旧飯坂小学校で「Kawamata Coffee Festival 2025」開催 地域資源を活用した地方創生イベント、韓国からも出店

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    2025年11月18日 14:00
    令和6年(2024年)に開催された「ジャパンコーヒーフェスティバル 2024 in 川俣町」の様子
    令和6年(2024年)に開催された「ジャパンコーヒーフェスティバル 2024 in 川俣町」の様子

    近畿大学社会連携推進センター(大阪府東大阪市)は福島県川俣町と共同で、令和7年(2025年)11月22日(土)から24日(月・休)までの3日間、旧川俣町立飯坂小学校を会場に、「Kawamata Coffee Festival 2025」を開催します。近畿大学経営学部生がイベントの企画・運営と珈琲店の出店、農学部生がコラボ商品の販売、文芸学部生がキーホルダーや小物の制作・販売をそれぞれ担当します。

    【本件のポイント】
    ●経営学部生がイベントの企画立案と運営を、農学部生と文芸学部生がコラボ商品や制作物の販売を担当
    ●今回初めて韓国からも出店し、地域の方々との交流・連携を通して地方創生に貢献
    ●近大店舗の売上金は「東日本大震災ふくしまこども寄附金」に寄付予定

    【本件の内容】
    近畿大学では、「大学等の「復興知」を活用した人材育成基盤構築事業(事業名:"オール近大"川俣町発・復興人材育成プロジェクト)」を活用し、経営学部が中心となって、川俣町関係者と共同で地域資源を活用した観光振興の取り組みを行っています。
    令和5年度(2023年度)、令和6年度(2024年度)は、観光事業を通して地域における交流人口を増やすことを目的に「ジャパンコーヒーフェスティバル」を川俣町に誘致し、廃校となった旧飯坂小学校を会場として開催することで、多くの来場者がありました(令和5年度(2023年度)は延べ1,650人、令和6年度(2024年度)は延べ1,140人)。令和7年度(2025年度)は、川俣町と近畿大学がイベントの企画・運営を担当し、「Kawamata Coffee Festival 2025」の名称で、引き続き旧飯坂小学校を会場として、コーヒーの飲み比べイベントを開催します。
    イベント当日は、経営学部(担当:教授 金相俊)の学生24人がイベントの企画・運営全般を担当するほか、経営学部生が「沼珈琲」「わ」の2店を出店し、こだわりのコーヒーを提供します。「沼珈琲」は"思わずハマって抜け出せなくなるほど美味しいコーヒーを届けたい"、"沼珈琲の一杯に沼り、深い味わいの世界を楽しんでいただきたい"という願いを、「わ」は"コーヒーを通じて人と人の輪を作ることや和やかにコーヒーを楽しむ時間を提供する場でありたい"という意味が込められています。また、今年は初めて韓国の国立昌原大学校が「花田カフェ」を出店し、"一杯のコーヒーが、地域の皆さまの心に温かさと前を向く力を届けられることを願っています。離れていても想いはひとつ。皆さまの日常が一日も早く戻り、笑顔が広がることを心より祈り、共に歩んでまいります"との復興への願いを込めて大切にコーヒーを淹れます。
    また、農学部農業経営経済学研究室(担当:教授 大石卓史)、栄養教育学研究室(担当:講師 明神千穂)の学生8人が、かわまた銘品館シルクピアのブースにて、川俣町の食品事業者らと共同開発した商品「かわまたジェラート」、「アンスリウムスイーツ」、「かわまたバーガー」の販売を担当します。
    さらに、文芸学部芸術学科造形芸術専攻(担当:教授 関口千佳)の学生6人らが、川俣シルクをアンスリウムの葉で染めたハンカチーフ、アンスリウムをモチーフにしたキーホルダーや小物の制作・販売を担当します。
    なお、当日の近大店舗の売上は全額(実費を除く)、「東日本大震災ふくしまこども寄附金」へ寄付します。

