Diggle、FP&Aエージェント®の次世代構想 toward 2027を発表 ━━2027年初頭に、経営と現場をつなぐ「推進AI」を提供開始予定

    その他
    2026年10月28日 13:00

    経営資源の戦略的な投資判断を支えるエンタープライズ企業向け経営管理プラットフォーム「Diggle」を提供するディグル株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山本 清貴)は、AIエージェント「FP&Aエージェント®」の次世代構想を、本日開催の「Connect to Transform Conference 2026(略称:CONX 2026)」にて発表しました。

    進化のポイントは2つです。1つは、AIに任せられる仕事が広がること。これまでの分析やレポート作成といった能力に加え、「推進AI」と、「予測AI」を新たに加えていきます。「推進AI」は、経営の意図を事業部に届け、事業部の変化を経営に返すコミュニケーションを前に進める能力で、「予測AI」は膨大なデータをもとに将来を予測し、さまざまなシナリオをシミュレーションする能力です。もう1つは、AIを使える場所が広がること。「Diggle」の画面だけでなく、普段利用している生成AIや業務アプリからも、「Diggle」の経営管理のデータや機能を活用できるようにしていきます。

    本構想は段階的に実装し、2027年初頭に「推進AI」の第一弾リリースを予定しています。本日CONX 2026のセッションでは、構想の詳細や次世代のFP&Aエージェント®によって経営管理の仕事がどう変わるのかを、デモを交え紹介しました。

    ■構想発表の背景:「点のAI活用」から「経営管理のAX」へ

    生成AIの普及により、データの要約や資料作成など「点のAI活用」は多くの企業で当たり前になりました。一方で、多くの経営者や経営企画の方々と対話する中で、仕事そのものが変わったと実感できている企業はまだ多くないと感じています。

    FP&Aの本当の難しさは、分析の手前と後ろにあります。分析の手前では、事業部から見込や差異の背景など情報を集めるやり取りに多くの時間が割かれています。分析の後ろでは、示唆を経営の意思決定や事業部の行動につなげる働きかけが欠かせません。こうした仕事は毎回状況が異なり、人と人とのやり取りなしには進みません。FP&Aの仕事は、”数字”だけでなく、”人”を動かすことなのです。

    Diggleはこれまで、経営と事業部が同じデータを見て対話できる経営管理プラットフォームの提供を通じて、この「人と数字をつなぐ」領域に向き合ってきました。2025年9月にAI構想を発表(※1)し、12月には「FP&Aエージェント®」をローンチ(※2)。2026年9月からは、「Diggle」新規導入企業への標準提供も始め(※3)、分析やレポーティング領域を中心に、AIによる業務効率化に取り組んできました。利用企業からは「経営報告のための分析・資料作成が1日から半日になった」といった声が寄せられています。
    こうしたステップを経て、FP&Aエージェント®を「便利な効率化機能」から「経営管理の仕事のあり方を変える存在」へと拡張します。

    ※1:DIGGLE株式会社、AI構想を発表──「FP&Aエージェント」実現に向けた2029年までのロードマップを示す(2025年9月24日) https://corp.diggle.jp/news/20250924
    ※2:経営資源の戦略的な投資判断を支える経営管理プラットフォーム「DIGGLE」、対話型AIエージェントである「FP&Aエージェント」をリリース(2025年12月24日)
    https://corp.diggle.jp/news/20251224
    ※3: 経営管理プラットフォーム「Diggle」、AIを新規導入企業に標準提供へ━━新たに「AIコメント」機能も追加(2026年9月8日) https://corp.diggle.jp/news/20260908-1

    ■構想の概要:AIに任せられる仕事と、使える場所が広がる

    FP&Aエージェント®︎の次世代構想のポイントは、大きく2つです。

    1. More Works:AIに任せられる仕事が広がる

    データ集計や定型レポートのように、ルールに沿って進める仕事は、これまでもシステム化や自動化によって改善が進められてきました。一方で、経営管理には、計画と実績に差が出たときの背景の確認や、今後の見通しの前提のすり合わせのように、毎回状況に応じて考え、事業部とやり取りしながら進める仕事もあります。FP&Aエージェント®は、「推進AI」を新たに加えることで、こうした仕事にまでAIに任せられる範囲を広げていきます。さらに「予測AI」によって、人の手では難しかった規模と精度で、将来の予測やシナリオのシミュレーションを行えるようにしていきます。AIが仕事を進めることで、人は最終的な判断や意思決定に、より多くの時間を使えるようになります。

