安藤忠雄建築で「エコー遺産アカペラライブ!」に初挑戦 近大生が名建築を舞台に全9公演を開催

近畿大学総合社会学部(大阪府東大阪市)総合社会学科社会・マスメディア系専攻教授 村松秀ゼミは、令和8年(2026年)10月17日(土)から11月8日(日)にかけて、大阪と京都の建築祭に参加し、音の響きが豊かな名建築や空間「エコー遺産」で、「エコー遺産アカペラライブ!」を4会場全9公演開催します。初開催となる安藤忠雄氏設計の「大阪府立狭山池博物館」をはじめ、高松伸氏が手掛けた「東本願寺・視聴覚ホール前」、国の重要文化財「綿業会館」「京都府庁舎旧本館」といった著名建築物を舞台にアカペラライブを実施します。
【本件のポイント】
●近畿大学総合社会学部生が、音の響きがユニークな建造物「エコー遺産」を舞台にしたアカペラライブを通じて、建築物の新たな魅力を引き出す
●日本を代表する建築家・安藤忠雄氏設計の建築で「エコー遺産アカペラライブ!」を初開催
●学生が主体となって交渉や企画運営を行い、音楽と建築の融合を通じて地域活性化に貢献
【本件の内容】
近畿大学総合社会学部の村松秀ゼミは、"人々の心を動かし豊かにしていく「コトづくり」プロデュース"を研究テーマとして掲げています。その一環として、トンネルや銭湯など「音の響きがユニークな場所」を「エコー遺産」として発掘するプロジェクトを各地で進めてきました。「エコー遺産」は、担当教員である村松が、前職のNHKでプロデューサー時代に手掛けた番組で提唱した概念であり、街や地域の新しい文化資源・観光資源の発掘につなげようと、令和6年(2024年)から「エコー遺産アカペラライブ!」を企画・実践しています。ゼミではこれまでに、「瀬戸内国際芸術祭2025」や「東京建築祭2026」「神戸建築祭2026」など計22公演を行ってきました。
今回は、まず、3年連続の参加となる大阪の建築祭「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」の関連企画として、10月17日(土)に国の重要文化財である綿業会館、24日(土)に大阪府立狭山池博物館で公演を行います。狭山池博物館は日本を代表する著名な建築家・安藤忠雄氏が手掛けたことで知られ、安藤建築での「エコー遺産アカペラライブ!」は初の試みです。コンクリートの打ちっぱなしなど安藤建築の特徴を存分に生かした豊かなエコーを、女性3人組ユニット「Echo tour choir(エコーツアークワイヤ)」がアカペラで響かせます。さらに、2年連続の参加となる京都市の建築フェス「京都モダン建築祭」では、10月31日(土)・11月1日(日)に東本願寺・視聴覚ホール前にて初公演を実施します。世界的な建築家・高松伸氏の手による現代的な空間での演奏となります。また11月3日(火・祝)・8日(日)は京都府庁旧本館を舞台に公演を開催します。京都府庁旧本館は明治37年(1904年)に松室重光の設計により竣工した歴史ある建物で、創建時の姿をとどめる現役の官公庁建物としては日本最古のもので国の重要文化財にも指定されています。京都を代表する現代的な建築とレトロ建築、それぞれのエコーの違いをアカペラの歌声で浮き彫りにしていきます。
村松ゼミでは、今後もさまざまな建築や土木構造物などの空間に響く豊かな「エコー」に着目したアカペラライブを開催することで、日本各地で「エコー遺産」という新たな文化・観光資源を発掘し、地域活性化へとつなげます。
【生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪(イケフェス大阪)2026】
1.綿業会館
(大阪府大阪市中央区備後町2-5-8、
大阪メトロ御堂筋線「本町駅」・堺筋線「堺筋本町駅」から徒歩約5分)
日時:令和8年(2026年)10月17日(土)①11:30~12:00 ②14:00~14:30
※①、②は同内容です。
2.大阪府立狭山池博物館
(大阪府大阪狭山市池尻中2丁目、南海電鉄高野線「大阪狭山市駅」から徒歩約10分)
日時:令和8年(2026年)10月24日(土)①11:30~12:00 ②16:30~17:00
※①は屋外(雨天時は館内)、②は館内で実施。それぞれ内容は異なります。
<プログラム概要(両会場共通)>
出演 :女性3人組ユニット「Echo tour choir(エコーツアークワイヤ)」
運営 :近畿大学総合社会学部教授 村松秀、ゼミ生7人
