インド細密画(ミニアチュール)展　吉祥寺の福永宝飾店にて 10月30日(金)～11月9日(月)に開催！

吉祥寺のジュエリーアトリエショップ、福永宝飾店(所在地：東京都武蔵野市、代表：福永 ゆうき)は、2015年10月30日(金)～2015年11月9日(月)の期間、「インサーフ・アリのインド細密画展」と題しまして、日本におけるインド細密画の第一人者インサーフ・アリ氏の作品展示販売会を開催いたします。

インド細密画の細部

イベントサイト： http://www.picogramdesign.com/miniature
福永宝飾店公式サイト： http://www.picogramdesign.com


◆「インサーフ・アリのインド細密画展」について
インサーフ・アリ氏は幼少の頃よりインド細密画を修行し、現在は日本で宝石商のかたわら絵筆を握っている異色の画家です。
「ジュエリーショップでインド細密画？」と、不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、インド細密画の絵の具の原料には、ルビーやサファイアなどの鉱物の粉末が使用されております。その色彩の豊かさや鮮やかさなどは、まさに「描かれた宝石」と呼ばれるにふさわしいものとなっています。
今回の展示では、当店のジュエリーと、まだ一般にはあまり知られていないインド細密画の精緻な世界を、存分に堪能していただければと考えております。


◆開催概要
開催場所：吉祥寺　福永宝飾店
所在地　：〒180-0003　東京都武蔵野市吉祥寺南町2-29-5　朱合院002号
アクセス：JR・京王井の頭線「吉祥寺駅」公園口出口より徒歩7分
　　　　　京王井の頭線「井の頭公園駅」より徒歩7分
会期　　：2015年10月30日(金)～11月9日(月)　※会期中は休まず営業
営業時間：11:00～19:00　※最終日は16時まで
入場料　：無料


◆インド細密画とは
インド細密画は15世紀から19世紀を最盛期として、インド各地で描かれました。インドの細密画は、ヒンドゥー文化圏で描かれた「ラージプト絵画」や、イスラム文化圏で描かれた「ムガール絵画」など、文化や描かれた土地によって画法やモチーフなどが異なり、様々な特徴があります。
今回ご紹介するインサーフ氏は、ムガール絵画の流れを汲む作風で、主に花鳥風月、宮廷の生活、神話のワンシーンなどを描かれることが多く、非常に写実的で繊細、かつ色彩感覚に富んでいます。


◆みどころ
インド細密画の特徴は様々ありますが、注目すべきはなんといってもその精緻さです。リスの尻尾から作る極細の絵筆を使って、小さなものは数センチ四方、大きくてもA4サイズ程度のキャンバスに緻密に描かれます。
また、キャンバスも紙だけにとどまらず、象牙(現在では入手不可)や大理石、革なども用いられます。使用される絵の具は主に鉱物(宝石)を粉砕して作者自らが作り、赤であればルビーやガーネットから、緑はエメラルド、青はサファイア…といった具合に、自然の中から多種多様な色を生み出すのです。
また、アメリカを基調とする福永宝飾店のノスタルジックな空間そのものも、ぜひ楽しんでいただけたらと考えております。


◆インド細密画の楽しみ方
インド細密画はロマンチックな神話のワンシーンや、縁起が良いとされる動物など、実際に飾られることを考えて描かれていることがほとんどです。インドの神々に興味がある方はもちろんですが、女性の優美な表情や、動物たちの愛嬌のある佇まいなどにも注目していただき、自分だけの一枚をぜひ見つけていただきたいと思います。サイズもかなり小さいものが多いので、手軽に様々な場所で絵を楽しむことが出来るのもポイントです。


◆インサーフ・アリ氏について
東京都在住。妻は日本人で、子供は一男一女。
＜経歴＞
・幼少時よりインド細密画の勉強を始める。
・1992年　インド・ジャイプールに「Ali Art Gallery」を開設。
・2001年　来日。日本での個展開催に向けて活動を開始。
・2003年　神奈川・大阪・京都にて個展開催。
・2004年　銀座にて個展開催。
　以降、毎年数回のペースで精力的に個展を開催。


◆福永宝飾店について
福永宝飾店は2012年6月に吉祥寺でオープンした、アトリエ併設のジュエリーショップです。人気エリアのひしめき合う吉祥寺の中でも、比較的静かな末広通りの外れにお店はあります。1930年代のアメリカをモチーフにした、ノスタルジックでどこか懐かしい空間の中、ブライダルリングから普段使いのジュエリーまで、落ち着いてお選びいただくことが出来ます。


◆イベント、福永宝飾店について
イベントサイト： http://www.picogramdesign.com/miniature
福永宝飾店公式サイト： http://www.picogramdesign.com