日本の蓄電市場に新局面 Hexa EnergyとSungrow Japan、特別高圧クラス蓄電プロジェクトを全国展開へ

    合計60万kWhの「PowerTitan2.0」導入、安定運用と短納期を両立

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    2025年10月17日 16:19

    Hexa Energy(ヘキサ・エナジー)とSUNGROW JAPAN(サングロウ・ジャパン)が系統用蓄電設備PowerTitan2.0の供給契約を締結し、本契約に基づき、SungrowはHexa Energyの4件の特別高圧蓄電プロジェクトに対し、合計約60万kWhのシステム設備を供給します。供給範囲にはPCS(Power Conversion System)およびBESS(Battery Energy Storage System)が含まれ、2026年までに納入が完了する予定です。

    この協業は、Sungrowが日本の大規模蓄電市場において新たな一歩を踏み出したことを示すとともに、高信頼性の蓄電システムとライフサイクル全体をカバーするサービス分野での優位性を示すものです。

    ヘキサが福岡県田川市で建設中の蓄電所。サングロウ製の蓄電設備が設置されている
    ヘキサが福岡県田川市で建設中の蓄電所。サングロウ製の蓄電設備が設置されている
    調印式に参加したヘキサ・エネルギーサービスの渡邉優子会長(右)と水田洋一郎CEO(左)、サングロウの許月志アジア太平洋地域ゼネラルマネージャー(中央)
    調印式に参加したヘキサ・エネルギーサービスの渡邉優子会長(右)と水田洋一郎CEO(左)、サングロウの許月志アジア太平洋地域ゼネラルマネージャー(中央)

    技術力の優位性 ——安定したシステム運用を実現

    Sungrowは、世界中のユーザーに高性能かつ高信頼性の蓄電ソリューションを提供することに長年取り組んできました。
    日本の厳格な系統連系基準や多様な気候条件に対応するため、Hexaプロジェクトに採用されたPCSおよびBESSシステムは、Sungrow独自の高度な一体型アーキテクチャを採用し、高効率・低損失・柔軟な制御を実現しています。
    これにより、長期的かつ安定したシステム運転が可能となります。100+か国以上での豊富な蓄電プロジェクト実績に裏打ちされたSungrowの技術力は、Hexa EnergyがSungrowを選定した重要な理由の一つです。

    一体型ソリューション ——プロジェクト全体をサポート

    Sungrowは機器の提供にとどまらず、システム設計、エンジニアリング実施、O&M(運用・保守)管理までを含む包括的なライフサイクルサポートを提供しています。
    この「エンド・ツー・エンド」ソリューションは、Hexa Energyにとってシステム統合のリスクを低減させるとともに、プロジェクトの納期短縮と運用効率の向上を実現しました。
    さらに、SungrowのインテリジェントO&Mシステムは、遠隔監視や故障予測機能を備えており、プロジェクト全期間を通して安全かつ効率的な運用を支援します。

    ローカライズされたサポート体制 ——迅速な対応力

    Sungrow Japanは設立以来、常に顧客のニーズを最優先に掲げ、東京・関西・九州を中心に技術サポートおよびアフターサービス体制を整備してきました。
    今回の協業においても、Sungrowチームの迅速な対応力と高い技術サポートがHexa Energyから高く評価されています。
    このようなきめ細やかなローカルサポートが、Sungrowが日本市場で信頼を築き、長期的なパートナーシップを形成する上での鍵となっています。

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