TPPによる農産物の関税8割撤廃を逆手に ラオスで日本産高級...

TPPによる農産物の関税8割撤廃を逆手に  ラオスで日本産高級イチゴを12月に販売、1パック約3,700円でも完売  ~ 輸出成功を機にASEAN全域への輸出も想定 ~

赤坂綜合事務所(所在地:東京都港区、代表取締役会長:荻坂 昌之)は、当事務所のラオス法人であるLao JAPAN Marketing Sole Co.,ltdが国分株式会社と共同して、ラオスの首都ビエンチャンに位置する高級スーパー「Rimping Supermarket」にて、2015年12月12日に日本産高級イチゴ『博多あまおう(福岡県産)・とちおとめ(栃木県産)・さがほのか(佐賀県産)』の3種類を販売したことをお知らせいたします。
これは、TPPの大筋合意によって海外から輸入される農産物関税の8割が撤廃される日本において、逆に日本産農産物を経済発展が進むASEANに輸出することにより、日本の農家への一助になるとの考えのもと行ったものです。

オープン前 浴衣でイチゴをPR
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■ラオスでの日本産高級イチゴ販売の背景
イチゴは果物の中でも配送が最も難しく、高度なコールドチェーン網(冷凍冷蔵の配送)が必要です。現在、日本産イチゴの輸出先は中国、香港、台湾で90%を占めており、特に香港では、博多あまおうが2パックで3,072円(JETRO 2015年7月調査)と非常に高価格で販売されています。
一方ラオスは、ASEANの中でも経済発展の遅れた最貧国のひとつであり、コールドチェーン網の確立が遅れているため、日本からの輸出の難易度がASEANの中でも最も高い国です。
しかしながら、年7-8%の経済成長に伴い、急激に中間層、富裕層が増加しているラオスでは、高級な食品需要も高まっています。そういった背景から、経済発展が進むASEANへのイチゴの販売を考えた場合、最も難易度の高いラオスへの輸出が成功すれば、ASEAN全域への輸出も可能だと想定されます。

【年7-8%の経済成長を遂げるラオス】
ラオス首都ビエンチャンでは2015年に中国系資本・ラオス系資本のショッピングモールが相次いで2ヶ所オープンしましたが、低所得者層に品ぞろえを絞ったために開店休業状態となっていました。
3ヶ所目であるタイ系資本によるView Mallは中産階級、並びに富裕層にターゲットを絞りキーテナントとなる高級スーパー「Rimping Supermarket」を誘致し開店。初日・2日目とラオスの富裕層が押し寄せ大盛況となりました。


■販売の結果
2015年12月12日、ラオス初の高級スーパー「Rimping Supermarket」のオープンにあわせて販売を開始した日本産イチゴ3種は、来店した中間層、富裕層を中心に1パック250,000 KIP(日本円換算 3,700円)で販売され、2日間で初回入荷分は完売しました。
店頭には日本の浴衣を着た現地スタッフを配置し、日本産をアピール。イチゴの試食も実施し、「非常に甘くておいしい」と評判で1人2・3パックを購入する客の姿もありました。スーパー関係者が「ラオスにビックバンが起きた」と感想を漏らすほどの盛況ぶりでした。


ラオス初日本産高級イチゴの試食PR写真一覧 https://goo.gl/photos/2azQbhcJLwBRMMp48


■会社概要
<国分株式会社>
所在地 : 東京都中央区日本橋1-1-1
代表  : 代表取締役会長 兼 社長CEO 國分 勘兵衛
事業内容: 酒類・食品・関連消費財にわたる卸売業及び
      それらに関する資材の販売業、貿易業、貸室業
URL   : http://www.kokubu.co.jp

<赤坂綜合事務所/Lao JAPAN Marketing Sole Co.,ltd>
所在地 : (東京)  東京都港区赤坂7-5-34-314
      (ラオス) house No 64,Unit 03 Ban Saphanthong Nua,
           M Sisatthanak, vientiane Laos PDR
代表  : 代表取締役会長 荻坂 昌之
事業内容: ラオスで日本企業の商品の販売、マーケティングを行う
URL   : http://www.ogisaka.jp/

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