ngiイノベーションラボとウノウが共同研究成果として新ソーシャル・スクラップブックサービス、「clipp」のベータ版を公開
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2008年7月18日 12:00ngi group株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長CEO:小池 聡)で次世代の情報技術及びビジネスモデルの研究開発を手がけるngiイノベーションラボ(所長:橋本 大也、以下 ngiラボ)と国内最大級の映画専門サイト「映画生活」や写真・動画共有サイト「フォト蔵」などのオリジナリティあるインターネット・メディアを企画・開発・運営するウノウ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山田 進太郎、以下 ウノウ)は、共同研究開発を実施し、その成果として新サービス、ソーシャル・スクラップブック「clipp」を本日より公開いたします。

「clipp」の最大の特徴は、気になる場所を『切り取って保存』でき、他のユーザーとも共有できるWebのスクラップ帳というコンセプトを実現化したことです。具体的には、ネットサーフィン中に見つけた自分の気になるサイトから文章の抜粋や写真のサムネイルを取り込み、自分のコメントを添えて、見やすくわかりやすくブックマークを保存することができます。また、思いついたアイデアやその日の出来事を書き残す、メモ帳・日記帳(ミニブログ)としても利用できます。
本共同研究は、国内屈指のインキュベーション企業として、積極的に社外パートナーと連携して、革新的なWebアプリケーションの企画開発および事業化のプロセスを推進しているngiラボと、Webサービスの開発やデザイン能力が非常に高く、短期間で高度な実績を上げているウノウによる共同企画および開発によって実施いたしました。
現在、「clipp」はベータ版として、ウノウの運営するウノウラボ( http://labs.unoh.net/ )にて実験的に公開されております。また、今後につきましては、本サービスのユーザー数の増加や利用の状況を見て、商用化等も両社によって検討を図りながら、ウノウが主体となって運用を行ってまいります。
■「clipp」の主な特徴
□ マルチメディアデータをブックマーク
従来のソーシャルブックマークの多くは、ページのタイトルやタグなど、テキスト主体の簡単な情報しか保存できませんが、「clipp」では、引用やコメントに加えて、写真のサムネイル(多数の画像を一覧表示するために縮小された画像)やビデオなどのマルチメディアデータも取り込んで、保存することができます。
登録画面では「Flickr」や「フォト蔵」、「YouTube」など、代表的なマルチメディアデータ共有サイトの写真やビデオを簡単に取り込む仕組みが用意されています。
□「フォロー」や「リブログ」で広がるコミュニケーション
他のユーザのスクラップブックに気になる記事を見つけたとき、ほかの人の記事に便乗投稿できる「リブログ」機能を使うとその記事を自分のスクラップブックに転載することができます。
「フォロー」機能を利用すると、同じ趣味のユーザや、面白いものを保存しているユーザのスクラップブックを簡単にチェックできるようになります。スクラップブックを、フォローしているユーザ間だけで共有することもできるので、グループの情報交換ツールにも活用できます。
また、投稿した記事を一言ブログとして知られるコミュニケーションサービス「Twitter」に通知する機能を利用して、「Twitter」を通じた情報交換も可能です。
□ その他の特徴
Atom出版プロトコル(RFC5023/AtomPub)準拠のAPI(アプリケーション・プログラム・インターフェース)を用意しており、他のサイトなどで、APIを通じて「clipp」の機能を利用することが可能です。
「Yahoo!Japan」の提唱するメディアRSSを組み込んだフィードを提供しており、3D画像ビューワー「PicLens」などが利用できます。
以上
■ ngi group株式会社 会社概要( http://www.ngigroup.com/ )
資本金 :18億1,876万9,000円(平成20年3月末)
代表者 :代表執行役社長CEO 小池 聡
設立 :平成10年2月20日
事業内容:ネット関連事業とベンチャー投資育成を展開
■ウノウ株式会社 会社概要( http://www.unoh.net/ )
資本金 :1億6,600万円
代表者 :代表取締役 山田 進太郎、石川 篤
設立 :平成13年8月1日
事業内容:インターネット・メディアの企画・開発・運営
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