[奈文研イベント] 第26回古代官衙・集落研究集会「古代集落の構造と変遷3」(古代集落を考える3)

    調査・報告
    2022年11月1日 16:10
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     独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所では、下記のテーマ、日程で古代官衙・集落研究会の第 26 回研究集会をおこないます。関係各位のご参加をお待ちしております。また、お近くの関係者の方々にもお知らせいただけましたら幸いです。

    テーマ:「古代集落の構造と変遷3」(古代集落を考える3)

     古代官衙・集落研究会では、2020 年度より「古代集落を考える」シリーズを立ち上げ、律令体制の成立・展開にともなう在地社会の変容と古代集落の歴史的特質の解明を目的として検討を続けている。
     シリーズ3回目となる今回は、前2回に引き続き「集落構造」をキーワードに良好な調査事例・地域を対象として取り上げる。特に、文献史料や出土遺物の様相から特徴的な性格をもつと想定される集落遺跡とその周辺の遺跡との比較検討を通じ、多様な集落遺跡の様相の中から地域性や独自性を超えた共通の要素を抽出することを目的とする。
     今回の研究集会を通じて「一般的な古代集落」の構成要素について一定の見通しを得るとともに、古代史分野における古代集落研究の課題との接点を射程に入れた方法論上の課題を整理し、次回以降の研究集会での議論に繋げたい。

    日 程

    2022 年12 月16 日(金)・17 日(土)
    会場とオンライン配信(Teams またはZoom)を併用したハイブリッド形式にて開催

    12 月16 日(金)

    13:00~13:10 開会挨拶
    13:10~13:40 古代集落の構造把握にむけた中間まとめ
          道上祥武(奈良文化財研究所)
    13:40~14:40 出雲国における集落構造と変遷~意宇郡・神門郡を中心に~
          林健亮(島根県教育庁埋蔵文化財調査センター)
    14:40~14:50 〈休憩・換気〉
    14:50~15:50 伊勢国朝明郡の古代集落の構造と変遷
          川部浩司(斎宮歴史博物館)
    15:50~16:00 〈休憩・換気〉
    16:00~17:40 律令国家周縁域における集落構造と変遷
          西澤正晴(岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター)・安達訓仁
         (栗原市教育委員会)・佐藤敏幸(東北学院大学)

    12 月17 日(土)

    9:30~10:30 千葉県酒々井町飯積原山遺跡の集落構造と性格
          木原高弘(公益財団法人千葉県教育振興財団)
    10:30~10:40 〈休憩・換気〉
    10:40~11:40 文献史料から考える古代集落
           磐下徹(大阪公立大学文学研究院)
    11:40~13:00 〈昼食・休憩・換気〉
    13:00~15:30 討 論
    15:30~ 閉会挨拶

    場 所

    奈良文化財研究所 平城宮跡資料館 講堂(地図参照)

    情報交換会

    実施しません。

    参加申込

    奈文研HP 申込フォーム よりお申し込みください。
    事前申込のない方は聴講できません。
    地方公共団体職員・大学教員等の研究者を対象とします。
    会場事前申込は、先着80 名までとします(椅子席をご利用いただく場合があります)
    申込時に会場参加・オンライン参加を必ず選択してください。
    オンライン配信は固定カメラ・会場マイクによる簡易な配信となりますので、音声や映像等不具合が発生する場合があることをご了承ください。
    ※今後の新型コロナウイルス感染状況によっては開催方式を変更する可能性があります。

    締め切り:12 月9 日(金)

    問い合わせ先

    古代官衙・集落研究会事務局
    馬場基・林正憲・小田裕樹・清野陽一・道上祥武
    独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所
    〒630-8577 奈良市二条町2-9-1
    FAX:0742-30-6849
    Eメール:kodai-kanga_nabunken☆nich.go.jp (☆を@に変更してください)

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