クリニックの扉を開けると、そこにはロボットが動き回り、医療スタッフの一員として働いている。そんな光景が、これからの「用賀きくち内科 肝臓・内視鏡クリニック」の日常になります。
「ロボットが導入されると、医療が冷たく事務的なものになるのではないか?」 そう心配される方もいるかもしれません。しかし、私が描く未来はその真逆です。ロボットを活用する最大の目的は、私たち人間にしかできない「温かいケア」の時間を最大化することにあります。
事務作業をロボットへ、心を患者さんへ
これまでのクリニックでは、受付スタッフや看護師が膨大な事務作業や定型的な案内に追われ、患者さんとゆっくり目を合わせる時間が削られてしまうという課題がありました。
・予約の確認や再診の受付
・検査の説明、リカバリー室への案内
・診察前の問診
こうした「定型的な業務」をロボットが担うことで、スタッフの手に「時間のゆとり」と「心のゆとり」が戻ってきます。
その生まれた時間で、私たちは患者さんの何気ない体調の変化に気づき、診察室に入る前の不安な気持ちにそっと寄り添うことができる。ロボットが効率化を進めるほど、クリニック全体に流れる空気はより人間味にあふれたものになっていくのです。
「ロボットだから話せる」という新しい対話のカタチ
特にアルコール使用障害(Alcohol Use Disorder:AUD)の診療において、ロボットは意外な才能を発揮します。 第2回でも触れた通り、人間を相手にすると「飲みすぎを叱られるのではないか」と身構えてしまう方でも、相手がロボットであれば、不思議とありのままの飲酒量を話しやすくなるのではと考えています。
引用:第2回URL
ロボットが先入観なく患者さんの「現在地」を聴き取り、そのバトンを私たち医師や看護師が受け取る。このテクノロジーとのリレーによって、よりストレスのない診療につなげられます。
テクノロジーを、優しさに変える挑戦
私たちが目指すのは、テクノロジーによって事務的なノイズを削ぎ落とし、純粋に患者さんの心と身体に向き合える環境です。ロボットが働く裏側で、医師やスタッフは患者さんの人生にどう寄り添えるか、より深く思考を巡らせることができるようになります。
未来のクリニックは、決して無機質な場所ではありません。むしろ、最新鋭のロボットが動き回るその傍らで、これまで以上に深い「共感」と「対話」が行われる場所であるべきです。
*USEN-ALMEX社が展開するクリニック向け案内ロボット 「ATOI(アトイ)」を導入
「効率化」は目的ではなく、あくまで「優しさ」を届けるための手段。 ロボットがいるからこそ、今まで以上に一人ひとりと深く向き合える。そんな新しいクリニックのカタチを、ここ用賀の地から発信してまいります。
用賀きくち内科 肝臓・内視鏡クリニック
HP:https://www.youga-naika.com/
住所:〒158-0097
東京都世田谷区用賀4-19-5




















