カインズのバイヤー商談をAIが可視化 bellSalesAI導入で週150分の記録業務を削減 国内最大手ホームセンターがデータドリブン組織へ
~業界最大手ホームセンターチェーンが挑む、 バイヤーの業務変革とコンプライアンス強化~
Salesforce入力エージェント「bellSalesAI(ベルセールスエーアイ)」の開発・販売を行うベルフェイス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:中島 一明)は、ホームセンター業界最大手の株式会社カインズ(本部:埼玉県本庄市、代表取締役社長CEO:高家 正行)が、商品統括本部のバイヤーを対象にbellSalesAIを導入し、バイヤーの働き方改革・生産性向上を目指す業務変革の取り組みを開始したことを発表しました。

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同社では、全社的なAI推進の一環として、バイヤー業務のデジタル化構想を推進しています。その第一歩としてbellSalesAIを導入し、商談記録業務の効率化とコンプライアンス強化を早期に実現するとともに、今後はSalesforce連携によるデータ活用基盤の構築、さらにはAIエージェント活用へと段階的に取り組みを進めていく計画です。「まずデータを蓄積し、次に活用する」という段階的なアプローチにより、データドリブンなバイヤー組織への変革が始動しています。
■導入背景
株式会社カインズは、全国にホームセンターを展開する業界最大手企業であり、日々多くの取引先と商談を行っています。同社の店舗ではモバイル端末を活用し、売場での情報検索や本部への改善提案が完結する環境が整っており、こうしたデジタル活用をバイヤー業務にも広げ、働き方改革と生産性向上を実現するという構想が描かれていました。今期、全社的なAI推進の加速とも重なり、バイヤーの業務変革プロジェクトが始動しています。
同社が掲げる「より良いものを、より安く」を実現するためには、取引先との継続的な信頼関係が不可欠です。そのため、価格交渉を含む協議内容を正確に記録・保存し、コンプライアンスを遵守した適切な取引を行うことも重要なテーマとなっていました。
さらに現場では、以下のような課題が顕在化していました。
・商談記録の作成・管理が担当者ごとの運用となっており、フォーマットも統一されていない
・商談内容が個人管理にとどまり、管理職がリアルタイムに状況を把握できない
・個人の交渉経験やノウハウが組織のナレッジとして共有・活用されていない
こうした課題を解決し、バイヤーが本来注力すべき「戦略立案」や「交渉」業務に集中できる環境を実現するため、業務変革の第一歩としてbellSalesAIの導入を決定しました。
■導入の決め手となった3つのポイント
複数のAI記録サービスを比較検討し、各事業部から代表メンバーを選抜したPoC(実証実験)を経て本導入に至りました。評価のポイントは以下の3点です。
1. 「データをどう活用するか」から逆算できるSalesforce連携
多くのサービスが文字起こしを中心とした機能にとどまる中、bellSalesAIはSalesforceとの深い連携を前提とした設計であり、記録したデータを商談分析やマネジメントに活用するという将来像から逆算してツールを選定できる点が高く評価されました。
2. 業務単位で設計できる要約項目
商品カテゴリーによって取引先や商談内容、商談場所が大きく異なる中でも、要約項目を業務単位で柔軟に設計できるため、バイヤー業務の実態に即した商談記録を実現できると判断されました。
3. 現場に負担をかけない使いやすさ
録音から文字起こし、要約までが一連の流れで完結し、現場の業務負荷を増やすことなく記録の質を高められることをPoCで確認しました。各事業部から共通して「負担なく使える」「業務に自然に組み込める」という評価が得られたことが、本導入の後押しとなりました。
■バイヤー業務変革に向けた3つのステップ
株式会社カインズでは、バイヤーの業務変革を以下の3つのステップで段階的に進めています。
ステップ1 : bellSalesAI導入による記録業務の効率化とコンプライアンス強化
商談記録の作成を自動化し、記録品質の標準化と協議内容の正確な記録・保存を早期に実現。
ステップ2 : Salesforce連携によるデータ活用基盤の構築
