NEXs Tokyo 連携事業創出プログラム「DIVE」にて最優秀企業賞を受賞 ── 大企業とのアライアンス具体化と実証設計を通じた事業化の実行力が評価
SUSTAINABLEME株式会社(本社:京都府、代表取締役:後藤友美)は、東京都が運営するスタートアップ支援拠点「NEXs Tokyo」の連携事業創出プログラムにおいて最優秀企業賞を受賞しました。

SUSTAINABLEME株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役:後藤友美)は、東京都が運営するスタートアップ支援拠点「NEXs Tokyo」の連携事業創出プログラム「DIVE」において、最優秀企業賞を受賞しました。
本受賞は、組織マネジメント支援基盤「wellmanager」を軸に、企業・自治体との連携を前提とした事業整理、実証設計、アライアンスの具体化を進め、事業化に向けた実行力と将来性が総合的に評価されたものです。
■受賞の概要
NEXs Tokyoは、東京都が推進するスタートアップ支援拠点であり、スタートアップと企業・自治体・支援機関等をつなぎ、社会課題・行政課題の解決と事業創出を支援しています。
連携事業創出プログラム「DIVE」は、その中でも、スタートアップが企業・自治体との共創を通じて、事業仮説を磨き込み、実証や導入を見据えた事業化計画へと落とし込むことを目的としたプログラムです。
本プログラムでは、課題設定の妥当性、提供価値の明確さ、仮説検証の深度、実証設計の実現性、連携先との事業化可能性などを評価軸に、総合的な審査が行われます。
最終審査では、審査員による評価に加え、当日会場およびオンラインで視聴したオーディエンスによる投票も行われ、専門家と視聴者双方からの総合的な支持を得た企業として、SUSTAINABLEMEが最優秀企業賞を受賞しました。

■NEXs Tokyo連携事業創出プログラム「DIVE / JUMP」について
NEXs Tokyo連携事業創出プログラムは、「DIVE or JUMP」をコンセプトに、スタートアップのビジョンや活動エリアに応じた2つのコースからなる連携事業創出プログラムです。
本プログラムでは、
・全国各地域発スタートアップによる、首都圏エコシステムを活用した事業加速
・東京発スタートアップによる、全国各地域への事業展開
という2つの方向性を、5か月間の短期集中型プログラムとして実現し、エリアの枠を超えた連携モデル事業の創出を目指しています。
東京都外で活動するスタートアップを対象(原則)とした事業加速コース 「DIVE」 では、スタートアップが首都圏の企業・自治体・支援機関のエコシステムに“潜り込み”、事業加速を図ります。
一方、東京都内で活動するスタートアップを対象とした事業展開コース 「JUMP」 では、東京から各地域へと“飛び出し”、全国展開に向けた事業創出を推進します。
SUSTAINABLEMEは、本プログラムにおいて「DIVE」コースに参加しました。
連携事業創出プログラム
https://www.nexstokyo.metro.tokyo.lg.jp/program/collaborative
■NEXs(DIVE)で得られた成果
SUSTAINABLEMEはNEXs Tokyoへの参加を通じて、プロダクトや機能の説明に留まらず、「誰の、どの意思決定を、どのように変える事業なのか」という視点から、事業の本質的な整理を行ってきました。
その結果、組織マネジメント支援基盤「wellmanager」は、体調・メンタル・業務・チーム状態といった分断されがちな情報を統合し、マネージャーや経営層が判断と行動に移せる基盤としての立ち位置を明確化しました。
また、プログラムを通じて以下の成果を得ています。
・大企業とのアライアンス具体化
実証・導入を見据え、連携スキームや対象部門、運用イメージの検討を進め、共創に向けた議論を具体化。
・エコシステムの拡大
フェムテック、ヘルスケア、人的資本、HR領域の企業・専門家との接点を通じ、単体プロダクトに留まらない連携可能性を拡大。
・市場での信頼性向上(第三者評価)
事業整理と実証準備を重ねた結果、外部評価(アワード)につながり、事業の信頼性向上に結実。
これらの取り組みにより、wellmanagerは、複数のステークホルダーとの連携を前提に価値を広げられる、事業化・展開可能なフェーズに到達しつつあります。
■事業的意義
近年、健康経営や人的資本経営の重要性が高まる一方で、現場ではサーベイや施策が形式化し、意思決定や行動につながらないという課題が顕在化しています。
wellmanagerは、日々の体調・業務・チームログを軸に組織の状態を多面的に捉え、「なぜ今この状態が起きているのか」「次に何を打つべきか」を可視化することで、マネジメントの判断と行動に接続します。
NEXs Tokyoの枠組みは、この“実装”を前提とした事業化を進める場であり、今回の受賞は、現場・視聴者を含めた多様な立場からの納得感を得られたことを示すものと位置づけています。

日常も、健康も、そして「働けること」も、決して当たり前ではありません。
SUSTAINABLEMEは、「unlock the potential. ― すべての人が、自分らしく働き、輝ける未来を創る。」というビジョンのもと、個人・チーム・組織の本来の力を引き出すマネジメント基盤の構築に取り組んでいます。
日常も、健康も、そして「働けること」も、決して当たり前ではありません。
体調や環境のわずかな変化が、気づかれないまま積み重なり、個人や組織の可能性を静かに狭めていく——私たちは、医療と企業の現場でその現実を数多く見てきました。
NEXs Tokyo(DIVE)での事業整理と実証設計は、このビジョンを理念に留めず、現場で機能し、意思決定と行動を変える「実装可能な事業」へと磨き上げるプロセスとなりました。
■今後の展開
SUSTAINABLEMEでは、今回の受賞を契機に、NEXs Tokyoで得た知見とネットワークを活かし、企業・自治体との連携による実証・導入をさらに拡大していく方針です。
また、wellmanagerを中核とした組織マネジメント基盤としての機能強化を進め、健康経営、人的資本経営、チームパフォーマンス向上といった領域における社会実装を加速してまいります。
本受賞をきっかけに、共創パートナー/事業パートナーを本格的に探したいと考えております。
特に関心があるのは、
・企業の人事/組織/マネジメント領域で実証を進めたい企業様
・健康経営/人的資本/エイジテック/フェムテック領域で一緒に共創できる事業者様
・プロダクト連携やデータ連携を前提に議論できる方
まだ「こう売ります」ではなく、「どう組み合わせると、現場と経営が本当に変わるか」を一緒に考れる関係を求めています。ご関心ある方、ぜひメールまたはDMください。まずは情報交換からでも大歓迎です。
なお、本受賞の評価内容を踏まえ、女性の健康とイノベーションをテーマとした国際カンファレンス
「Women’s Health Beyond 2026」(主催:Femtech Community Japan)への出展を予定しており、実証およびパートナー連携の機会を広げていく方針です。

参考:「Women’s Health Beyond 2026」について
https://whbeyond.com
会社情報
会社名:SUSTAINABLEME株式会社
代表者:代表取締役 後藤 友美
所在地:京都府京都市
設立:2021年1月
事業内容:組織マネジメント支援基盤「wellmanager」の開発・提供
ウェルビーイングおよび人的資本経営領域における支援
連絡先:info@sustainableme.co.jp













