大和朝廷建造、古代山城・鞠智城(熊本)の歴史的意義を考えるシンポジウムを 東京・明治大学アカデミーコモンにて9月6日(日)に開催

    イベント
    2015年8月11日 13:00

    熊本県は、大和朝廷が熊本県山鹿市・菊池市に築いた古代山城・鞠智城(きくちじょう)の律令国家での歴史的意義について考える「鞠智城東京シンポジウム」を、明治大学アカデミーコモン(東京都千代田区)にて2015年9月6日(日)に開催いたします。

    鞠智城 八角形鼓楼・米倉・兵舎

    鞠智城東京シンポジウム
    http://www.pref.kumamoto.jp/kiji_12261.html


    鞠智城は、東アジア情勢が緊迫した7世紀後半に大和朝廷が築いた古代山城の一つで、1967年からの32次にわたる発掘調査により、国内の古代山城では唯一の発見例である八角形建物跡をはじめとする72棟の建物跡、百済系の銅造菩薩立像や木簡などの貴重な遺物が出土した貯水池跡、版築で築かれた土塁跡などの重要な遺構が見つかっています。

    これまでの発掘調査によって得られた調査成果や、学識者や若手研究者による調査研究を基に、古代山城の中での鞠智城の役割・機能を考えるとともに、東北の古代城柵とも比較することをとおして、律令国家の中での鞠智城の歴史的意義について考えます。


    ■鞠智城東京シンポジウム 概要
    日時 :2015年9月6日(日)13:00~17:40
    場所 :明治大学アカデミーコモン・アカデミーホール
        東京都千代田区神田駿河台1-1
    テーマ:律令国家と西の護り、鞠智城
        ~古代山城の中での鞠智城の役割・機能を
        考えるとともに、東北の古代城柵と比較する~

    <内容>
    報告          :熊本県教育委員会(歴史公園鞠智城・温故創生館)
                 西住 欣一郎
    基調講演        :国立歴史民俗博物館名誉教授 岡田 茂弘
    講演          :(1)福岡県教育庁総務部文化財保護課長
                   赤司 善彦
                 (2)明治大学大学院文学研究科特任教授
                   加藤 友康
    パネル・ディスカッション:・コーディネーター
                  東京大学大学院人文社会系研究科教授
                  佐藤 信
                 ・パネラー
                  岡田 茂弘、赤司 善彦、加藤 友康、
                  西住 欣一郎
    同時開催        :鞠智城展(パネル展示)8月25日(火)~9月6日(日)
                 明治大学アカデミーコモン1F展示スペース
                 (入場無料)

    ※申込方法:郵送、FAX、メールでの要申込、先着順。詳細はチラシ参照
    https://www.atpress.ne.jp/releases/70163/att_70163_1.pdf

    ※申込問い合わせ先:鞠智城シンポジウム事務局 096-356-7566


    ■歴史公園鞠智城・温故創生館について
    歴史公園鞠智城・温故創生館は国史跡鞠智城跡の保存・調査研究・整備活用に係る事業を行っている熊本県教育委員会の機関です。

    URL: http://www.kofunkan.pref.kumamoto.jp/kikuchijo/

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