    2. More Places:AIを使える場所が広がる

    「Diggle」の画面に加えて、普段利用している生成AIや業務アプリからも、「Diggle」の経営管理のデータや機能を活用できるようにしていきます。参照できるデータは、ユーザーごとの閲覧権限の範囲に限られます。

    ■Diggleならではのポイント:「頭脳」だけでなく、「経営の動脈」になるAI

    FP&Aエージェント®は、目的に応じて次の4つの能力を組み合わせて仕事を進めます。このうち①分析AIと③レポートAIはすでに提供しており、④推進AIと②予測AIを新たに加えていきます。今後も、お客さまの業務やフィードバックをもとに、新たな能力を追加していきます。

    ①分析AI【提供中】
    予実差異や数字の変化の要因、事業構造を読み解き、経営に必要な気づきを届ける

    ②予測AI【今後提供予定】
    人の手では扱いきれない膨大なデータをもとに将来を予測し、さまざまなシナリオをシミュレーションする

    ③レポートAI【提供中】
    分析結果やP/Lを要約し、経営判断や事業部の行動につながるレポートにまとめる

    ④推進AI【2027年初頭に第一弾リリース予定】
    経営の意図を事業部に届け、事業部の変化を経営に返すことで、組織の循環を生むコミュニケーションを前に進める

    ①分析AI、②予測AI、③レポートAIは、データから変化を読み解き、先を見通し、経営に必要な成果物にまとめる”頭脳”の役割を果たします。そして④推進AIは、経営と事業部をつなぎ、組織に情報と意思をめぐらせる”血管”の役割を果たします。

    経営管理は、頭脳だけでは前に進みません。分析に必要な情報を事業部から集め、導いた示唆を経営の意思決定や事業部の行動につなげる。このコミュニケーションを前に進めるのが「推進AI」です。どれほど優れた頭脳があっても、栄養が届き、全身に血がめぐらなければ体は動きません。Diggleが「推進AI」を根幹に据えるのは、そのためです。

    そして、頭脳と血管を一体で実装できるのは、「経営の動脈になる。」というCorporate Visionのもと、経営管理の基盤を築いてきたDiggleだからです。Diggleには、信頼できる経営数値や、管理単位・計算ロジックといった企業固有の経営コンテキストが蓄積されているほか、多くの企業の経営管理に伴走する中で培ってきたノウハウがあります。

    ■ユースケース:DiggleのFP&Aエージェント®が実現する未来

    予算には本来、「何のために投資をするのか」という経営の意思が込められています。しかし組織の階層が深くなるほどその意思は薄まり、現場には金額だけが届きがちです。ここでは、「新商品を次の柱に育てる」という方針のもと、「年内に新商品の認知度を40%にする」という目標を掲げた企業を例に、構想が実現した際の利用イメージを紹介します。

    1. 経営の意思と予算をつなぐ

    FP&Aエージェント®は、経営方針、目標(KPI)と施策やそれぞれの予算が、どうつながっているかを把握しています。たとえば、販促イベントの予算がどの目標にもつながっていないことに気づくと、担当の営業本部長に目的を確かめます。目的が分かれば、その予算を目標とつなぎ、何で成果を測るべきかまで提案します。

    2. 事業部の判断に材料を返し、申請に見立てを添える

    「競合が年末にCMを出すらしいが、こちらも放映を増やすべきか」と迷うマーケティング部長には、昨年、競合とCMが重なった時期に指名検索が落ちたことや、認知度がいま35%で目標まであと5ポイントであることなど、判断の材料を返します。さらに部長が追加予算の申請をする際には、目標とのつながり、見込まれる効果、費用を抑えた修正案、効果検証の方法をまとめて、承認者のCFOに回します。承認するかどうかを決めるのは、CFOです。

    3. 決まった理由を届け、どこからでも確かめられる

    決まった内容は、その理由とともに、関係者それぞれに必要な形で届きます。マーケティング部長には狙いと効果の確かめ方を、営業本部長には問い合わせ増加への備えを、経営企画には予算の記録を伝えます。CFOをはじめとする経営層は、普段使っている生成AIやコミュニケーションツールから、施策の結果と目標の進み具合を確認できます。

