新刊『もう、口臭で悩まない!』12月10日発売~誰も書かなか...

新刊『もう、口臭で悩まない!』12月10日発売 ~誰も書かなかった口臭症のすべて~

15年以上にも及ぶ研究・治療から「ほんだ式口臭治療」を開発し、国内外に400もの提携クリニックを持つ、医療法人ほんだ歯科 理事長・本田 俊一は『もう、口臭で悩まない 誰も書かなかった口臭症治療のすべて』を株式会社アーク出版より2015年12月10日(木)に刊行しました。

書籍写真
書籍写真

歯科医として開業し、ほどなく、ある患者さんから「先生、僕って、口臭ひどくないですか?」と訊ねられたことをきっかけに、口臭に悩む人が驚くほど多い事実に直面し、以来、口臭について病的に悩む口臭症という病の研究に取り組み、検査方法、診察、治療法を樹立した著者の渾身の一冊です。「口臭とは何か、口臭症とはどういうものか」を軸に、口臭の原因から、最新の治療法・医療情報、そして誰にでもできる予防法まで、わかりやすい具体例と、多くの写真・図版を交えて執筆しています。

詳細: http://www.honda.or.jp/books/images/order%20sheet_15119.pdf


■出版の背景
≪「口臭が気になる」から「口臭に悩む」になったら要注意≫
たしかに「口臭予防」は人と接する時のエチケットの一つですが、口臭を気にするあまり、無口になりがちで他人と話ができないどころか、人とのコミュニケーションに消極的になり、時には社会生活を営むうえで支障となることさえあります。口臭症は思春期に発症することも多く、輝ける青春期を満喫できないことにもなりかねません。
口臭症に陥る人の特徴のひとつが真面目さです。自分の口臭で周囲に迷惑をかけていないかという不安から、つまり、相手を思うゆえに発症してしまうのです。そうした不安を解消し、幸せな人生を歩んでいただくことも、口臭症治療の大きな目的です。
一方、実際に口臭がする場合は、それが「警告」である可能性も少なくありません。要するに身体の不調や何らかの病気の前兆を知らせているということです。実際に口臭のある人には検査を行ない、適切な治療を施し、無臭の息となるようにします。いってみれば「無臭の息は健康の証」ということです。

程度の差はあるものの、日本人の9割の人は、口臭を気にしています。つまり、誰にでも口臭症に陥るリスクがあるということです。
たとえば、次のチェックリストで試してみてください。

□ 会話中に相手がふと口に手をもっていったりすると気になる
□ 昔、「口臭がある」「口が臭い」と言われた経験がある
□ 人込みは何となく避けてしまう
□ 自分自身がどう思われているかが気になることがある
□ 整理整頓が好きで、少しでも散らかっていると気になる
□ 自分自身は几帳面で、どちらかというと真面目だと思う
□ 他人の口臭や体臭には神経質だし迷惑だと思う
□ 通りすがりに、ちらっと見られている気がすることがある
□ 人との会話が苦手なほうである
□ 他人に迷惑をかけたくないたちである
□ 責任感は強いので与えられた仕事は完璧にこなす
□ 苦手な人が相手でも、適当にうまく話を合わせようとする
□ 自宅に帰ると、いつも一気に疲れが出る。一人の時間が好き
□ おしゃれできれい好き、潔癖症である
□ エレベーターで人がいっぱいなら乗らないで次を待つ
□ マスクをしていると、何となく落ち着く気がする
□ ニンニクやネギなど、臭いものは極力避ける
□ 口臭用のスプレーやミント、ガムは常に持ち歩いている
□ 新聞や雑誌で口臭に関するコマーシャル記事が載っていると、ついつい見てしまう
□ ネットで「口臭」を検索したことがある

いかがですか。チェックした数が4以下なら口臭症のリスクは少ないでしょう。5~9なら口臭症になる可能性があり、10~14ならふとしたきっかけで口臭症に陥る危険性が高く、15以上なら、口臭症の疑いがあります。


■書籍内容抜粋その1:口臭とはいったい何か
≪人間だけに起こる口臭≫
ここでは科学的な見地から「口臭とはいったい何か」を解き明かしていきましょう。
日本口臭学会では、口臭を「口臭とは、本人あるいは第三者が不快と感じる呼気の総称である」と学術的に定義しています。「口臭」とは「口の臭(にお)い」と書きますが、実際には口のにおいだけでなく、会話の時に吐き出されてくる「吐く息=呼気」に悪臭があるということです。
この新しい定義は非常に画期的で、従来は通常会話で第三者が不快感を覚えるいわゆる病的口臭についてのみが研究対象であったり、治療対象としていたのに対して、新しい定義では、たとえ会話によって相手にわからなくても、自分自身が感じたり、自分は感じないがしばしば他人から指摘されるような、健康なのに誰にでも発生する生理的口臭についても研究や治療の対象としようとする新しい概念として定義されたのです。


