「京都モダン建築祭」に近畿大学総合社会学部生が初参加 国の重要文化財で「京都『エコー遺産』アカペラライブ!」を実施

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    2025年10月31日 14:30
    令和7年(2025年)10月に開催された「瀬戸内国際芸術祭2025」での「『エコー遺産』アカペラライブ!」の様子
    令和7年(2025年)10月に開催された「瀬戸内国際芸術祭2025」での「『エコー遺産』アカペラライブ!」の様子

    近畿大学総合社会学部(大阪府東大阪市)総合社会学科社会・マスメディア系専攻教授 村松秀ゼミは、令和7年(2025年)11月8日(土)に「2025年京都モダン建築祭」(主催:京都モダン建築祭実行委員会、共催:京都市)に初参加し、京都市武道センター(旧武徳殿、京都市左京区)で特別イベント「京都『エコー遺産』アカペラライブ!」を開催します。名建築やユニークな空間でのアカペラ演奏を通じて、場所による音の響き、違いや豊かさを体験する企画で、京都では初開催となります。

    【本件のポイント】
    ●近畿大学総合社会学部生が、建物内での音の響きがユニークな建造物「エコー遺産」を舞台にした公演を通じて、京都の新たな魅力を引き出す
    ●歴史的価値が高い国の重要文化財の建物内で、アカペラによる豊かなエコーを体感するライブイベント
    ●学生が各建物の管理者等と直接交渉し、ライブの企画を実現

    【本件の内容】
    近畿大学総合社会学部の村松秀ゼミは、"人々の心を動かし豊かにしていく「コトづくり」プロデュース"を研究テーマとして掲げています。その一環として、トンネルや銭湯など「音の響きがユニークな場所」を「エコー遺産」として発掘するプロジェクトを各地で進めてきました。「エコー遺産」は、担当教員である村松が、前職のNHKでプロデューサーとして制作した番組の中で提示されたもので、街や地域の新しい文化資源・観光資源の発掘につなげようと、「『エコー遺産』アカペラライブ!」を企画し、実践してきました。
    今年度のゼミでは、「瀬戸内国際芸術祭2025」や「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2025」などに参加し、計11回の公演を行ってきました。
    本年最後の公演として、令和4年(2022年)から京都で開催されている建築フェス「2025年京都モダン建築祭」に初めて参加し、国の重要文化財に指定されている京都市武道センター(旧武徳殿)を舞台に、公演を開催します。京都市武道センター(旧武徳殿)は明治32年(1899年)に松室重光の設計により竣工した日本最古の演武場で、剣道や柔道、なぎなたなど武道の聖地として広く知られており、床底が響く独特の音環境を生かし、女性3人組ユニット「Echo tour choir(エコーツアークワイヤ)」が歌声と足踏みによるクラップを取り入れた楽曲で空間を彩ります。

    【開催概要】
    名称  :2025年京都モダン建築祭 特別イベント
         「京都『エコー遺産』アカペラライブ!」
    日時  :令和7年(2025年)11月8日(土)19:00~19:30
    場所  :京都市武道センター(旧武徳殿)
         (京都府京都市左京区聖護院円頓美町46-2、
          京阪鴨東線「神宮丸太町駅」から徒歩約10分、
          京都市営地下鉄「東山駅」から徒歩約11分)
    運営  :近畿大学総合社会学部 教授 村松秀 および ゼミ生8人
    出演  :女性3人組ユニット「Echo tour choir(エコーツアークワイヤ)」
    料金  :建築祭パスポートがあればどなたでも参加可能(別途料金不要)
           ※パスポート料金:通期パス(11/1-9)5,000円(税込)
                    後期パス(11/8-9)3,000円(税込)
                    U29パス(29歳以下)2,000円(税込)
         中学生以下は保護者1人につき1人まで無料
         ※パスポートは公式サイトよりオンライン決済ののち、会場にて実券に引換
         https://kyoto.kenchikusai.jp/passport/
    参加申込:不要
    WEB  :https://kyoto.kenchikusai.jp/program/S22030-001/
    お問合せ:村松ゼミ E-mail:muramatsuzemi.echo@gmail.com

    【参加学生のコメント】
    総合社会学部総合社会学科社会・マスメディア系専攻4年 種村香保(たねむらかほ)さん
    京都モダン建築祭にて、歴史ある京都市武道センター(旧武徳殿)を舞台に「京都『エコー遺産』アカペラライブ!」を開催します。日常の中で「エコー」を意識することはあまりないかもしれません。しかし、少し耳を澄ませてみると、場所によって異なる響き、その中にあった時間や記憶、人々の営みがあったことを感じられると思います。今回実施する京都市武道センター(旧武徳殿)にも深い歴史があり、過去から現在、そして未来へとつながる"音の軌跡"を感じていただきたいです。ここでしか生まれない響き、ここでしか味わえない瞬間を、ぜひご体感ください。そして、この機会に改めて京都市武道センター(旧武徳殿)の魅力、そして「エコー」という現象がもつ奥深さを再発見していただければ幸いです。京都という街が重ねてきた時間の厚みを、京都モダン建築祭での建物の「エコー」を通して感じていただけたら嬉しく思います。

    【関連リンク】
    総合社会学部 総合社会学科 社会・マスメディア系専攻 教授 村松秀(ムラマツシュウ)
    https://www.kindai.ac.jp/meikan/2784-muramatsu-shu.html

    総合社会学部
    https://www.kindai.ac.jp/sociology/

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