対象 :一般の方(参加費無料、要事前申込)
申込方法:以下のサイトより申し込み
https://mrmt-shu.com/article/ZGARiGdO
※大阪府立狭山池博物館は当日参加も可能ですが、
人数が多い場合は予約優先とさせていただきます。
お問合せ:村松ゼミ E-mail:muramatsuzemi.echo@gmail.com
【2026年 京都モダン建築祭】
1.東本願寺・視聴覚ホール前
(京都府京都市下京区烏丸通七条上る、JR「京都駅」から徒歩約7分、
京都市営地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩約5分)
日時:令和8年(2026年)10月31日(土)、11月1日(日)いずれも12:00~12:40
※両日とも同内容です。
※参加には、建築祭パスポートの購入が必要です。料金・購入方法については、
建築祭公式サイトをご確認ください。https://kyoto.kenchikusai.jp/passport/
2.京都府庁旧本館 玄関ホール・階段
(京都府京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町、
京都市営地下鉄烏丸線「丸太町駅」から徒歩約10分)
日時:令和8年(2026年)11月3日(火・祝)①10:30~11:00 ②11:30~12:00
※①、②は同内容です。
対象:一般の方(参加無料、事前申込不要)
※このライブは京都府庁「観芸祭」のプログラムとしても実施されます。
3.京都府庁旧本館 旧議場
(京都府京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町、
京都市営地下鉄烏丸線「丸太町駅」から徒歩約10分)
日時:令和8年(2026年)11月8日(日)15:00~15:30
対象:一般の方(参加無料、要事前申込)※定員に達したため受付終了
<プログラム概要(全会場共通)>
出演 :女性3人組ユニット「Echo tour choir(エコーツアークワイヤ)」
運営 :近畿大学総合社会学部教授 村松秀、ゼミ生3人
WEB :https://kyoto.kenchikusai.jp/program/?basicFilter=specialEvent
お問合せ:村松ゼミ E-mail:muramatsuzemi.echo@gmail.com
【参加学生のコメント】
<総合社会学部総合社会学科社会・マスメディア系専攻4年 吉田奈央さん>
私たち村松ゼミ4年生は「京都モダン建築祭」をメインで担当します。昨年度に続き、京都の貴重な建築物を舞台にライブを実施できることを大変光栄に思います。今回ライブを行う東本願寺・視聴覚ホール前や、日本京都府庁旧本館の玄関ホールや旧議場は、普段は音楽を聴く場所としてあまり意識されない空間です。「エコー遺産アカペラライブ!」では、出演者が立ち位置や体の向きを大きく変えながら歌うことで、同じ空間でも異なる響きを体験していただけます。その場所ならではのユニークなアカペラのさまざまなエコーを味わい、建築物を新たな視点から見つめ直すことで、建築や空間の隠れた魅力を発見していただき、その場所が歩んできた歴史や文化を感じていただけると大変嬉しいです。
<総合社会学部総合社会学科社会・マスメディア系専攻3年 高山咲楽さん>
私たち村松ゼミ3年生がメインで手掛けるのは、大阪の建築祭「イケフェス大阪」関連企画としての4公演です。綿業会館と、大阪府立狭山池博物館の2か所を舞台に、「エコー遺産アカペラライブ!」を行います。管理者の方との交渉から当日の運営まで初めて3年生が主体となって準備を進め、先進的な現代建築と味わい深いレトロ建築という対照的な空間でそれぞれの響きの特徴を最大限生かしたオリジナリティあふれるライブを企画しました。美しいアカペラのハーモニーによって、それぞれの建物が持つ個性豊かなエコーを際立たせ、その場所ならではの新たな魅力を引き出していきます。私たち学生の想いと頑張りが詰まった公演を、ぜひ多くの方々に現地で体感していただけたら嬉しいです。
【関連リンク】
総合社会学部 総合社会学科 社会・マスメディア系専攻 教授 村松秀(ムラマツシュウ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/2784-muramatsu-shu.html

