■書籍内容抜粋その2:患者さんが最も知りたいこと
≪口臭症患者が最も知りたいことは何か≫
そもそも、患者さんが最も知りたいこととは何でしょうか?
それは「人がどのように感じているか」です。したがって患者さんの不安の軽減のためには自分たちの鼻で直接嗅ぐことで判定することが非常に大切です。
ほんだ式口臭外来では、会話状態で患者さんの口臭がどこまで届くかをチェックします。(略)この検査によって、会話の時に、どの距離まで臭気が到達し、到達した時点での臭気の強さとにおいの種類を分析して患者さんに伝えます。(略)その結果を見れば、過剰な不安を起こさなくなるのです。


■書籍概要
本田 俊一著『もう、口臭で悩まない!』
発行  :株式会社アーク出版
定価  :本体1,300円+税別
判型  :四六判・並製
ページ数:218ページ
ISBN  :978-4-86059-158-8
販売先 :Amazon.co.jpおよび全国書店

Amazon.co.jp
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%82%E3%81%86%E3%80%81%E5%8F%A3%E8%87%AD%E3%81%A7%E6%82%A9%E3%81%BE%E3%81%AA%E3%81%84-%E6%9C%AC%E7%94%B0-%E4%BF%8A%E4%B8%80/dp/4860591585/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1449624767&sr=8-1&keywords=%E3%82%82%E3%81%86%E3%80%81%E5%8F%A3%E8%87%AD%E3%81%A7%E6%82%A9%E3%81%BE%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%81

◎口臭で悩む人も医療関係者も必読!口臭症の診断・治療法のすべてがわかる!
口臭が発生する原因から、最新の診断・治療技術、そして自分自身で口臭を予防するノウハウまで、多くの写真・図版を掲載し、ていねいに解説した一冊。自分自身が口臭症でないかを診断するセルフチェックや、最寄りの口臭専門外来を調べる手だてまで、いたれりつくせりの内容。巻末には、歯科医がよく訊かれる患者さんからの「Q&A」も収録。


■著者プロフィール
本田 俊一(ほんだ しゅんいち)
http://www.honda.or.jp
日本における口臭・口臭症治療の第一人者。医療法人ほんだ歯科理事長、日本口臭学会常任理事・指導医。
1980年、山口大学農学部獣医学科を卒業後、8年にわたり、厚生省(現・厚生労働省)の検疫業務に携わる。輸入感染症の検疫業務の傍ら、大阪大学微生物 病学研究所において、腸管感染症の基礎研究をおこなっていた。当時の研究成果は、世界的にも評価の高い世界五大医学雑誌の一つであるイギリスの医学雑誌「ランセット」に2報掲載された。
1988年、厚生省を退官、翌1989年に大阪大学歯学部に学士編入し、1993年同学部を卒業。卒業後は、歯科医院に勤務し、1995年ほんだ歯科を開業。予防中心の歯科医療の展開を開始する。1997年には医療法人ほんだ歯科に変更。歯科医師として臨床に携わりながら、口臭について悩む患者の多さを目の当たりにし、口臭や、「口臭症」と呼ばれる口臭に悩む人たちの研究を始める。
2000年には、これまでなかった口臭のデオドラント技術および口臭症治療に関する治療プロトコルである「ほんだ式口臭治療」を確立。一般にも治療方法を広く発信、評価を得ると同時に、治療方法を学びたいと希望する日本および海外の歯科医師やスタッフに対しても治療法を全面的に公開、治療の傍ら「ほんだ式 口臭治療」の専門医や専門スタッフの育成に努め、ほんだ歯科口臭外来提携制度(現・Excellent Breath Alliance Clinics制度)を設立、その会員は、日本のみならず海外も含めて400名を超える。
また、2014年からは、日本口臭学会常任理事・指導医を務め、口臭関連の研究発表・講演・テレビ雑誌でのメディアにおける啓蒙活動にも力を入れている。

『長生きする人は唾液が多い』(フォレスト出版)、『口臭治療の実践』(日本歯科新聞社)、『チェアーサイドの口臭治療ガイドブック』(デンタルダイヤモンド)、『歯科口臭治療のクリニカル・アプローチ』(日本歯科新聞社)、『キレイな息の作り方』(明日香出版)他、著書多数。

「生活ほっとモーニング」(NHK)、「ホンマでっか!?TV」「わかるTV」(ともにフジテレビ)、「情報ライブ ミヤネ屋」「朝生ワイド す・またん」(ともに読売テレビ)、「スッキリ!!」(日本テレビ)、「日本人の3割しか知らないこと」「中居正広のミになる図書館」(ともにテレビ朝日)、『読売新聞』、『週刊朝日』(朝日新聞出版)、『GISELe』(主婦の友社)、『CREA』(文藝春秋)、『MORE』(集英社)、『女性自身』(光文社)、『女性セブン』(小学館)、『ゆほびか』(マキノ出版)他、メディア出演多数。

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