遠隔地ならではの事情を汲み医療を行うことの難しさを痛感しました。
また救急車を使えばよい事例でも自家用車などでこられ、
一報を入れてくれればそのような指示ができる事案を豊富に経験しました。』
『信頼できる医療機関や医師との提携が大切と思います。』
『必要としている医師が様々なしがらみによって情報獲得内容に大きな隔たりがでないよう、
広くかつリベラルなネットワークがあるといいと思います。』
『院内に専門医がいない時に有効です。』
『画像診断など、専門医の少ない地方においては有用だと思います。』
『自身の研究課題であり、興味があります。いろいろお教えください。』
『限界はあるでしょうが、普及しても良い気がします。』
『地方医療の充実と都会との格差是正には役に立つと思います。』
『顔が見えてこその遠隔治療です。見せたく無い医師がいるのも理解できますが、それは選択制にするべきです。顔見せが無いなら参加する意味はありません。』
『IT活用の新たな分野のひとつになると思う。』
『診療報酬の設定がどうなるか興味があります。』
『放射線診断ではすでに行われています。
また産業医の面談でもテレビ電話なら可能という厚生労働省の見解がでています。
通常の診療においても十分に活用できると思います。』
『自身・同僚の専門外のことが聞ける体制はありがたい。』
『問診だけでもある程度診断可能なので、遠隔地からの診療や医療相談は意義があると考える。
特にマイナーな科や専門科で役立つと思われる。』
『僻地医療に役立つはず。コストも大事。』
『医療過疎のある地域では非常に有用になると考えます。』
『時間の有効活用につながると思います。』
『かかりつけの患者さんの電話診療をよく依頼されます。
無料サービスでやっていますが、遠隔診療の一環として体制を整えられたらよいと思います。』
『医療者にも患者にも資するサービスだと思います。』
『医師不足地域や夜間・休日等における診療支援に有用な手段だと思う。
今後、在宅医療でも活用が考えられる。』
『画像診断に有用。』
『読影中心に行いたいです。』
『法律的に大丈夫なら部分的に取り入れてもいいと思う。』
『僻地医療に役に立つだけでなく当直医の負担を減らす事ができると思う』
『電話相談とかはできそうな気がします。』
『遺伝子検査など情報が増える中、主治医と意見が異なると問題も出るかもしれない。
主治医も含めた3人での電話会議、チーム医療が出来れば理想的です。』
『新しい診療サービスであればと思います。』
『今後の主流となるのか勉強したい。』
『情報機器の性能が上がっているので、これからどんどん活用されると考えます。
また辺境地医療にも興味があり、その場面でも有効と思います。』
『元が放射線科なので、遠隔診断そのものにとても興味があります。』
『早く試用したい。』
『興味があるので、情報がたくさんほしい。』
『適切に行えれば時間の有効活用になると思います。』
『遠隔診療ができると多忙の若い人にとってもニーズがあるし、医療過疎の人にもメリットがある』
『夜間など診療所など場所がなくともニーズに対応できる。』
『これから、伸びていく分野だと思います。』
『身近に聞かないので長所と短所があるとは思いますが、当たり前に活用できれば素晴らしい。』
『画像診断に最も期待します。』
『医師の偏在が進むため、今後需要は高まります。』
『当直などで、比較的急変の少ない場合に、遠隔診療ができれば、自宅待機が可能であり、楽になります。』
『往診の診療レベルが向上する。』
『興味のあった領域なので、ぜひ積極的に参加させていただきたいです。』
『私は感染症科医ですので、感染症に関係した検査結果などから、ベストの薬をおすすめしたり、
海外渡航先での感染症になった場合の受診の指示などで何かお役に立てればと思います。』
『斬新的なご発想、イノベーションだと思います。』
『生まれが僻地なので、大変興味があります。』
『医療費抑制のため、患者、医療者双方のQOLのため有用だと思います。』
『他科の疾患がわかりやすい。』
『整形外科の回答でお困りの時は是非声かけてください』
『日本の少子高齢化は社会的問題です。過疎地域では特にその傾向が強いです。
医師偏在を解消するため、遠隔診療は必要だと思います。』
『離島医療には不可欠となる。』
『画像診断などに有用である。』
『遠方のため医療機関に受診できない方にとっては便利なシステムだと思う。』
『離島など専門医のいない遠隔地で診療するときは大変便利だと思う。』
『新しい試みなので試行錯誤でやって行けばよいと思う。』
『遠隔地のICU診療支援や急性期後の患者診療支援などの臨床研究が行われており、興味深い。』
『在宅診療に従事していますため、今後の展開に興味があります。』

その他多数


■今後の展開
遠隔診療サービス「ポケットドクター」を通じて、より質の高い医療サービスを人々に提供してまいります。今後、さまざまなヘルスケア機器、ウェアラブルデバイスと連携し、利用者自身が自覚していないような情報を医師や医療機関と共有することで、深刻な疾患の悪化を事前に検知できるように努めます。さらに、クラウドの力を活用して、患者の病患データをサーバーで自動解析する技術を生み出してまいります。また、「ポケットドクター」を通じて、質の高い日本の医療を世界の人々にお届けしたいと考えております。

●ヘルスケア機器やウェアラブルデバイスとの連携イメージ
https://www.atpress.ne.jp/releases/89867/img_89867_7.png

詳しくは下記Webサイトをご確認ください。

「ポケットドクター」サービスサイト:
https://www.pocketdoctor.jp/


※1 2016年2月4日時点、当社調べ。
※2 本方針の詳細について、以下のWebサイトをご確認ください。
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/2015/decision0630.html
※3 厚生労働省調査結果、一般診療所の施設数。詳細は以下のURLをご確認ください
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/13/dl/1-1.pdf


【株式会社オプティムについて】
オプティムは、あらゆる人にその時に必要な体験(知識、ノウハウ、情報、感覚、感動)を遠隔から共有する「Remote Experience Sharing」構想を実現して、ユーザーは本来のやりたいことだけに集中でき、その手段に関する専門知識を必要とせず技術進化による恩恵を最大限享受できる世界を目指し、ネットを空気のように快適で、息をするように無意識に使える世界をめざしています。

商号   : 株式会社オプティム
上場市場 : 東京証券取引所市場第一部
証券コード: 3694
URL    : http://www.optim.co.jp
佐賀本店 : 佐賀県佐賀市与賀町4番18号
東京本社 : 東京都港区愛宕2丁目5番1号
       愛宕グリーンヒルズMORIタワー 19階
代表者  : 菅谷 俊二
設立   : 2000年6月
資本金  : 411,356千円

事業内容 : ライセンス販売・保守サポートサービス(オプティマル)事業
(IoTプラットフォームサービス、リモートマネジメントサービス、サポートサービス、その他サービス)


【MRT株式会社について】
MRTは、医師の互助組織として発足以来、築き上げてきた医師のネットワークを強みとして、「医療を想い、社会に貢献する。」を企業理念のもと、医療現場の主役である医師、医療機関、患者およびその他医療関係者に医療情報のプラットフォームを提供することで、豊かな医療の創造の実現を目指しております。
商号    : MRT株式会社
上場市場  : 東京証券取引所マザーズ
証券コード : 6034
URL     : https://medrt.co.jp/
本社所在地 : 東京都渋谷区神南一丁目18番2号 フレーム神南坂3階
代表者   : 馬場 稔正
設立    : 2000年1月
資本金   : 424,860千円
事業内容  : 医療情報のプラットフォームの提供
グループ会社: MRT NEO株式会社
        株式会社エム・ビー・エス


【Copyright・商標】
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