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機能性表示食品に朗報!インデナ社が『ビルベリー抽出物』の機能成分を解明  4月22日の講演会にて最新の研究結果を発表

調査・報告
2015年4月27日 10:30
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イタリアのインデナ社 品質管理部 部長のロベルト・バーチェは、2015年4月22日に東京国際フォーラムで開催された「第4回 日本アントシアニン研究会」において、植物薬や健康食品として広く使用されている『ビルベリー抽出物』の品質について講演をしました。

ロベルト・バーチェは、「ビルベリー果実の品質」「製造工程での品質の管理の重要性」「乾燥抽出物の品質」「複数の原料メーカーのビルベリー抽出物を分析し成分的な特徴の違いのあること」について講演しました。

4月から機能性表示食品制度がスタートし、一定の審査を経て機能を表示することができるようになりました。
インデナ社のビルベリー乾燥抽出物は、他社とは差別化された成分特性を持つ独自の抽出物であることが科学的に証明され、独自性の高い安全性データや有効性データはインデナ社の乾燥抽出物を活用した機能性表示食品化への可能性を示すものと考えられます。

http://www.e-expo.net/information/bilberry/


【「ビルベリー」とは?】
野生の北欧産ビルベリーは、一般に食品に用いられる栽培種のブルーベリーとよく混同されています。しかし、この2つの果実は異なる学名を持つ別の植物と言うことができます。

野生のビルベリーは、特徴的なポリフェノール類を含有し様々な機能性を有することから、ヨーロッパでは植物薬として用いられてきました。この様々な機能性を活用し、アメリカや日本ではおもにサプリメント(健康食品)として製品が発売され大きな市場を形成しています。しかし野生種であることから、その収穫は人手に依存し、収穫時期、保管や運搬方法、製造方法などの適切な取り扱いが重要です。

特にアメリカではサプリメントと定義づけられたため、「厳格な品質規格」、「有効性」、「安全性」の証拠が求められることはありませんでした。そのため、劣化した成分を持つ粗悪で非常に安価なビルベリー抽出物がアメリカをはじめとする市場に出回ることになりました。粗悪なビルベリー抽出物の中には、ビルベリー以外の安価な果実他(クランベリー、ラズベリー、カシス、黒大豆、中国ブルーベリー)を混ぜるものや、アマランサスと呼ばれる色素を混ぜるものまで様々です。


【4月22日講演会について】
ロベルト・バーチェは本講演で、下記の通り最新の研究結果を報告しました。

■ビルベリーのような植物抽出物は複雑な多成分の混合物であり、果実の色素成分である15種類のアントシアニン類を36%含み、そのアントシアニン類の含有量には製造メーカー各社によって違いがある。

■ビルベリー抽出物は、15種類のアントシアニン類の他にも、糖類、クエン酸、リンゴ酸、フマル酸、キナ酸、クロロゲン酸、フラボノイド類など様々な生理活性物質が特徴的に含まれている。

■製造者は、ビルベリー抽出物を長年にわたって製造しても同じ成分を同じ量含有するような製造方法と品質管理が重要でありそれが消費者のサプリメントの安全性や有効性に対するメーカーの責任である。

■植物抽出物のように多成分を含む機能性原料では、全体を有効成分として評価する必要がある。結論として「HPLCやNMRといった分析機器を用い、さまざまな分析評価をすることでインデナ社のビルベリー乾燥抽出物に含まれる多成分の特徴や含量が定量可能となり、差別化された特徴を解明することができた。」


【会社概要】
インデナ社は、医薬品、健康食品および化粧品産業で用いられている植物由来の有効成分研究、開発、製造を専門とするイタリア(ミラノ)の会社です。その開発活動は90年以上にもわたり数々の中で初めてビルベリーを用いた医薬品を開発した企業です。

インデナジャパン株式会社
所在地: 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-8-1 KDDI 大手町ビル 21F
代表 : 代表者取締役 宮 裕子
設立 : 2000年4月
URL  : http://jp.indena.com/

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