地方創生、伊豆での地元企業ビジネスマッチング 第5回『IZU...

地方創生、伊豆での地元企業ビジネスマッチング  第5回『IZU食彩トレイドフェア 2015』9月11・12日開催  ~ 8市町の商工会が参加、震災被害を被った観光地を支援 ~

IZU食彩トレイドフェア実行委員会(函南町・伊豆市・伊豆の国市を中心とした8市町の商工会)は、生産や製造を行っている中小企業に対する支援策としてビジネスマッチングフェア『IZU食彩トレイドフェア』を2015年9月11~12日の2日間、伊豆の国市・長岡総合会館(アクシスかつらぎ)にて行います。

詳細チラシ表面
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年々参加する商工会も増え、今では8市町が参加し、第5回を迎えます。“つくる”のプロである生産・製造事業者に、地元ならではの小さいけれども、着実なビジネスマッチングの機会を与えています。

11日は、バイヤーや宿泊業、飲食店、一般小売業の方向けの「展示商談会」となっています。伊豆の優れた食材や加工品を取扱ってみたい方に対して、生産・製造事業者が実際に紹介する展示・商談会をします。

詳細:
https://www.atpress.ne.jp/releases/71803/img_71803_1.jpg
https://www.atpress.ne.jp/releases/71803/img_71803_2.jpg


【『IZU食彩トレイドフェア』について】
≪ 開催の経緯と東日本大震災 ≫
第1回『IZU食彩トレイドフェア』が開催されたのは2011年東日本大震災の年です。この年の伊豆は「計画停電」「津波の心配」「東海大震災の懸念」から観光客は遠のき、閑散としていました。その影響は旅館・土産店から、そこに商品を卸している生産者や製造業にまで波及。「現状を打破したい」「困っている事業者を助けたい」商工会職員が立ち上がり、小さなビジネスマッチングが始まりました。

まだ、ビジネスマッチングに出たことのないような事業所の方々も一人一人に声をかけて、商談できるところまでサポートしました。第5回目を迎える今でもそのスタイルは変わらず、出展する事業所には“手厚いサポート”が喜ばれています。買いに来るバイヤーには、自分達では見つけられないような地元ならではの商品が好評を博しています。


≪ 過去に実現したビジネスマッチング3事例 ≫
2011年から2014年までの間に参加し、実際にビジネスにつながった3事例の「参加者インタビュー」についてお知らせいたします。

■東京から移住して10年、作る事に一生懸命だったが『IZU食彩トレイドフェア』で開けた販路
地元産のフルーツや野菜でソースやジャムを製造している株式会社LAPIS-LAZULI(伊豆の国市)は10年前より東京より伊豆の国市に移住し、この土地の良いフルーツや野菜を使ってソース作りを始める。納得のいく商品が出来上がったが、販路は確保できていない状況であった。しかし、『IZU食彩トレイドフェア』に参加してから、マックスバリュ全店のお取り寄せ用のカタログに起用、さらに、一部店舗でも店頭でも取り扱われている。
きっかけは、商工会から『IZU食彩トレイドフェア』に出てみないかという話をもらったこと。商談会に出るのは緊張する。と構えていたが、商談する相手も、一緒に出展している方々も「名前を聞いたことがある地元の企業」ばかりだったので焦らずに商談ができたそうだ。
今では、地元の旅館・ホテルやゴルフ・日帰り温泉・道の駅と地域での販路も広がった。さらに、『IZU食彩トレイドフェア』で知り合った生産者とコラボ商品を製造して販売しているとのこと。

■伊豆市と東伊豆を繋いだ商圏拡大
干物や金目鯛の煮つけ等、水産加工業を営んでいるミツダ水産株式会社(伊豆市)は水産加工業の傍ら、宿泊施設やお土産店等に営業に出かける日々を過ごしている。商圏は伊豆市とくに修善寺が中心であった。「水産加工を行っていると、広域の営業は難しい」と話す。しかし、2年前の『IZU食彩トレイドフェア』に参加すると、東伊豆の旅館から取引の話があがった。伊豆市商工会担当者によると「伊豆市と東伊豆町で同じ伊豆だが、市町をまたいでの取引は珍しい」という。ミツダ水産の三津田 竜矢さんは「『IZU食彩トレイドフェア』以外のビジネスマッチングに参加したことはないが、商工会のサポートは手厚く、自分たちから意見を聞いてくれ運営に取り入れてくれる。自分達みたいな、ビジネスマッチングに参加したことのないような小さな会社でも、商工会が歩いて探してくる。そして支援してくれる」と話していた。

■ステップアップの勉強、大きな商談会にも、ものおじせずに出場できるように
寿司屋を営み、“千枚漬けの10倍美味しい”がキャッチフレーズの万枚漬けを販売している株式会社だるま(伊豆の国市)も『IZU食彩トレイドフェア』に出展し旅館やお土産店の販路を確保した一人である。
今年東京での大きな商談会に出た。この大きな商談会に出る事が出来たのも、『IZU食彩トレイドフェア』での経験が功を奏していると話す。IZU食彩トレイドフェアに出る前にも1度、大きな商談会に参加したことがある。しかし、緊張をし、自分の言いたい事ばかり言ってしまったため、まったく商談に繋がらなかった。『IZU食彩トレイドフェア』は商工会のセミナーなどで事前に交渉方法・陳列、商品カルテの作り方を教えてくれる。当日も商工会の職員の方々がきめ細かなサポートをしてくれ、商談に慣れていない人でも、交渉の舞台に立てる。「田舎者なので・・・急には東京に行けなかった」という株式会社だるまの奥様も東京の商談会では実りがある商談ができたようだ。


【IZU食彩トレイドフェア イベント概要】
開催日:
■2015年9月11日(金)13時~16時半
バイヤー・宿泊業・飲食店・一般小売業向け 展示商談会

■2015年9月12日(土)10時~14時
一般来場者向け 販売会

会場:アクシスかつらぎ(伊豆の国市古奈255)
出展事業所一覧などの詳細情報は下記をご参照ください。
https://www.atpress.ne.jp/releases/71803/img_71803_1.jpg
https://www.atpress.ne.jp/releases/71803/img_71803_2.jpg

カテゴリ:
イベント
ジャンル:
社会(国内)
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