「「特攻花」って知ってる?」出版記念写真展開催。女性写真家仲田 千穂、19才からの挑戦、7年間の撮影と取材
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2008年7月1日 09:30株式会社七彩工房(本社スタジオ:大阪市)は、写真集「「特攻花」って知ってる?」(写真家:仲田 千穂 なかた ちほ)の出版を記念して、7月30日(水)より東京銀座にある、スパッツィオ・ブレラ銀座にて写真展を開催いたしますのでお知らせいたします。

企画主旨
「特攻花」って知ってる?出版記念写真展 (写真家・仲田 千穂 なかた ちほ)、沖縄に出撃する若い特攻隊員たちに、娘たちはそっと野の花を贈っていました…その彼らが途中の島に落としていった花を、島の人たちは「特攻花」と呼んでいます。この話を聞いた19才の私はその花を「見たい、撮りたい」と7年たった今も毎年島に通い撮り続けています。その花を通して、まっすぐに、戦争に向き合い心が揺れ動いた日々をファインダー越しにとらえてきました。いまの社会の中で、人と人のつながりをもう一度写真を通して伝えていくことが出来ればと思っています。2005年の写真展では、出撃した私と同じ19才の彼らの気持ちはどうだったのだろう…をテーマにした5年間の作品でしたが、今回は、残された人たちの気持ちはどうだったのだろう…のテーマを織り込みました。
■写真展詳細
メインタイトル 「特攻花」って知ってる?
サブタイトル 女性写真家、19才からの挑戦、7年間の撮影と取材
開催日時: 7月30日(水)~8月10日(日) AM11時~PM6時30分
開催場所: スパッツィオ・ブレラ銀座 ギャラリー(10F)、ギャラリー2(B1F)
所在地 : 東京都中央区銀座1-4-3
TEL : 03-5524-2551
URL : http://www.spaziobrera.com/
主催 : 株式会社七彩工房 ( http://www.nanasai.jp/hana/ )
■特攻花とは、
63年前の太平洋戦争中、沖縄のアメリカ艦隊に特攻出撃する若い隊員たちに、娘たちは野の花をそっと贈っていました…。その花を握りしめ、彼らは沖縄に向かっていきました…。途中、九州と沖縄の中間にある小さな島に、花もいっしょに散っていくのは忍びない…との思いからか、空からその花を落とし…別れを惜しむように再び沖縄に向かっていきました。又、夜明け前に島から飛び立つ若い特攻隊員たちは、何かを願うかのようにそっと滑走路のすみにその花を置き、静かに飛び立っていきました…。
その花の種が風に舞い…63年たった今も、毎年島の滑走路周辺に群生して花を咲かす、この小さな天人菊の花を、島の人たちは「特攻花」と呼び、「平和を願う花」として大切に見守っています。
■写真家・仲田 千穂 (なかた ちほ) プロフィール
1982年:仲田 千穂 (なかた ちほ)京都生れ・成安造形短期大学卒
2001年:19才学生時に「特攻花」撮影始動
2002年:株式会社七彩工房・女性撮影チーム入社
2003年:コダック最優秀新人賞受賞 (CAO)
2004年:海外撮影 資生堂ビューティック撮影
2005年:第1回写真展開催 (全国5ケ所・6ヶ月) 「特攻花」写真集出版 (自費出版)
2006年:宝塚トップスタースペインロケ写真集撮影・神戸コレクション公式カメラマン
2007年:広告写真協会「最優秀賞」受賞・老人医療施設に5年連続作品提供 (社会貢献)
2008年:「音楽写真」作品5年連続撮影・熊木安里新曲ジャケット・京都着物ブランド撮影・ソフトバンク・ノキア・ソニーバイオムービー・イメージ撮影・「アフリカ希望の大地」ナショナルジオグラフィック展 (外務省) 写真協力・中野 裕之監督 (カンヌ映画賞) 演出「京都ファッションカンタータ」撮影
著書
「特攻花」って知ってる? (2008年7月20日全国書店にて公開予定)
「特攻花」写真集 (2005年自費出版すみ)
出演
NHKハイビジョン特集「昭和が終わった日」 (特攻花の写真家として取材と撮影2時間主出演)
以下2006年まで 報道2001 (特攻花写真家として紹介)・ TBSラジオ森本毅朗スタンバイ!・ニッポン放送上柳まさひこのサプライズ・ 朝日放送TV・読売TV・毎日放送TVなど