気鋭の文筆家・僕のマリが挑む、 「食」と「記憶」を繋げる珠玉のエッセイ。『記憶を食む』が11月6日に発売

    noteの人気連載に書き下ろしを加えて待望の書籍化

    サービス
    2024年11月6日 10:40

    株式会社カンゼン(東京都千代田区)は、気鋭の文筆家・僕のマリの最新刊『記憶を食む』(僕のマリ 著)を11月6日に刊行いたします。
    noteの人気連載に書き下ろしを加えて待望の書籍化です。全編書き下ろしの「自炊ときどき外食日記」も収録!

    『記憶を食む』書影
    『記憶を食む』書影

    文筆家・僕のマリが挑む、 「食」と「記憶」を繋げる珠玉のエッセイ。

    思い出すことのかたわらにはいつも、食べものがあった。
    大切な記憶も、ちょっとした記憶も、食むように紡いでいく。

    noteの好評連載に書き下ろしを加えて待望の書籍化
    全編書き下ろしの「自炊ときどき外食日記」も収録

    長い間忘れていたことを突然思い出すと、狂おしい気持ちになる。
    頭のなかで突風が吹いたような、満潮の海が荒れるような、
    スノードームをひっくり返したような、
    そんな風に全身の細胞が泡立つのを感じる。
    頭で覚えていないようなことでも、
    匂いや音で急に記憶の蓋がこじ開けられることもある。
    忘れて、思い出して、また忘れて、そんなふうにあと何十年も
    自分の内面と向き合っていくことになるのだ。

    (本文より)

    サンプルページ

    チーズケーキの端っこ
    チーズケーキの端っこ
    朝食のピザトースト
    朝食のピザトースト
    りんごを剝いたら
    りんごを剝いたら

    もくじ

    『記憶を食む』もくじ①
    『記憶を食む』もくじ①
    『記憶を食む』もくじ②
    『記憶を食む』もくじ②


    チーズケーキの端っこ
    朝食のピザトースト
    真夜中の炭水化物
    りんごを剝いたら
    直樹の焼きうどん
    いつかマックで
    退屈とコーラ

    自炊ときどき外食日記 1


    祖母と梅、メロンに焼肉、初夏の風
    苺の効力
    幻とコンソメスープ
    先生となんこつ
    社食の日替わり
    キッチンで缶ビール
    炙ったホタルイカ

    自炊ときどき外食日記 2


    サンタの砂糖菓子
    考えるチョコチップクッキー
    穏やかなフルーツサンド
    不安と釜玉
    酢シャンプーの女
    食わず嫌い
    明日のパン

    あとがき

    プロフィール

    僕のマリ(ぼくのまり)
    一九九二年生まれ、福岡県出身。文筆家。二〇一八年頃から執筆活動を開始し、二〇二一年『常識のない喫茶店』(柏書房)を刊行。 ほかの著書に『書きたい生活』(柏書房)『いかれた慕情』(百万年書房)など。自費出版の日記集も作り続けている。犬とビールと喫茶店が好きで、料理はいつも目分量。

    書誌情報

    書名:記憶を食む
    著者:僕のマリ
    定価:1,760円(本体1,600円+税)
    判型:四六判 192ページ
    ISBN:978-4-86255-740-7
    発行:カンゼン
    発売日:2024年11月6日
    ブックデザイン:脇田あすか + 關根彩
    装画:岡本果倫
    商品URL:https://www.kanzen.jp/book/b10094569.html

    【この件に関する問い合わせ先】

    株式会社カンゼン
    宣伝プロモーション部
    担当:伊藤真
    TEL:03-5295-7723
    MAIL:ito@kanzen.jp

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    『記憶を食む』書影
    チーズケーキの端っこ
    朝食のピザトースト
    りんごを剝いたら
    『記憶を食む』もくじ①
    『記憶を食む』もくじ②
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