    【開催概要】
    日時      :令和7年(2025年)11月22日(土)・23日(日)10:00~17:00
                       11月24日(月・休)10:00~15:00
    場所      :旧飯坂小学校
             (福島県伊達郡川俣町飯坂字南古堂道内5、
              JR「福島駅」から福島交通バス約50分)
    参加予定    :近畿大学経営学部生 24人、農学部生 8人、文芸学部生 6人
    対象      :一般の方(事前申込不要)
    コーヒーチケット:前売り券(3枚)1,200円、当日券(3枚)1,500円
    販売商品    :コーヒー 3種 1杯/チケット1枚

    <22日・23日>
    かわまたジェラート 4種(各20個)各400円/1個
    アンスリウムクッキー 5種(各20枚)各130円/1枚
    アンスリウムチーズケーキ 3種(各5個)各280円/1個
    アンスリウムラスク 25個 240円/1個
    アンスリウムメレンゲ 30個 480円/1個
    かわまたバーガー(シャモメンチ)40個(各日)600円/1個
    <24日>
    スカーフ 3,000円/1枚
    ハンカチーフ 500円/1枚
    キーホルダー 300円/1個
    ※全て税込価格。商品や価格は予定であり、変更となる場合があります。
    お問合せ:川俣町役場(政策推進課) TEL(024)566-2111

    【近畿大学と福島県川俣町の連携】
    近畿大学は、平成24年(2012年)に「"オール近大"川俣町復興支援プロジェクト」を立ち上げ、東日本大震災からの復興に取り組む福島県川俣町の支援を行っています。平成29年(2017年)には、川俣町役場との間で包括連携協定を締結しました。また、平成30年度(2018年度)から令和2年度(2020年度)は「大学等の「復興知」を活用した福島イノベーション・コースト構想促進事業」、令和3年度(2021年度)からは「大学等の「復興知」を活用した人材育成基盤構築事業」をそれぞれ活用し、さらなる復興支援や連携強化に取り組んでいます。

    【大学等の「復興知」を活用した人材育成基盤構築事業】
    大学等が有する福島県復興に資する知を集積・活用するため、大学等による連携体制の形成や特色ある教育研究プログラムの開発・実施を支援することにより、福島イノベーション・コースト構想の実現に向け、イノベーションを生み出す高度な人材の長期的な教育・育成の基盤を構築することを目的とした事業。近畿大学は本事業の採択を受け、令和3年度(2021年度)から5年の予定で事業を実施しています(事業名:"オール近大"川俣町発・復興人材育成プロジェクト)。本事業では、複数の重点分野(A:農業・食、B:原子力・除染・リスクコミュニケーション、C:観光、D:集落復興・コミュニティ再生、E:SDGs)を設定し、川俣町を拠点に、学生、地域関係者の双方を対象とした教育研究プログラムを開発し、小中学生から社会人までの様々なターゲットに対して実施します。

    【関連リンク】
    経営学部 商学科 教授 金相俊(キムサンジュン)
    https://www.kindai.ac.jp/meikan/113-kim-sangjun.html
    農学部 農業生産科学科 教授 大石卓史(オオイシタカフミ)
    https://www.kindai.ac.jp/meikan/1245-oishi-takafumi.html
    農学部 食品栄養学科 講師 明神千穂(ミョウジンチホ)
    https://www.kindai.ac.jp/meikan/1065-myoujin-chiho.html
    文芸学部 芸術学科 造形芸術専攻 教授 関口千佳(セキグチチカ)
    https://www.kindai.ac.jp/meikan/1159-sekiguchi-chika.html

    経営学部
    https://www.kindai.ac.jp/business/
    農学部
    https://www.kindai.ac.jp/agriculture/
    文芸学部
    https://www.kindai.ac.jp/lit-art-cul/
    社会連携推進センター
    https://www.kindai.ac.jp/rd/research-center/usr/

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