『百円の恋』『ブギウギ』脚本・足立紳が監督の 日本・フィリピン共同製作映画『Flush It Away!(仮)』製作決定!
“日本製シャワー付き便座を売って一攫千金”を狙う男たちがセブへ カトウシンスケ、古山憲太郎、嶋田鉄太が出演、11月より日本・セブで撮影
映画製作会社Ihr HERz Inc.は、フィリピンの映画製作会社This Side Up Inc.と共同で、日本・フィリピン合作長編映画『Flush It Away!(仮)』を製作します。

『Flush It Away!(仮)』製作発表会(2026年9月13日・セブ)
監督を務めるのは、映画『百円の恋』で第39回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞し、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』などを手がけた足立紳。脚本は足立紳と山口智之が担当し、カトウシンスケ、古山憲太郎、嶋田鉄太が主要キャストとして出演します。
本作は、人生に行き詰まった映画監督と俳優仲間が、12歳の息子を連れ、日本製のシャワー付き便座をセブで売って一攫千金を狙うことから始まるロードムービー。父と子、友情、夢と現実を、足立紳ならではのユーモアと人間味を交えて描きます。2026年11月より、日本およびフィリピン・セブで撮影を開始する予定です。
<日本製シャワー付き便座を手に、男たちはセブへ>
離婚を機に人生に行き詰まった映画監督・キタノと、年中休業中の俳優で親友のオオサワ。二人は、自主映画の製作資金を稼ぐため、「日本製のシャワー付き便座をセブで売れば大儲けできる」という話に乗り、キタノの12歳の息子・タロウを連れてフィリピンへ向かう。しかし商売はまったく思うようにいかず、見切り発車で始まった一攫千金の旅は、やがて思いもよらないロードムービーへと転がり始める。
<足立紳、初めての海外共同製作へ>
足立紳は製作発表会で本作について、「うだつの上がらないおじさんが外国で一攫千金を夢見て、シャワー付き便座を売り歩いている姿を想像したとき、それだけで面白い映画になりそうだと感じました」と企画の出発点を語りました。
足立にとって、海外の映画人と共同で映画を製作するのは今回が初めて。
これまで脚本づくりやロケーションハンティングのためにセブを訪れる中で、人々との距離の近さや街の空気に強く惹かれたといい、「セブで感じた風通しの良さや、人との距離感の近さがとても心地よかった。奥には少し痛みを伴うテーマを内包しつつ、それを笑えるような、気持ちのいい映画にしたいと思っています」と、本作への思いを明かしました。
<日本・フィリピン国交正常化70周年の節目に国際共同製作>
2026年は、日本とフィリピンの国交正常化から70周年にあたります。
両国は2026年を「日本・フィリピン友好年(国交正常化70周年)」と位置づけており、本作もその節目の年に、日本とフィリピン双方のキャスト・スタッフが参加して製作されます。
撮影開始に先立ち、2026年9月13日に、フィリピン・セブのQQEnglishにて製作発表会を開催しました。
会場には、在セブ日本国総領事館の栗原暖子首席領事、株式会社QQEnglish代表取締役の藤岡頼光氏が来賓として出席。足立紳監督、出演の古山憲太郎、リードプロデューサーの古山知美、フィリピン側プロデューサーのRajiv Idnaniらが登壇し、作品の企画背景や国際共同製作に至った経緯、今後の撮影計画を発表しました。
栗原首席領事は製作発表会で、
「この映画が、日本とフィリピンがこれまで長年にわたり育んできた友好関係と相互理解の象徴となることを心から願っています」
と、本作への期待を述べました。
本作はフィリピン観光省の後援を受け、日本・フィリピン双方の企業・団体・公的機関から支援を受けながら製作準備を進めています。
<主要キャスト>
キタノ役 カトウシンスケ
第31回高崎映画祭にて『ケンとカズ』で最優秀新進俳優賞を受賞。映画『ONODA 一万夜を越えて』『ある男』『敵』などに出演し、映画・ドラマ・舞台を中心に幅広く活躍。
オオサワ役 古山憲太郎
舞台・映画・テレビドラマを中心に幅広く活動。劇団モダンスイマーズの旗揚げに参加し、長年にわたり舞台を中心にキャリアを重ねてきた。本年は、B.C. Amparado監督による日本・フィリピン共同製作映画『MONO NO AWARE』にも出演。
タロウ役 嶋田鉄太
映画『LOVE LIFE』『ちひろさん』『ふつうの子ども』などに出演。本作では、父であるキタノ、オオサワとともにセブを旅する12歳の少年・タロウを演じる。

左から、オオサワ役・古山憲太郎、足立紳監督、キタノ役・カトウシンスケ

タロウ役:嶋田鉄太
<作品概要>
タイトル : 『Flush It Away!(仮)』
監督 : 足立紳
脚本 : 足立紳、山口智之
出演 : カトウシンスケ、古山憲太郎、嶋田鉄太、ほか
プロデューサー: 古山知美、Rajiv Idnani
製作 : Ihr HERz Inc.、This Side Up Inc.
製作国 : 日本/フィリピン
撮影開始 : 2026年11月予定
主な撮影地 : 日本、フィリピン・セブ
完成予定 : 2027年春~初夏
公開 : 2028年の国内外公開を目指す
<製作発表会>
開催日 :2026年9月13日
開催地 :フィリピン・セブ
会場・主催 :QQEnglish
登壇 :足立紳、古山憲太郎、古山知美、Rajiv Idnani
来賓 :在セブ日本国総領事館 首席領事 栗原暖子氏、
株式会社QQEnglish 代表取締役 藤岡頼光氏
後援 :フィリピン観光省
プリンシパルパートナー:Axvircle株式会社
協賛・製作支援:QQEnglish、東洋工芸株式会社、CMB FILM SERVICE
協力 :公益財団法人東京観光財団
エグゼクティブ・アドバイザー:倭文浩樹、瀬尾英昇司
<Ihr HERz Inc.について>
Ihr HERz Inc.(イーアヘルツ株式会社)は、2022年設立の映画製作会社です。
映画の企画・製作・配給および国際共同製作を手がけ、高橋洋監督『ザ・ミソジニー』、越川道夫監督『水いらずの星』など、日本映画の国内外への展開に取り組んできました。
本作ではフィリピンのThis Side Up Inc.と共同し、日本・フィリピン両国にまたがる長編映画製作を進めています。












