厳島水中花火大会におけるドローン警戒監視運用を実施

    位置情報共有により迅速な安全対応を実現

    その他
    2025年10月23日 09:00

    合同会社SKYTRYING(本社:広島県広島市、代表社員:池田喬志)は、2025年10月18日に開催された厳島水中花火大会において、ドローンを活用した警戒監視運用を実施しました。
    本取り組みは、安全な大会運営と観客・関係者の保護を目的とし、最新のドローン技術による上空および海上監視を行いました。

    実施の背景

    厳島水中花火大会では、例年多くの観覧船や作業船が海上に集まるため、牡蠣筏(かきいかだ)との衝突や船舶同士の接触が発生し、現場での迅速な対応が課題となっていました。
    この課題を受け、2025年度はSKYTRYINGが提案したドローンによる警戒監視システムを導入。上空からの広域監視に加え、事故等の事象が発生した場合には位置情報を素早く共有し、海上保安庁の巡視船や花火大会警戒船による迅速な駆けつけを可能にしました。
    その結果、従来よりも早い初動対応と、現場間の情報連携精度向上に効果が確認されました。

    (画像1)宮島での夜間オペレーション風景 リアルタイムでの航行監視を実施
    (画像1)宮島での夜間オペレーション風景 リアルタイムでの航行監視を実施

    運用概要

    ・実施日:2025年10月18日
    ・実施場所:広島県廿日市市 厳島周辺
    ・運用目的:花火大会における安全警戒、海上・空域監視、接触事故防止
    ・運用内容:
      ・ドローンポート2台を設置し、2機の自動航行を活用した効率的な離発着を実現
      ・自動ルート飛行1機による定期的な航路監視
      ・追尾用手動飛行1機によるリアルタイム映像監視と警戒
      ・位置情報共有システムによる現場間連携強化
    ・活用技術:AI航行制御、リアルタイム映像伝送、位置情報共有ネットワーク

    (画像2)DJI Dock2設置運用風景
    (画像2)DJI Dock2設置運用風景

    コメント

    「ドローンによる監視により、海上全体の状況を即座に把握し、異常時には迅速な対応が可能となりました。今回の成果は、安全運営における新しいモデルケースになると考えています。」
    合同会社SKYTRYING 代表社員 池田喬志

    (画像3)赤外線カメラによる牡蠣筏監視映像 夜間でも筏の構造と位置を明確に把握可能
    (画像3)赤外線カメラによる牡蠣筏監視映像 夜間でも筏の構造と位置を明確に把握可能

    今後の展望

    SKYTRYINGは今後も、花火大会・観光イベント・防災・警備など、さまざまな現場においてドローンを活用した安全支援・監視ソリューションを提供し、社会の安全性向上に貢献してまいります。

    会社概要

    会社名:合同会社SKYTRYING
    所在地:広島県広島市
    代表者:代表社員 池田喬志
    事業内容:ドローン運用・空撮・警備支援等
    URL:https://skytrying.co.jp/

    すべての画像

    シェア
    FacebookTwitterLine

    配信企業へのお問い合わせ

    取材依頼・商品に対するお問い合わせに関しては、プレスリリース内に記載されている企業・団体に直接ご連絡ください。

    合同会社SKYTRYING

    合同会社SKYTRYING

    この企業のリリース

    厳島水中花火大会におけるドローン警戒監視運用を実施 | 合同会社SKYTRYING