社会に役立つ寄付をした人を顕彰する「第18回まちかどのフィラ...

社会に役立つ寄付をした人を顕彰する 「第18回まちかどのフィランソロピスト賞」候補者募集開始

公益社団法人日本フィランソロピー協会(所在地:東京都千代田区、会長:浅野 史郎、理事長:高橋 陽子)は、このたび「第18回まちかどのフィランソロピスト賞」の募集を開始しました。

贈呈式1
贈呈式1

【「まちかどのフィランソロピスト賞」の概要】
「まちかどのフィランソロピスト賞」は、私財を社会のために提供した個人を顕彰し、心温まるエピソードを広くご紹介することで、日本に寄付文化を育むことを目的に1998年に創設しました。
これまで一般部門32名、青少年部門26団体(1個人含む)に顕彰しています。
寄付活動は、ボランティア活動と並んで、「地域社会のために何かをしたい」という思いの発露として行なわれるもので、米国では個人の寄付活動が盛んに行なわれておりますが、日本では、「陰徳(=人に知られないようにひそかにする善い行いのこと)」の価値観に支配されやすく、その実態はよく分かっておりません。また、寄付の文化を根付かせるためには、少年期、青年期における体験や教育が重要であるとの認識から、2005年度に、本賞の中に「青少年部門」を創設(2010年からは『青少年フィランソロピスト賞』として顕彰)し、青少年の取り組みも推進しております。本賞を通じ、各地域で行なわれている寄付の実態を詳らかにし、日本に寄付の文化を醸成する一助とします。


【募集概要】
主催  :公益社団法人日本フィランソロピー協会
     ※後援(青少年部門のみ)文部科学省(申請中)
対象  :≪一般部門≫
     社会のために私財を投じた個人またはグループ
     ≪青少年部門『第6回青少年フィランソロピスト賞』≫
     社会のために寄付・募金活動をした高校生までの個人
     またはグループ(学校・学級・部活動単位も可)
     ※両部門とも、2005年1月1日から現在までの活動が選考対象
応募方法:規定書式に記入の上、事務局まで送付
応募締切:2015年7月17日(金)※消印有効

選考方法:書類審査ならびに訪問審査を併用
選考基準:・フィランソロピー精神(人類愛)から生まれた寄付であること
     ・社会のために役立っているもの
     ・寄付にあたって人々を感動させるエピソードがあるもの

選考発表:2015年12月15日(火)学士会館(東京都千代田区)にて開催予定

≪一般部門≫
詳細URL: http://www.philanthropy.or.jp/machikado/18/

≪青少年部門『第6回青少年フィランソロピスト賞』≫
詳細URL: http://www.philanthropy.or.jp/youth/06/


【受賞事例】
≪一般部門≫
・東日本大震災後、被災したチェロを再生しチャリティコンサートを実施。売上金全額を被災地のために寄付
・児童養護施設の子どもたちにメッセージを添えた寄付を31年間、毎月継続
・「ありがとう」と言われた回数×20円を途上国の子どもたちのワクチン接種のために寄付

≪青少年部門『第6回青少年フィランソロピスト賞』≫
・東日本大震災後、小学生が1円と5円を持ち寄る「イチゴ募金」を実施、被災地のために寄付
・工業高校生が技術を活かし中古の車いすを再生、途上国へ贈る活動を継続
・中学生が長崎の被爆者のため、お小遣いを寄付。街頭募金と合わせ、修学旅行時に手渡す活動を45年間継続


【「フィランソロピー」とは】
「フィランソロピー」はギリシャ語の「フィリア(愛)」と「アンソロポス(人類)」を語源とする言葉で「人類愛」「博愛」などと訳されています。日本では「社会貢献」の意味で使われることも多く、寄付、ボランティアを含む民間公益活動に協力する社会的活動をさしています。


【公益社団法人日本フィランソロピー協会について】
1963年設立、1991年よりフィランソロピーの推進事業を開始。2009年に公益社団法人としての認定を受ける。企業のCSR・社会貢献担当者を対象とした定例セミナーや機関紙『フィランソロピー』の出版などの各種事業を通じて、民間の果たす公益の主体となる企業や個人の社会参加意識を高め、公正で活力ある心豊かな社会の実現を目指す。会員企業は113社(2015年4月1日現在)

協会ホームページ: http://www.philanthropy.or.jp/

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社会(国内) 福祉
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