ダイアログアテンド(視覚障がい者)の豊かな感性×今治タオルがコラボした「DIALOG IN THE DARK TOWEL」開発

報道関係各位
プレスリリース
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　2008年6月10日
　　　　　　　特定非営利活動法人ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン

DID タオル１

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　　　　　　　　　　バリアバリューコラボレーション
　　　　ダイアログアテンド(視覚障がい者)の豊かな感性×今治タオル
「DIALOG IN THE DARK TOWEL(ダイアログ・イン・ザ・ダーク・タオル)」開発

　　　　～健常者にはない繊細な感性から生まれた、特別な肌触り～
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特定非営利活動法人ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン(所在地：
東京都中央区、理事長：金井 真介)は、田中産業株式会社(本社：愛媛県今治市、
代表取締役社長：田中 良史)とコラボレーションし、ダイアログアテンド役の
視覚障がい者の豊かな感性をベースにタオル本来の機能である「肌に触れた
時の吸水・吸湿」はもちろん、「肌に触れた時の肌触り・風合い」など、
使う人の感性に訴えかける品質を重視した「DIALOG IN THE DARK TOWEL
(ダイアログ・イン・ザ・ダーク・タオル)」を開発しましたので、お知らせ
いたします。

■詳しい資料
http://www.dialoginthedark.com/did-towel.pdf

7月16日(水)から伊勢丹新宿店で先行発売いたします。
また、以下の展示会にて商品を展示いたしますので、触っていただければ
幸いです。

展示会名： interior life style http://www.interior-lifestyle.com/
会期　　： 2008年6月11日(水)～13日(金)
会場　　： 東京ビックサイト　西ホール
　　　　　 GOLDPEARL-DIALOG IN THE DARK「西3-42」


～「バリアバリュー」という感性価値の発信
　　　　　　　　　　　　ユニバーサルデザイン総合研究所所長　赤池 学 ～

今治市のタオルメーカー田中産業と、ドイツに拠点を持つ
NPOダイアログ・イン・ザ・ダークが連携した、視覚障害者をメンターにした
タオルの共創開発。
その大いなる意義を、私は、「バリアバリューデザイン」という言葉で深く
讃えたいと思う。これまでの「バリアフリーデザイン」は、障害者が抱える
マイナスのハンデをゼロに近づけるものづくりを意味していた。しかし、
障害者にも、サニーサイドがあり、障害者だからこそ培われた、健常者には
ない能力や感性がある。
視覚障害者で言えば、優れた皮膚感覚や触覚がそれにあたる。その感性を
活かしたタオル開発の取り組みは、障害者の持つプラスの財をものづくりに
反映する、バリアバリューという新しい感性価値の発信であり、障害者を弱者
としてのみ捉える、これまでの福祉対応を指弾し、超克する、尊厳ある
ビジネスモデルの開拓なのである。
肢体障害者の悩みや感性を活かし、逆に操作性の高い機器を開発する。
知的障害者の小脳記憶を活かし、手の記憶で熟練度の高い工芸品を生み出す。
このようなバリアやハンディキャップをプラスの価値に転じるものづくりの
意義を、私たちは田中産業の実践から、深く感得すべきである。


【報道関係からのお問い合わせ先】

■特定非営利活動法人ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン
Dialog in the Dark Japan
TEL 　： 03-6202-9815
担当　： 金井
URL 　： http://www.dialoginthedark.com
e-mail： shin@dialoginthedark.com


■田中産業株式会社
Tanaka Industries Inc.
担当　： 田中
TEL 　： 0898-48-2225
FAX 　： 0898-47-2882
URL 　： http://www.goldpearl.co.jp
e-mail： info@goldpearl.co.jp