「きんてつ鉄道まつり2023～Spring～ in 五位堂」にブース出展 子どもたちがデジタルきっぷでの自動改札機利用を体験
近畿大学経営学部（大阪府東大阪市）商学科教授 横見 宗樹ゼミは、近畿日本鉄道株式会社（大阪府大阪市、以下：近鉄）の協力のもと、鉄道会社の課題とその解決策について研究を行っています。その取り組みの一つとして、令和5年（2023年）4月22日（土）、近鉄五位堂検修車庫にて開催される「きんてつ鉄道まつり2023～Spring～ in 五位堂」に、「使って学ぼう！駅の新しい仲間たち！」と題したブースを出展します。学生が製作した模型の自動券売機と自動改札機を用い、子どもたちがきっぷの購入操作とデジタルきっぷでの自動改札機利用を体験します。
【本件のポイント】
●経営学部の横見ゼミが、昨年秋に続き、「きんてつ鉄道まつり」に2回目の出展
●体験ブースを出展し、インターネット上で購入できる「デジタルきっぷ」の利用を促進
●学生は、鉄道会社と協働したフィールドワーク活動を通じて、「交通論」を実践的に学ぶ
【本件の内容】
近畿大学経営学部の横見ゼミでは、「交通論」をテーマに、学生が鉄道会社と協働したフィールドワーク活動を通じて、課題発見・解決プロジェクトに取り組んでいます。これまでにも沿線の大学として、近鉄と協働したさまざまな企画を実施しており、令和4年（2022年）10月には、大学として初めて「きんてつ鉄道まつり」に体験ブースを出展し、2日間で約200人の方に参加いただきました。
今年度は「大手私鉄の課題と、その解決策の調査・提案・実践」をテーマに研究を行い、学生同士でアイデアを出し合い、近鉄への企画提案を経て、本ゼミとして2度目の「きんてつ鉄道まつり」への出展が決まりました。
同ゼミが出展する体験ブースでは、従来から操作方法が変わった新型自動券売機における操作方法の周知と、インターネット上で購入できる「デジタルきっぷ」の利用促進を図ります。経営学部生が製作した自動券売機と自動改札機の模型を用いて、実際の駅での利用方法を学びます。
対象は小学生以下で、参加者には景品として乗車券を模した記念カードを贈呈します。
【イベント概要】
イベント名：「きんてつ鉄道まつり2023～Spring～ in 五位堂」
日時 ：令和5年（2023年）4月22日（土）10：00～16：00
※ 最終入場は終了時刻の30分前まで､雨天決行（荒天中止）
会場 ：近鉄 五位堂検修車庫
（奈良県香芝市狐井373番地、
近鉄大阪線「五位堂駅」から徒歩約10分）
対象 ：一般の方（入場無料）
お問合せ ：近畿日本鉄道株式会社大阪統括部 運輸部 営業課
TEL（06）6775-3514
【近畿大学ブース「使って学ぼう！駅の新しい仲間たち！」】
申込方法：以下の専用サイトから申込む（インターネット抽選、小学生以下のみ）
申込期間：令和5年（2023年）3月31日（金）10：00～4月12日（水）18：00
申込URL：http://kintetsu-tetsudo-matsuri.jp/2023/spring/
【参加学生のコメント】
経営学部商学科3年 延命 心磨（えんめい たゆま）（ゼミ長）
少子高齢化やコロナ禍の影響により鉄道の利用者が減少傾向にある中、鉄道会社が持続可能な経営を構築するため、より沿線住民の鉄道利用に密着した働きかけが必要であると考えました。
今回、ご家族連れのお客様が多く訪れる「きんてつ鉄道まつり」において、きっぷの買い方や利用方法を学ぶ場を設けることで、将来を担うお子様に近鉄電車との交流をさらに深めてもらいたいと思い、企画立案に挑みました。お子様向けのブースではありますが、従来から大きく操作方法が変わった新しい券売機や、デジタルきっぷを改札機にかざして利用する新たなサービスの体験など、保護者の方にも見て楽しんでいただける企画を目指し、準備に取り組んでいます。
昨年の出展企画である「キミも大人の仲間入り！定期券を買ってみよう！」同様、駅務機器の模型を用いたより実践的な鉄道の利用体験により、鉄道車両だけでなく鉄道会社全体に親しみを持っていただける機会になれば嬉しいです。
【イベント主催者情報】
会社名 ：近畿日本鉄道株式会社
所在地 ：大阪市天王寺区上本町6丁目1番55号
代表者 ：代表取締役社長 都司 尚
事業内容：鉄道および軌道の経営、観光娯楽施設の経営
創業 ：明治43年（1910年）9月
設立 ：平成26年（2014年）4月30日
URL ：https://www.kintetsu.co.jp/
【関連リンク】
経営学部 商学科 教授 横見 宗樹（ヨコミ ムネキ）
https://www.kindai.ac.jp/meikan/2332-yokomi-muneki.html
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