商談記録をSalesforceに蓄積し、取引先情報や実績データとのひもづけ、蓄積データの検索性向上、マネジメントへの活用を推進。
ステップ3 : AIエージェント活用によるバイヤー支援
蓄積したデータをもとに、AIが商談準備や意思決定をサポートし、バイヤーが本来注力すべき「戦略立案」や「交渉」業務に集中できる環境を構築。
■導入効果と今後の期待効果
1. 商談記録の組織資産化
これまで個人管理になりがちだった商談内容が共有しやすくなり、組織として商談内容を活かしていく意識が高まっています。管理職も商談内容や交渉状況を把握しやすくなり、タイムリーなアドバイスやフォローにつなげられる環境が整いつつあります。
2. 記録業務の負担軽減(見込み)
従来、商談後の記録作成には1社あたり約15分を要し、週10社の商談を行う場合はバイヤー1人あたり週150分程度が記録業務に費やされていました。bellSalesAIの活用により、この記録業務の削減が見込まれており、創出される時間を交渉や商品開発、取引先との対話といった付加価値の高い業務へ振り向けられる環境づくりが進んでいます。
3. 想定を超えた活用範囲への広がり
当初は商談記録の効率化を目的としていましたが、部内会議やプロジェクトミーティングなど幅広い場面でも活用されており、ナレッジの蓄積や新人バイヤー育成の教材としての活用も期待されています。
■顧客コメント
「バイヤーの仕事の価値は、お取引先様と向き合い、考え、より良い商品やサービスを生み出すことにあると考えています。bellSalesAIの導入は、そのための時間と環境をバイヤーに取り戻す取り組みの第一歩です。商談記録が組織に蓄積されることで、ベテランバイヤーの交渉ノウハウを若手育成に活かせる可能性も広がりました。変革はまだ始まったばかりですが、現場の声を聞きながら一歩ずつ定着させ、お取引先様とのより良い関係づくりと、バイヤーが誇りを持って働ける組織づくりにつなげていきたいと考えています。」
(株式会社カインズ 商品業務本部 商品業務改善部 業務推進G 定着・教育担当 猪狩 舞 氏)
■今後の展望
株式会社カインズでは、bellSalesAIによる商談記録の蓄積を定着させるとともに、次のステップとしてSalesforce連携によるデータ活用基盤の構築を進めていく予定です。取引先情報や実績データと商談記録をひもづけた管理や、蓄積データの検索性向上により、記録を"入力して終わり"にせず、判断の適正化やマネジメント強化につなげていきます。
将来的には、AIエージェント(Agentforce等)を活用した商談準備支援やネクストアクション提案など、バイヤーの意思決定支援も視野に入れています。「まず商談データを蓄積する→Salesforceで活用できる基盤を整える→AIで活用する」という段階的なデータ活用モデルとして、bellSalesAIがバイヤー業務変革の起点となっています。
■bellSalesAI(ベルセールスエーアイ)について
bellSalesAIは、営業担当者の商談情報をAIが自動で抽出・構造化し、Salesforce入力を効率化するサービスです。特徴は以下の通りです。
1.Salesforce入力効率化に特化 : AIが商談会話から必要項目を自動抽出
2.圧倒的な使いやすさ : 対面はスマホアプリ、Web商談はPCアプリで簡単操作
3.高精度な要約・抽出 : 独自AIが情報抽出・構造化を高精度で実施
■bellSalesAIに関するお問い合わせはこちらから
■株式会社カインズ 会社概要
商号 : 株式会社カインズ
所在地 : 埼玉県本庄市早稲田の杜1丁目2番1号
代表者 : 代表取締役社長 高家 正行
設立 : 1989年3月1日
資本金 : 32億6,000万円
事業内容 : ホームセンターチェーンの経営
ホームページ : https://www.cainz.co.jp/
■ベルフェイス株式会社 会社概要
商号 : ベルフェイス株式会社
所在地 : 東京都港区新橋6-13-10 PMO新橋9F
代表者 : 代表取締役 中島 一明
設立 : 2015年4月27日
資本金 : 9,148百万円(資本準備金含む)
事業内容 : Salesforce入力エージェント「bellSalesAI」の開発・販売
ホームページ : https://bellface.co.jp/





















