インテック、ファイネットにOKI製IP-PBXを使用したモバイルセントレックスシステムを納入 ~無線LAN対応au携帯電話「E02SA」と組み合わせ、営業の大幅な機動力向上を実現~

報道関係者各位
プレスリリース                      2007年6月28日
                          株式会社インテック

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      インテック、ファイネットにOKI製IP-PBXを使用した
         モバイルセントレックスシステムを納入
 ~無線LAN対応au携帯電話「E02SA」と組み合わせ、
                   営業の大幅な機動力向上を実現 ~


株式会社インテック(本社:富山県富山市、代表取締役 執行役員社長:
金岡 克己、以下 インテック)は、株式会社ファイネット(本社:東京都中央区、
代表取締役社長:浦野 光人、以下 ファイネット)に沖電気工業株式会社(本社:
東京都港区、代表取締役社長:篠塚 勝正、以下 OKI)製IPテレフォニーサーバ
「IP CONVERGENCE(R) Server SS9100 Type M(以下 「SS9100 Type M」)」を
ベースとしたモバイルセントレックスシステム(注1)を納入しました。

ファイネットは酒類・食品業界におけるVAN事業者であり、約1,600社に及ぶ
会員企業に情報インフラを提供しています。ファイネットでは、オフィスの
移転にともない、従来の電話設備に代えて、営業活動の機動力向上に貢献
できるIPテレフォニーシステムの導入を検討していました。
各社のシステムを比較検討する中で、ファイネットは無線LAN対応au携帯電話
「E02SA」によるモバイルセントレックス構築が、最も効果的と判断しました。

「E02SA」は、1台の端末で社内では無線LAN対応のVoIP内線電話として、また
外出時には携帯電話としての利用ができ、効率的な企業ネットワークを可能に
します。
今回インテックがファイネットに提案したモバイルセントレックスシステムは、
OKIの軽量・コンパクトなIPテレフォニーサーバ「SS9100 Type M」をベースとし、
これに端末として「E02SA」を取り入れたものです。
「SS9100 Type M」がソフトフォンを用いた高度なコミュニケーションに対応
していることとインテックのIP電話システム構築・運用のノウハウが高く評価
され、受注にいたりました。

本システムでは、「E02SA」が23台導入され、特に、営業活動の機動力向上に
役立っています。事業所内にはOKIのVoIP対応無線LANアクセスポイント
「MWINS BR2101」が7台設置されており、「E02SA」は「MWINS BR2101」を
介して「SS9100 TypeM」配下で機能しています。
そのほか、各部門には、OKIの固定型IP電話機「MKT/IP 30DKW」が設置され、
部門に応じた適切な端末の配置が行なわれています。また、来訪者を交えた
会議が多いため、各会議室にも「MKT/IP 30DKW」を設置して、来訪者の
コミュニケーションツールとして利用しています。
また、構内無線LANは電話系・データ系をネットワーク共有とし、ノートPCを
伴う自席と会議室間の移動やオフィスのレイアウト変更時のケーブル配線の
煩わしさを排除するとともに、これまで別々の部門にて行われていた電話系・
データ系の管理を一元化しました。

さらにファイネットでは、PC上で電話とアプリケーションを連動したコミュニ
ケーションを実現できる「Com@WILL(R) ソフトフォン」の活用を目指し、
トライアルを開始しています。
社員の在席・離席状況をお互いに確認できるプレゼンス表示や、Microsoft(R)
Exchange Serverとの連携によるMicrosoft Outlook(R)「予定表」との連動
などの機能を活用し、コミュニケーションを効率化することが期待されて
います。

インテックとOKIは、ワークスタイルの変革とマネジメントの生産性向上を
求める企業ユーザに対して、IP電話ソリューションの提供のみならずデータ系を
含めたトータルなIPコミュニケーションシステムの提供を、今後もさらに
続けてまいります。


【システムの主な特長】
1.「E02SA」と「MWINS BR2101」の採用によるモバイルセントレックスの構築
KDDI初の無線LAN機能を搭載したau携帯電話「E02SA」はVoIPによる内線電話と
携帯電話を1台で実現します。またVoIP対応無線LANアクセスポイント
「MWINS BR2101」を使用することで、「E02SA」とPCを同一ネットワーク上で
統合することが可能です。

2.コンパクトなIPテレフォニーサーバによるIP電話システムの構築
「SS9100 Type M」の採用により、端末数100台未満規模でのIP電話システムを
効率的に構築しています。設置面積の少ないコンパクトな設計のため、従来の
交換機に比べ設備としての負担を軽減できます。

3.「Com@WILLソフトフォン」への対応
電話による音声に限ることなく、テキストや映像といった通信手段を利用する
ことによって、業務形態、状況に応じた最適なコミュニケーションを選択する
ことができ、生産性の向上が実現されます。


【用語解説】
注1 モバイルセントレックスシステム
企業内IPセントレックスで用いられる端末を、モバイルIP電話端末に代表される
携帯型端末としたIP電話の導入形態。携帯型端末による機動性を活かし、事業所
や座席にとらわれないワークスタイルを実現する。


*CONVERGENCE、MWINS、Com@WILLは沖電気工業株式会社の登録商標です。
*Microsoft、Outlookは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の
 地域における登録商標です。
*その他、記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標
 です。


■本件に関するお問い合わせ
株式会社インテック
ユビキタスソリューション事業部
TEL: 03-5665-5121

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サービス
ジャンル:
その他IT・インターネット

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