短編映画『悲しい音に触れる』

    短編映画『悲しい音に触れる』

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    2026年9月30日 10:00

    PRESS RELEASE 報道関係者各位

    2026年9月30日

    TOKYO青春映画祭2026 ノミネート・上映決定!!

    少女時代のひりつく失恋と、届かない片想いを描く。 中学生シンガーソングライター・Kanadéによる主題歌MVも10月公開へ

    短編映画『悲しい音に触れる』場面写真

    短編映画『悲しい音に触れる』(監督・脚本・編集:鈴木 冴)が、「TOKYO青春映画祭2026」青春コンペティション部門(短編)のノミネート作品に選出され、映画祭で上映されることが決定しました。
    恋を失った痛みに囚われる少女と、彼女の隣で想いを言葉にしない少年。13分の短編の中に、思春期の繊細さ、無意識の残酷さ、そして夏の記憶が静かに刻まれます。

    HIGHLIGHT

    蒼戸虹子の鮮烈な存在感を、鈴木冴の演出がすくい上げる

    失恋の痛みに立ち止まりながら、それでも相手の「音」に心を奪われてしまう莉里。蒼戸虹子は、強がりと脆さ、自分の痛みに夢中になるあまり他者の想いに気づけない無邪気な残酷さを、一つの表情の中に同居させます。

    鈴木冴監督は、その揺れを説明的な台詞に頼らず、視線、沈黙、音、そして二人の距離で描写。俳優の持つ生々しい瞬間を逃さず、少女時代にしかないひりつく感情を、観客自身の記憶に触れるような映画へと立ち上げています。

    蒼戸虹子 2009年生まれ、ハワイ出身。RADWIMPS「正解」MV、CX「サバ缶、宇宙へ行く」、映画『白の花実』『脛擦りの森』などに出演し、いま、注目を集める若手女優。

    DIRECTOR

    「言葉になる前の感情」を捉える、鈴木冴のまなざし

    本作の監督は、言葉にされる前の感情や、人と人とのあいだに生まれるわずかな温度差を、俳優の表情と沈黙、空間に残る音からすくい上げる鈴木冴。失恋に傷つく少女が、そのすぐ隣にある片想いには気づかない――そんな残酷ですれ違う感情を、説明しすぎることなく、観客の身体に残る感覚として映し出します。蒼戸虹子の透明感と危うさを、ただ瑞々しいだけの青春像に閉じ込めず、「誰かを傷つけるほど自分の感情に正直な少女」として見つめる演出にも、鈴木監督の作家性が鮮やかに表れています。

    PROFILE
    鈴木 冴

    台湾生まれ、東京育ち。東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻監督領域修了。修了制作『神様のいるところ』が第24回釜山国際映画祭ニューカレント部門に正式出品され、JAPAN CUTS 2020 Next Generation部門でも上映。同作の劇場公開時には万田邦敏、諏訪敦彦、黒沢清、塩田明彦ら映画監督から応援コメントが寄せられた。『人知れず』は第17回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門に入選。

    STORY

    失った恋の「音」と、気づかないままの想い

    高校生の莉里は、親友だった沙織から、長田先輩と付き合うことになったと告げられる。突然の失恋に傷つき、夏の部活にも顔を出せずにいる彼女のもとへ、友人の牧がやってくる。半ば強引に夏祭りへ連れ出す道すがら、莉里は、長田先輩のギターや声が「振動」のように胸を刺し、頭では最低な相手だとわかっていても心が追いつかないと打ち明ける。恋をしたことがないと思っていた牧が「あるよ」と答えても、その視線の先にいる自分には気づかない。失った恋に囚われる少女と、言葉にせず隣に立ち続ける少年。夏の一日、すれ違う二つの想いが静かに触れ合っていく。

    莉里と牧。友人の距離を崩さず、夏祭りへ向かう二人。

    SCREENING
    上映情報

    TOKYO青春映画祭2026 青春コンペティション部門(短編)
    2026年10月4日(日) Dブロック 開場 10:15 / 開演 10:30
    会場:原宿ベルエポックホール 東京都渋谷区千駄ケ谷3-57-6

    MUSIC VIDEO

    映画の余韻を、今度は「歌」で。 主題歌・Kanadéによるミュージックビデオを10月公開予定

    『悲しい音に触れる』の世界を、スクリーンの外へ。
    今回公開されるミュージックビデオは、短編映画のシーンをつなぎながら、主題歌をフルで聴くことのできる一作です。
    誰かを好きだった時間、言えなかった気持ち、気づかなかった想い。ほろ苦い青春の後味を、Kanadéの歌声、歌詞、そして映画の映像から存分に感じられる作品となっています。

    KANADÉ

    中学生シンガーソングライター・Kanadé

    本作の主題歌を歌うKanadéは、中学生のシンガーソングライター。現在も自身のYouTubeやInstagram、TikTokを通じて積極的に発信を続けています。ミュージックビデオは10月、KanadéのSNSから発信予定。映画祭で作品に出会う方も、これから作品を知る方も、ぜひSNSをフォローして公開をお待ちください。

    作品情報

    作品:『悲しい音に触れる』(13分/日本/2025年)
    監督・脚本・編集:鈴木 冴
    出演:蒼戸 虹子、星野 翼、高橋 真彩
    撮影:小海 祈
    録音:本田 惇之助
    整音:中吉 咲予
    ヘアメイク:片山 智恵子
    音楽・主題歌:Kanadé
    プロデューサー:西川 朝子

    本件に関するお問い合わせ:プロデューサー 西川 朝子 asakon@gmail.com

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