【名城大学】経営学部橋場ゼミが平岩鉄工所との協業成果報告会を実施

本年度社会連携センターが行う産学連携事業として、地元の老舗メーカー、株式会社平岩鉄工所(本社愛知県碧南市)と経営学部の橋場俊展教授ゼミナール生28人(2、3年生)が取り組む協業プロジェクトの成果報告会が7月14日、天白キャンパス共通講義棟北で開催されました。
課題はHP動画デザインの更新と採用イベント向けノベルティ企画
本事業では「企業HPトップ動画のデザイン更新」と「採用イベント向けノベルティ企画」の2つの課題が提示されました。
4月に平岩鉄工所よりこの課題を受け取ったゼミ生は4チームに分かれてワークに取り組み、2つの課題を併せ25分間の提案プレゼンテーションを制作。中間報告として6月2日にHP更新案、7月1日にノベルティ案を発表し、平岩鉄工所の担当者とのオンラインのやり取りで方向性が確認されました。
当日は同担当者6名(ほかオンライン3名)の参加を得て、各チームが改善を加えた成果を発表しました。
開会式では社会連携センター長の田中武憲経営学部教授が挨拶し、「企業の現状から、AIに代替できないスキルを身に付ける必要がある」と学生を鼓舞しました。


各チームが学生目線で分析したHP動画と就活生のニーズを考慮したノベルティを提案
各チーム名と提案したHP動画デザイン(Ⅰ)、ノベルティ企画(Ⅱ)の概要は次のとおりです。
「ノンアンコール」
Ⅰ.「『変わる』を楽しみ、『挑む』を恐れない」をキャッチコピーとし、過去から現在への映像でメッセージ性を際立たせる。企業向け、顧客・就活生向けとタグを使い分け、インスタマークを常時表示。Ⅱ.「ペットボトルホルダー」は企業特性を生かし、鉄とアルミ素材を使用したアクセサリー感覚の品。
「きゅるりんず」
Ⅰ.「Winning More Heart(より多くの人の心をつかむ)」の実現をコンセプトに「選ばれる企業」としてストーリー性のある動画と閲覧者別の導線で企業の魅力や訴求力を表現。Ⅱ.「ポータブルリントクリーナー」をインスタグラムのショート動画で紹介して「ガラポン抽選」へ誘い、企業の認知効果を高める。
「もちゅもちゅ」
Ⅰ.「220年の歴史と共に続ける挑戦」をキャッチコピーとし、人に焦点を当て、企業イメージが伝わる切り替えテンポのよい動画で顧客・取引先に実績と伝統の安心感を伝える。Ⅱ.「スマホスタンド」「エコバッグ」「スマホクリーナー」の長期的ブランディングを狙う品を就活生に刺さるガチャガチャ形式で配布。
「ちゃっぴんぴん」
Ⅰ.「平岩鉄工所について、もっと知りたい!」をコンセプトに、テンポよい動画で企業の歴史、製品の技術力や挑戦への姿勢を強調し、お問い合わせ導線を部門ごとに充実。Ⅱ.「ボールペン×スマホスタンド」は長期間利用でき費用対効果が高く、「便利を実現する企業」として意外性、柔軟性を表現。SNS拡散を狙う。




「発想がすばらしく、すべてのチームの提案レベルが高い」 との評価
審査は平岩鉄工所の6名が7つの評価項目ごとに5点満点で採点し、総合得点を算出。評価項目としては「論理的思考」「要望の実現度」「資料の構成」「発表のわかりやすさ」「中間報告での指摘後の考慮」などが設定され、これらの観点から各チームともキャッチコピー、制作動画の意図や工夫、あるいは優れた企業の分析やそこからヒントを得た改善案策定などが高く評価されました。担当者からは「動画の見せ方に衝撃を受けた」「社会人は協調性やチームワークが大切。このプロセスでチーム力を高めた経験を今後に生かして」などのフィードバックがありました。
全体講評で専務取締役の平岩敏明氏はゼミ生に、「すべてのチームの発表はレベルが高く、問題発見力や解決力が優れていた。仕事では問題発見や解決のクオリティを上げることが大切で、発想の柔軟性が問われる。すばらしい発想力や感性をさらに磨きチャレンジしてほしい」と評価と期待を伝えました。
最優秀チームには「ちゃっぴんぴん」が選定され、平岩氏から代表者に賞品が授与されるとともに、ゼミ生全員に記念品のお菓子が振る舞われ、これまでの努力が労われました。





















