ジャパンユニックス、航空・宇宙産業の最新版はんだ付技術レポー...

ジャパンユニックス、航空・宇宙産業の最新版はんだ付技術レポートを公開  12月15日に日本語版無料ダウンロードの提供開始

~電子機器の塊がマイナス50℃の極限環境を飛ぶ~

株式会社ジャパンユニックス(本社:東京都港区、代表取締役社長:河野 正三)は、国内外における最先端のはんだ付技術、はんだ付ロボットや自動化の導入ノウハウを紹介する、“はんだ付技術の最前線レポート”を公開。本レポートの最新版「はんだ付技術の最前線 vol3: 航空・宇宙業界で求められる最高難度のはんだ付品質」日本語版を12月15日に無料リリースしました。

宇宙・航空産業で導入が進むレーザーはんだ付
宇宙・航空産業で導入が進むレーザーはんだ付

2015年、初飛行に成功した国産小型ジェット機は、国内のみならず海外からも大きな注目を集めました。昨今の航空・宇宙産業では、過去に類を見ないほど技術革新が進み、安全性や品質等の機能面に加え、乗客の居住性等、サービス面でも大きく進化しています。
高度1万メートル、気温マイナス50℃、気圧240hPaという極寒・超低気圧の極限環境で安全な航空を続けるためには、それを支える電子部品や実装、はんだ付技術が重要となります。国内外での豊富な導入経験を基に、最新の航空・宇宙技術を支えるはんだ付ノウハウを公開します。


<はんだ付技術の最前線 vol3: 航空・宇宙業界で求められる最高難度のはんだ付品質>
下記URLより、無料でダウンロードが可能です。
https://www.japanunix.com/industry/case_study.php


【背景】
ジャパンユニックスは、1974年の設立以来、はんだ付機器及びロボットの専業メーカーとして、国内外ではんだ付の自動化技術を提供しています。
グローバル化の進むエレクトロニクス市場にて、主要ユーザーは国内のみならず、世界各国の自動車・車載部品、スマートフォン・デジタル機器、航空機器、医療機器等、多種多様な製造産業へと拡大しました。その中でも、世界の航空技術をリードするアメリカでは、高い技術力と豊富な実績が認められ、ジャパンユニックスのはんだ付ロボットやレーザーはんだ付システムの導入が加速しています。そこで、ジャパンユニックスでは、欧米市場における宇宙・航空業界での豊富な導入実績から独自調査を実施し、同市場におけるはんだ付技術レポートの提供を開始いたしました。
また、2015年より製造業の国際標準規格である、IPC(エレクトロニクスをつなぐ協会)と総合代理店契約を締結しました。IPCでは、通常のエレクトロニクス製品に向けた標準化に加え、航空・宇宙産業が求める最高難度の品質要求に応えるべく、同産業に特化した標準化を行っています。


【地球上で最も厳しい環境下で使用される電子機器】
高度1万メートル超の世界は、気温マイナス50℃、気圧240hPaという極寒・超低気圧の極限環境。さらには、時速100キロ以上の強風が吹き荒れ、時には、時速300キロも超えるジェット気流もあるといいます。航空・宇宙機は潜水艦と並んで、地球上で最も厳しい環境下で使用される精密機械です。当然のごとく、その設計は非常に特殊で、そこに搭載される部品やその製造技術は、世界でも最も厳しい安全・品質要求が求められます。

現在、家電やデジタル機器等では鉛フリーが当たり前ですが、航空機業界では信頼性の面から鉛入りはんだの使用が認められてきました。それが2018年には禁止になるため、欧米の航空機業界では対応に迫られています。一方、日本では家電や車載メーカーの多くが、RoHS(特定有害物質使用制限)公布の段階から鉛フリー化を推進し、鉛フリーに移行が完了しています。
ジャパンユニックスは、主要顧客である各産業のトップメーカーと共に鉛フリーのロボットはんだ付の知見を蓄積してきました。特に当社の主要取引先である自動車や産業機器でのはんだ付は、航空・宇宙機器に次ぐ厳しい環境下で使用される製品であり、それらのノウハウは数多く航空・宇宙産業に応用されています。


【国際標準規格IPCと航空・宇宙産業】
グローバルな製造業のための業界団体IPCは、1957年に発足。特に電子機器業界、プリント基板設計・製造業者、電子機器製造企業の発展と安定に貢献し、IPC標準規格が数多くのグローバルメーカーに採用されています。また、ANSI(米国規格協会)に標準開発組織として認定されており、エレクトロニクス産業において最も広く使用されている国際標準規格です。

IPC標準規格は、多種多様な産業・企業から集まったボランティアメンバーによるタスクグループで決定され、特定の市場や国に偏らない公正な標準化を目指しています。特に航空・宇宙産業は、そこで求められる品質の高さや要求事項が他業界とは異なる場合が多いため、通常のエレクトロニクス産業向けに加え、航空・宇宙産業向けに特化した標準化を行っています。Airbus/BAE Systems/Boeing/GE Aviation/NASA/UTC Aerospace Systems等世界を代表する、航空・宇宙関連メーカーが集結し、特殊要求事項の標準化を制定しています。


■IPC及びIPC標準規格に関する詳細
URL: https://www.japanunix.com/ipc/


■はんだ付技術の最前線レポート
価格  : 無料
入手方法: ホームページからダウンロード
URL   : https://www.japanunix.com/industry/case_study.php


■会社概要
商号  : 株式会社ジャパンユニックス
代表者 : 代表取締役社長 河野 正三
所在地 : 〒107-0052 東京都港区赤坂2-21-25
設立  : 1974年4月
事業内容: はんだ付周辺機器、自動機、ロボット、
      その他精密機器の設計開発、製造、販売
資本金 : 3,000万円
URL   : https://www.japanunix.com/


■IPC米国本部
商号 : IPC
代表者: John W. Mitchell(CEO&President)
本部 : イリノイ州シカゴ, 米国
設立 : 1957年
URL  : http://www.ipc.org/


【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】
株式会社ジャパンユニックス 営業部
Tel:03-3588-0551

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