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世界へ羽ばたく、日本写真の新潮流 「LUMIX MEETS BEYOND 2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS #3」

特別協賛:パナソニック株式会社

2016.01.12 14:00

ビジュアル・コミュニケーション事業を展開する株式会社アマナ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:進藤博信)は、2013 年よりパナソニック株式会社特別協賛のもと、これからの日本のアートフォト界をリードする若手写真家の支援と育成を目指し、毎年パリと東京の二都市でグループ展を開催しています。次世代の写真表現を予感させる若き写真家が一堂に会す「LUMIX MEETS BEYOND 2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS #3」展は、2015 年11 月にパリで開催されヨーロッパの人々にも高い評価を獲得し、この度東京に巡回いたします。

参加作家のうち、写真の多層構造を平面へと転換する石川和人、記憶をテーマにリリカルな作品を制作する一之瀬ちひろ、現代におけるスナップショットを再定義する藤原聡志の3 名は、LUMIX DMC-GX8 を用いた撮り下ろし作品を発表。そのほか、母親の遺品を身に纏った自身を撮影することで身と心のよりどころを写しだす仲田絵美の「よすが」、山上新平による枝の一本一本まで生命を感じさせる森の写真「SPECTRUM」、IMA メディアプロジェクト主催のポートフォリオレビュー「STEP OUT!」から選出された長野佳嗣が光を使わずに写真を撮ることに試みた「Retina Noise」など、個々の作家による意欲作が集結します。期間中は、世界のアートフォトマーケットの現状や、日本人写真家の海外での活躍についてギャラリスト、批評家、編集者、写真家などさまざまなプロフェッショナルを招いてのトークショーを開催いたします。

まだ出会ったことのない、まさに次世代の写真表現を予感させる新鋭たちの、軽やかでしたたかな姿勢と多様な個性にぜひご期待ください。


関連イベント
2016年1月26日(火)20:00〜22:00
澤田知子(写真家)×鈴木芳雄(編集者/美術ジャーナリスト)
「写真賞受賞がアーティストにもたらしたもの、そして現在。」

2016年1月30日(土)18:00〜20:00
横田大輔(写真家)×小山登美夫(小山登美夫ギャラリー)×岩渕貞哉(『美術手帖』編集長)
「国際的に活躍する写真家になるために~現代写真の潮流・マーケット」

■開催概要 : 東京 
日 程:2016年1月22日(金)〜1月31日(日)
会 場:IMA CONCEPT STORE |東京都港区 六本木5-17-1 AXISビル3F
    11:00-19:00(イベント開催時は、 延長となります) 会期中無休 Tel: 03-5572-7144
出展作家:藤原聡志/一之瀬ちひろ/石川和人/長野佳嗣/仲田絵美/山上新平
主 催:株式会社アマナ IMAメディアプロジェクト
特別協賛:パナソニック株式会社
入場料:無料
公式サイトURL:http://beyond2020.jp

■出展作家について
藤原聡志 (Satoshi Fujiwara)
1984年、兵庫県生まれ。2007年、大阪芸術大学芸術学部卒業。卒業後は東京でグラフィックデザイナーとして働くが、2012年拠点をベルリンに移し、写真家の活動を始める。2014年、Japan Photo Award 2014受賞。同年の「Wi(e)dersehen」をはじめ、2015年「IN VITRO GARDEN」「LEBENSMITTELpunktKUNST」などベルリンにてグループ展に多数参加。今年7月、ISSEY MIYAKE MENとコラボレーションし、銀座店での特別展示を開催した。今年初写真集『CODE UNKNOWN』(IMA Photobooks)を発売。

一之瀬ちひろ (Chihiro Ichinose)
1975年、東京都生まれ。国際基督教大学大学院アーツサイエンス研究科博士前期課程修了。作品を発表する傍ら、書籍、雑誌、広告の撮影に携わる。
2011年よりリトルブックレーベルPRELIBRIとしても活動。2014年JAPAN PHOTO AWARD受賞。2012年、個展「KITSILANO」(ニコンサロン銀座)を開催。2015年「STEP OUT! New Japanese Photographer」に参加。写真集に2006年『ON THE HORIZON』、2012年『KITSILANO』、2015年『STILL LIFE』。