    4. 振り返りから、次の予算配分へ

    施策の振り返りでは、予算どおりに使えたかだけでなく、狙った効果があったか、目標に近づいたかまで示します。また年度内に使われなさそうな予算があれば、見つけて担当者に確認し、効果の大きい施策へ予算を回すよう提案します。最終的な判断は、人が行います。

    予算は、縛るものから、意思を運ぶものへ。組織が大きくなっても、経営の意思が一人ひとりの判断まで届き続ける環境を実現します。

    ■今後の展開:「推進AI」の開発に注力

    Diggleは今後、FP&Aエージェント®の根幹となる「推進AI」の開発に注力し、2027年初頭に第一弾のリリースを予定しています。「予測AI」は、その後に着手します。すでに提供している「分析AI」と「レポートAI」も含め、いずれの能力もお客さまからのフィードバックをもとに、改善と強化を重ねていきます。

    ■取締役CTO水上のコメント

    経営企画の仕事は、数字を扱う仕事に見えて、実は人と人をつなぐ仕事です。事業部から情報を集め、示唆を届け、行動を促す。この往復こそが経営管理の価値の源泉であり、同時に最も時間がかかる部分でした。
    私たちが目指すのは、AIが人の仕事を奪う世界ではありません。会社を深く理解したAIが仕事を進め、人は本当に向き合うべき判断と対話に集中でき、挑戦できることの限界が広がる世界です。経営者も、経営企画も、事業部も、同じ数字と同じ文脈で語り合える。その循環をつくることが、経営管理のAXだと考えています。
    私たちが最初に形にするのは、経営の意図を事業部に届け、事業部の変化を経営に返す「推進AI」です。分析の速さではなく、組織が動く速さを変える。2027年初頭に第一弾をお届けします。引き続き、お客さまとともに、この未来を一歩ずつ形にしていきます。

    ■「Diggle」について

    Diggleは、ヒト・モノ・カネの最適配分を支えるプロダクトシリーズと、企業の経営ステージを進化させる伴走型経営コンサルティングサービスを提供しています。 プロダクトは予実管理を中核に、人員や設備投資など全社領域から、販売計画・リベートなど業界特有の管理領域まで幅広く網羅しており、「FP&Aエージェント®※」をはじめとするAIを通じて経営の意思決定を高度化します。経営と現場が同じデータをもとに意思決定できる環境を実現しており、上場企業やエンタープライズ企業を中心に導入されています。
    https://diggle.jp

    ※「FP&Aエージェント®」はディグル株式会社の登録商標です

    ■ディグル株式会社について

    ディグル株式会社は、「Dig the Potential テクノロジーで、企業の成長可能性を掘り起こす。」をMissionに、ヒト・モノ・カネの最適配分を支えるプロダクトシリーズと、企業の経営ステージを進化させる伴走型の経営コンサルティングサービスを提供しています。「経営の動脈になる。━━組織に数字と意思を張り巡らせ、未来を動かす循環をつくる。」をCorporate Visionに、今後成長が見込まれる経営管理市場を牽引する会社として、企業成長に貢献します。
    https://corp.diggle.jp

    【会社概要】
    会社名:ディグル株式会社
    所在地:東京都渋谷区恵比寿1-19-19恵比寿ビジネスタワー 12F
    代表者:代表取締役 山本 清貴
    設立日:2016年6月9日
    事業内容:経営管理プラットフォーム「Diggle」の開発・提供
    URL:https://corp.diggle.jp

    【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
    ディグル株式会社 広報担当宛
    pr@diggle.team
    080-4740-7189(上砂かみさご)/070-1306-6893(嶋田)

    カテゴリ
    ビジネス
    シェア
    FacebookTwitterLine

    配信企業へのお問い合わせ

    取材依頼・商品に対するお問い合わせに関しては、プレスリリース内に記載されている企業・団体に直接ご連絡ください。

    ディグル株式会社

    ディグル株式会社
    Diggle、FP&Aエージェント®の次世代構想 toward 2027を発表 ━━2027年初頭に、経営と現場をつなぐ「推進AI」を提供開始予定 | ディグル株式会社