脳を活性化させるカギは「人との交流」と「感動」? 毎日の生活に取り入れたい2つの習慣

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    2026年10月31日 10:00

    「最近、物忘れが増えた気がする」
    「仕事をしていても、なかなか頭が働かない」
    「毎日同じことの繰り返しで、刺激が少ない……」

    そんな人にこそ見直してほしいのが、毎日の「脳への刺激」です。

    筋肉が使わなければ衰えていくように、脳も日々さまざまな刺激を受けることが大切です。

    株式会社脳レボ代表で、講演・研修を通じて人材育成や能力開発を行っている川谷潤太は、これまで「集中力」「モチベーション」「意識改革」などをテーマに、多くの人に向けて実践的な方法を伝えてきました。

    今回は、脳を活性化させるための5つのポイントの中から、特に日常生活に取り入れやすい「コミュニケーション」と「感動・感激・感謝」の2つに注目します。

    脳を活性化させる方法④ 「人とのコミュニケーション」を楽しむ

    脳への刺激というと、「難しい問題を解く」「脳トレゲームをする」といった方法を思い浮かべる人も多いかもしれません。

    しかし、もっと身近な方法があります。

    それが「人とのコミュニケーション」です。

    人と話していると、

    「そんな考え方があるのか!」

    「自分にはなかった発想だ」

    「そういう見方もできるんだ」

    と、新しい気づきを得ることがあります。

    こうした「自分とは違う考え方に触れること」は、脳にとって大きな刺激になります。

    実際、社会的な交流や活動と認知機能との関連については、これまでにもさまざまな研究が行われています。特に、社会的な活動への参加は認知機能との関連が比較的一貫して報告されています。

    つまり、脳を刺激するために、特別なことを始める必要はありません。

    家族と会話する。

    友人に電話する。

    職場の人と雑談する。

    久しぶりの人にLINEを送る。

    地域の集まりに参加する。

    こうした何気ない行動も、日常に新しい情報や考え方を取り入れる機会になります。

    ただし「誰とでも話せばいい」わけではない

    ここで大切なのが、「コミュニケーションを楽しむ」ということ。

    人との交流そのものが大切だからといって、嫌なことを言われ続けたり、ストレスを感じ続けたりする必要はありません。

    「人と関わること=疲れること」になってしまえば、せっかくの交流も負担になってしまいます。

    だからこそ、

    「積極的に、そして楽しみながら人と関わる」

    ことを意識してみましょう。

    今は、直接会うことだけがコミュニケーションではありません。

    電話、メール、LINE、SNSなど、さまざまな方法があります。

    大切なのは、「自分とは違う人・情報・考え方」に触れる機会をつくることです。

    脳を活性化させる方法⑤ 「感動・感激・感謝」を増やす

    もう一つ、ぜひ意識してほしいのが、

    「感動・感激・感謝」

    です。

    「最近、心が動いたことはありますか?」

    映画を見て感動した。

    スポーツを見て胸が熱くなった。

    誰かの言葉に励まされた。

    子どもの成長に感激した。

    誰かに助けてもらって「ありがたい」と感じた。

    こうした感情の動きも、私たちの脳にとって重要な刺激になります。

    脳は一つの場所だけが単独で働いているわけではなく、さまざまな領域が複雑に関わり合いながら働いています。

    そのため、「何かに心を動かされる」という経験を、日常の中で意識的につくっていくことは、脳に新しい刺激を与える一つの方法と考えられます。

    「マンネリ」が脳への刺激を減らしてしまう?

    反対に注意したいのが、

    「マンネリ」と「当たり前」

    です。

    毎日同じ時間に起きる。

    同じ道を通って会社へ行く。

    同じ仕事をする。

    同じ人と話す。

    帰宅して、同じように過ごす。

    もちろん、規則正しい生活そのものが悪いわけではありません。

    しかし、毎日を「何となく過ごす」状態が続くと、新しい刺激を受ける機会は少なくなります。

    そこでおすすめなのが、

    「今日は昨日と何が違った?」

    と考えてみること。

    いつもと違う道を歩いてみる。

    普段読まないジャンルの本を読む。

    新しい人と話してみる。

    気になっていた場所へ行ってみる。

    食べたことのないものを食べてみる。

    小さなことで構いません。

    「いつもと違う」を一つ加えるだけでも、日常に変化が生まれます。

    脳を活性化させるために、特別な「脳トレ」は必要ない

    脳を活性化させるというと、難しい計算問題やパズルなどを想像するかもしれません。

    もちろん、そうした活動も一つの方法です。

    しかし、脳への刺激はもっと身近なところにもあります。

    人と話す。

    新しい考え方に触れる。

    心を動かす。

    「ありがとう」と感じる。

    昨日とは少し違うことをしてみる。

    こうした小さな習慣を積み重ねることも、豊かな毎日をつくるためのヒントになります。

    人生100年時代と言われる今、長く生きるだけではなく、「どのように毎日を過ごすのか」がますます重要になっています。

    だからこそ、日々の生活の中で脳に適度な刺激を与え、心も身体も元気に過ごしていきたいものです。

    今日からまず一つ。

    「誰かと楽しく話す」

    「何かに感動する」

    「誰かに感謝を伝える」

    そんな小さな一歩から始めてみてはいかがでしょうか。



    監修者:川谷 潤太(かわたに じゅんた)

    株式会社脳レボ 代表取締役
    https://nourevo.co.jp/

    大手学習塾にて最年少校長、全国塾講師No.1を獲得。その後、高校でスポーツメンタル指導を行い、多くの部活を地区優勝や世界一へ導く。2019年に株式会社脳レボを創設。脳科学や大脳生理学、バイオフィードバック工学をベースとした実践的手法で、オリンピック選手から企業、教育現場まで幅広く指導。9年間で1,600回以上の講演や研修を行い、受講者は15万名を突破している。

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