石川和人 (Kazuto Ishikawa)
1983年、埼玉県生まれ。2008年、東京ビジュアルアーツ卒業。
2012年「The Emerging Photography Artist 2012」、2013年「Tokyo Photo 2013」、「Flower Power 2013」、2015年「STEP OUT! New Japanese Photographer」などの多数のグループ展に参加している。

長野佳嗣 (Yoshitsugu Nagano)
1988年、愛媛県生まれ。
2008年「ノア・ノア展」(愛媛県立美術館)、2010年「廣島から広島展」(広島県立美術館)、2013年「ART FAIR SAPPORO 2013」になどの展示に参加。2014年、個展「微光」(ギャラリーg/広島)を開催した。

仲田絵美 (Emi Nakata)
1988年、茨城県生まれ。2011年、写真ワークショップ 松本美枝子の「キワマリ荘の写真部」を修了し、2012年、第6回写真「1_WALL」審査員奨励賞受賞。2013年、第7回写真「1_WALL」グランプリを獲得し、グランプリ受賞者個展として「よすが」(ガーディアン・ガーデン)を開催した。そのほか展示に、2014年 「奇跡を待ちながら」(西根ナーレ2014)、2015年「仲田絵美×赤々舎『写真集ができるまで』展」(OSAKA PHOTO WEEKS)、「あわい」(OGU MAG)、「よすが」(新宿ニコンサロン)などがある。2015年、初の写真集『よすが』(赤々舎)を刊行。

山上新平 (Shimpei Yamagami)
1984年、神奈川県生まれ。2007年、東京ビジュアルアーツ卒業後、株式会社イイノ・メディアプロ入社。2010年より写真家として活動。


■過去に本企画に参加した作家の活躍について

過去2年の活動を振り返ると、本企画で紹介してきた写真家たちは、年々活躍の場を広げています。
水谷吉法(2013年・2014年参加)は、アートフォト業界で権威あるオランダの『Foam』誌が主催する「Talent Call 2014」に選出され、今後、海外での個展が予定されています。またKosuke(2013年・2014年参加)は、スイスのギャラリーへの所属が決まり、2014年世界最大の写真の祭典「PARIS PHOTO」に作品が出展されました。
横田大輔(2014年参加)は、2014年5月にアムステルダムのFoam写真美術館で個展を開催し、写真集『VERTIGO』は「Paris Photo-Aperture Foundation PhotoBook Awards」にノミネートされ、2015年のロンドンフォトで「John Kobal Residency Award」を受賞、2015年7月に開催されたアルル国際写真フェスティバルの「Another Language」展に参加するなど、現在海外で最も注目される写真家の一人となっています。そして、濱田祐史(2014年参加)は、2014年スイスのヴェヴェイで開催された写真フェスティバル「Images」に参加し、2015年はアムステルダムのfw:社より写真集『C/M/Y』を刊行するなど、いずれの作家も本展をきっかけに世界への大きな一歩を踏み出しました。


■若手写真家の活躍の場を創出する IMAメディアプロジェクトの活動

写真雑誌『IMA』を中心とするIMAメディアプロジェクトでは、グローバル化する写真界の潮流に合わせ、若手日本人写真家の国内外での活躍の場を創出することをミッションのひとつとしています。とりわけ才能の発掘と育成に力を入れており、毎年ポートフォリオレビュー「STEP OUT!」を開催。この「STEP OUT!」を通じて有望な人材を見い出しながら、今年もフレッシュな魅力に溢れた写真家たちを世界に羽ばたかせます。



株式会社アマナ 会社概要
代表者:代表取締役社長 進藤博信
所在地:東京都品川区東品川2-2-43
設立:1979年4月
資本金:10億9,714万円
証券コード:東証マザーズ2402
売上高:(連結)209億66百万円 ※2014年度12月期実績
従業員数:(単体)446名/(連結)1,064名 ※2015年4月1日現在
事業内容:ビジュアル・コミュニケーション事業
URL:http://amana.co.jp/

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