~嵐電開業115周年・北野線開通100周年~ 2025年11月3日、嵐電北野線が開通から100年を迎えます

    ●2025年5月15日に創立100周年を迎えた沿線の京都先端科学大学附属中学校高等学校と協業し 100周年記念事業を実施します。

    サービス
    2025年10月30日 10:00

     京福電気鉄道株式会社(京都市中京区、社長:大塚憲郎)の嵐山線(嵐電)のうち、北野線(北野白梅町~帷子ノ辻)が本年11月3日(月・祝)、営業開始から100年となります。
     嵐電は1910年3月25日に現在の四条大宮~嵐山間で営業を開始し、本年開業115周年を迎えました。その支線として誕生した北野線は1925年11月3日に北野(現在は廃止)~高雄口(現在の宇多野)間で営業を開始し、翌1926年3月10日に北野~帷子ノ辻間が全線開通しました。
     北野線開通100年の節目にあたり、ご利用のお客様、沿線・関係先の皆様に心より感謝を申し上げます。
     北野線では、営業開始から100年となる11月3日(月・祝)より、新型車両KYOTRAM(モボ1形1号車)に記念ヘッドマークを掲出します。
     合わせて、沿線の京都先端科学大学附属中学校高等学校が本年5月15日(木)に創立100周年を迎えたことから、同校との芸術をテーマとした100周年記念事業として、11月3日(月・祝)から帷子ノ辻駅ビル内で、北野線の歩みを写真やパネルで振り返る写真展を実施、また11月18日(火)から「『KUASアートコンペティション※』創立100周年企画展」の入賞作品を収めた映像を帷子ノ辻駅ビル商業施設「ランデンプラザ帷子」と北野白梅町駅で上映します。
     嵐電はこれからも安全・安心でお客様や地域の皆様に愛される鉄道を目指してまいります。
     ※生徒が主体的に作成したアート作品を発表する場を提供することにより、隠れた才能や無限の可能性を引き出すことを狙いとし、2020年から京都先端科学大学附属中学校高等学校で実施しているアートコンペティション。今年度は総数649名からの応募がありました。

    1.「北野線開通100年記念ヘッドマーク電車」の運行

    概   要:KYOTRAMが、北野線開通100年記念ロゴのヘッドマークを掲出して運行します。
    運行期間:2025年11月3日(月・祝)~2026年11月2日(月)(予定)
    ・上記期間中、通常ダイヤに組み込み運行します。車両点検のため運行しない日があります。
    運行区間:おもに北野線

    ヘッドマークデザインイメージ
    ヘッドマークデザインイメージ

    お客様や沿線の皆様との「えにし」を象徴する円形を基調に、北野線開通の1925年当時世界で流行していたアール・デコ様式の幾何学模様テイストを加え、過去から未来へ走り続ける北野線を表現しています。

    2.北野線開通100周年写真展

    期 間:2025年11月3日(月・祝)~2026年3月31日(火)(予定)
    場 所:帷子ノ辻駅ビル2階(駅改札前の階段を上った2階イベントスペース)
    内 容:北野線の昔の写真約50点や沿革のパネル展示

    3.「『KUASアートコンペティション』創立100周年企画展」入賞作品の上映・展示

    期 間: 2025年11月18日(火)~11月25日(火)
    会 場:①北野白梅町駅ホームのデジタルサイネージ(6時00分~24時00分)
        ②帷子ノ辻󠄀駅ビル商業施設「ランデンプラザ帷子」2階階段ホール(11時00分~18時00分)
        ③右京区役所 区民ロビー(サンサ右京1階/嵐電天神川駅下車すぐ)(8時30分~21時00分)
      ※③は最終日のみ8時30分~17時00分
    内 容:①②コンペティション受賞動画作品の上映
        ③コンペティション入賞作品および美術部による大型作品展示
    ◎上記2、3はともに入場・観覧無料です。

    (ご参考)

     京福電気鉄道株式会社は、鉄軌道・バスなどの運輸業、不動産業、レジャー・サービス業を京都地区・福井地区で展開しています。前身となる京都電燈株式会社から、同社の鉄軌道事業などを継承し、1942年に設立されました。
      嵐電北野線は、嵐山本線の支線として、京都電燈株式会社が敷設しました。1926年3月10日に全線が開通し、北野天満宮や京都の経済・産業の拠点の一つであった西陣地域と、観光地嵐山を電車でつなぎました。また開通直後から太秦など沿線に数多くの映画スタジオが進出し、日本の映画・映像文化の中心地としてもにぎわいました。宇多野・鳴滝間の桜並木は「嵐電桜のトンネル」として親しまれています。なお開業当初の東の起終点・北野駅は、京都市電今出川線の敷設に伴い1958年に廃止、新たに北野白梅町駅を設置し、現在の路線の姿になりました。
     北野線は沿線の皆様の生活インフラ路線として、また数多くの歴史的な社寺を結ぶ観光路線として、多くのお客様にご利用いただいています。
     公式ホームページ https://www.keifuku.co.jp/

     学校法人永守学園 京都先端科学大学附属中学校高等学校は、1925年京都市吉田に京都商業学校として設立。1928年に現在地へ移転後、1948年に京都商業学校に転換。その後、1990年に京都学園高等学校に変更。2000年には京都学園中学校を開講、2021年より学校法人永守学園 京都先端科学大学附属中学校高等学校へ校名変更し、2025年5月15日に創立100周年を迎えました。
     建学の精神は、「世界的な視野で、主体的に考え、行動する人物の育成」。中学3年次及び高校2年次に全生徒が海外留学もしくは海外研修を行い、真の国際人を育成します。
     公式ホームページ https://www.js.kuas.ac.jp/

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