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    命が危ない!愛犬の血圧管理していますか?

    愛犬の健康管理を意識している飼い主さんはたくさんいると思います。その中でも、年に1回動物病院で健康診断を受ける人は増加傾向です。
    中でも、健康の指標になりやすいのが高血圧ですよね。でも、犬の血圧について知らないことが多いと思いますので、今回は血圧をテーマに解説していきます。

    1、犬の血圧の正常値って分かりますか?

    犬の血圧の正常値は?

    上の血圧(最高血圧)が70~150mmHg未満と言われています。
    人よりも少しだけ正常範囲が広いのが分かりますね。
    最近は犬用の血圧計も売っているので、毎日測定してみるのもいいですよ。

    どこからが高血圧なのか?

    一般的には、最高血圧160~179mmHgが持続している場合を高血圧と言います。
    ただし、犬の年齢や犬種によっては最高血圧が150mmHgを超えた時点で治療が必要な場合もあるのです。
    高血圧が分かった時には、降圧剤を投与する治療が必要になります。

    高血圧は何がいけないの?

    高血圧の時、犬の血管は大きな負担がかかっていると思ってください。負担をかけられ続けた血管は、いずれ破裂する場合があれば、血管の負担を軽減するために心臓が大きくなりすぎてしまうことがあります。
    しかもこの高血圧になっている時には、すでに他の病気になっている可能性が多いのです。さらに高血圧は無症状のことも多く、いつの間にかなってしまっていると言う事が起こります。
    重度の高血圧になると、心臓病・失明・脳梗塞など多くの病気になる可能性が高いのです。

    犬の低血圧とは?

    低血圧は、収縮期血圧80mmHg以下が持続した状態を指します。
    人の場合は、低血圧が格別気にすることはありません。しかし犬の場合は重篤な病気を患っていることが多く、原因を把握するために検査する必要があります。

    2、犬の血圧に異常があるときに考えられる病気とは?

    腎臓病

    腎臓の病気は、急性と慢性腎不全があります。そんな腎臓病を患っている犬の半数以上が高血圧を持っています。そのため犬の血圧以上があると医師はまず腎臓病を疑うのです。
    急性腎不全になると、嘔吐や、尿が出ないなどの症状を呈します。そのためすぐに病院で処置を受ける必要があり、軽度であれば入院することなく帰ることが出来ます。
    厄介なのは、慢性腎不全です。こちらは気付くのが難しいと言われており、徐々に死へと近づいていく経過をたどります。
    症状としては、体重減少、毛に艶がなくなる、水を欲しがる、尿色が薄い、動きが緩慢になるなどです。
    しかも、腎臓病は一度進行すると回復することが難しく、重症化しやすいため気付いた時には命を落とすことも珍しくありません。
    そんな腎臓病は高血圧を予防することで防ぐことが出来ます。ぜひ愛犬の血圧を気にしてあげてください。

    心臓病

    低血圧の犬が最も疑われるのが低血圧です。心臓病は多くの病気が該当しますが、中でも僧帽弁閉鎖不全症を発症することが多いと言われています。
    心臓は、犬の全身に血を送る大切な器官です。そして生命維持の主要なパーツなのでここが病気になると一気に弱ってしまいます。
    僧帽弁閉鎖不全症の時点では血圧以外の症状は認めないことが多いですが、重症化してくると心不全という病気になります。心不全は愛犬の肺に水が溜まって呼吸困難を引き起こします。そして最悪の場合死んでしまうのです。
    この心不全は10歳を超えた犬の30%が罹患するとも言われており、他人ごとではないのです。

    クッシング症候群

    高血圧の場合、腎臓病の次に疑われるのがこの病気です。この病気は免疫力を低下させ、病気にかかりやすい体にされてしまいます。
    早期に治療をすれば治ることも多い病気ですが、健康管理をしていないと発見が遅れて気が付いた時には手の施しようがない時もあるので注意が必要です。

    まとめ

    犬の高血圧や低血圧はどちらも死のリスクがある危険なものです。
    今回紹介した病気は血圧が原因で起こる代表的なものばかりを紹介しています。これら以外にも重篤な病気になるリスクがあるので、やはり健康管理として血圧測定を習慣にして損はないでしょう。

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