近畿大学が学生ポータルアプリのAI機能実証実験を開始 「学生支援窓口の24時間オンライン化」を推進

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    2026年10月19日 14:00
    「KDU Mobile」AI機能の画面イメージ
    「KDU Mobile」AI機能の画面イメージ

    近畿大学(大阪府東大阪市)と教育機関向けコミュニケーションプラットフォームを開発・運営するサイバーエデュケーションテクノロジーズ株式会社(東京都港区)は、令和8年(2026年)10月19日(月)から、学生ポータルアプリ「KDU Mobile」に生成AI機能を搭載し、理工学部・総合理工学研究科の学生を対象に実証実験を開始します。これにより、対話型アプリとして、学生がより正確な情報取得に活用できるほか、これまで電話やメール、窓口で行っていた問い合わせや見落とされていた大学からの各種情報を、24時間いつでも迅速に入手できる環境の構築をめざします。

    【本件のポイント】
    ●学生ポータルアプリ「KDU Mobile」に生成AI機能を搭載し、実証実験を理工学部・総合理工学研究科の学生対象に開始
    ●生成AIとの対話形式でシラバスや自身の課題の有無などを確認でき、24時間いつでも必要な情報が入手可能
    ●実証実験を通じて回答精度を検証し、将来的には全学部への展開をめざす

    【本件の内容】
    近畿大学では、学生生活に必要な情報を一元化するため、新たなポータルサービス「KDU Mobile」を開発し、令和7年(2025年)8月からの先行運用を経て、令和8年(2026年)8月には、全学部、短期大学部、大学院に展開しています。
    令和8年(2026年)7月に実施した利用状況の分析では、約7割の学生が「通知設定」をオフにしていることが判明しました。これは、プッシュ通知を煩わしく感じる反面、必要な情報はアプリ内の検索機能やスクロールによってその都度探している実態を示唆しています。こうした探す手間や情報の見落としを解消し、学生がストレスなく疑問を解消する環境を整えるため、対話形式で直感的に情報を取得できる生成AI機能を「KDU Mobile」に新たに搭載しました。まずは学生数が多く、ITとの親和性の高い理工学部・総合理工学研究科の学生を対象に実証実験を開始します。
    本機能ではGoogle社が提供する生成AI「Gemini」を採用しており、トップ画面の対話ボックスで「今日届いたお知らせは何?」「今日の授業の予定は?」「課題はある?」と尋ねるだけで、生成AIが即時に情報を検索し回答します。また、履修要項やシラバスに記載されている内容などについても確認できるようにし、学生生活のさまざまな疑問を生成AIとの対話で解決できることをめざしています。これにより、従来は電話やメール、各学部の窓口で行っていた問い合わせが、24時間いつでもアプリ上で完結します。
    近畿大学は令和8年(2026年)9月にグーグル・クラウド・ジャパン合同会社(東京都渋谷区)と包括連携協定を締結し、教育、学生支援、大学運営、研究の各領域を横断した「AIネイティブ大学」の実現をめざしています。今回の実証実験は、その一環となる「24時間学生支援モデル」の構築(学生支援窓口のオンライン化)を推進する取り組みです。
    実証実験で対話履歴のチューニングを通じて生成AIの回答精度や適切な応答の確認を行い、得られた学生の声や利用データをもとに精度の向上を図ります。将来的には全学部へ展開するとともに、生成AIを活用した履修登録、キャリア形成や将来設計への個別アドバイスを行える高度な学生相談の仕組みの検討を進める予定です。

    【実証実験概要】
    内容:「KDU Mobile」内のお知らせや時間割、シラバス等の情報をもとに、生成AIが学生からの問い合わせに24時間いつでも回答します。学生の利用状況の把握と回答精度の検証を行います。
    期間:令和8年(2026年)10月19日(月)~令和9年(2027年)1月末予定
       ※利用実績に応じて終了時期は変動します。
    対象:近畿大学理工学部・総合理工学研究科の学生 合計5,151人
       ※令和8年(2026年)5月1日現在

    【「KDU Mobile」概要】
    主な機能 :デジタル学生証、大学からのお知らせ(休講・補講・教室変更などの授業に関する連絡、留学・イベント情報など)、時間割表示など
    提供開始 :令和8年(2026年)8月26日(水)
    対象   :近畿大学16学部(看護学部、法学部、経済学部、経営学部、理工学部、建築学部、薬学部、文芸学部、総合社会学部、国際学部、情報学部、農学部、医学部、生物理工学部、工学部、産業理工学部)、2短大(短期大学部、九州短期大学)、大学院13研究科・1学位プログラム(法学研究科、商学研究科、経済学研究科、総合理工学研究科、建築学研究科、情報学研究科、薬学研究科、総合文化研究科、農学研究科、医学研究科、生物理工学研究科、システム工学研究科、産業理工学研究科、実学社会起業イノベーション学位プログラム)の学生・大学院生 合計38,155人 ※令和8年(2026年)5月1日現在
    運用の経緯:令和7年(2025年)8月 医学部・工学部にてポータルサイト先行運用開始
          令和8年(2026年)4月 看護学部に拡大し、3学部を対象にスマホアプリ化
          令和8年(2026年)8月 全学部・短期大学部・大学院に対象を拡大

    【サイバーエデュケーションテクノロジーズ株式会社】
    所在地   :東京都港区虎ノ門3-22-1 虎ノ門桜ビル4階
    代表者   :代表取締役 吉村昌哲
    創業    :令和3年(2021年)11月
    事業内容  :教育ICT関連サービスの提供
    資本金   :60,000,000円(資本準備金 40,000,000円)
    ホームページ:https://www.cyberedu.co.jp/

    【関連リンク】
    近畿大学
    https://www.kindai.ac.jp/

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