ターナー & タウンゼント株式会社

    東京、高さ200m超の高層ビル40棟へ

    —複合開発とESGが都市進化を加速ー

    その他
    2026年6月11日 15:00

    ターナー&タウンゼント株式会社(東京都港区)は、最新レポート「2026高層ビル建設ガイド」にて、東京における都市開発のあり方が、グローバル経済の変化や働き方の進化、さらにはサステナビリティへの要求の高まりを背景に急速に変化していることを明らかにしました。

    現在、高さ200メートルを超える世界の高層建築は2,583棟に達しており、2017年以降で約2倍に拡大しています。こうしたグローバルな潮流の中で、東京においても高層化は着実に進展しており、同規模の建築は40棟に達し、世界的にも上位の水準に位置しています。近年、都心部では大手デベロッパー間の競争が一層激化しており、従来の規模の拡大に加え、高さやデザインといった要素による差別化が進んでいます。こうした動きは都市のスカイラインに大きな変化をもたらし、東京の都市景観をより高度で立体的なものへと進化させています。特に東京駅、日本橋、虎ノ門といった主要エリアでは、オフィス、住宅、商業施設、文化機能を一体化した大規模複合開発の需要が急速に拡大しています。これらのプロジェクトは都市機能の高度化と集約を実現するだけでなく、都市の価値そのものを再定義する存在となっています。

    一方で、こうした開発は利用者の利便性向上にとどまらず、働く・住む・過ごすといった体験価値の向上にも寄与しています。単一用途から複合用途へとシフトする都市開発は、国際都市としての東京の競争力を支える重要な要素となっています。加えて、ESG投資の拡大により、環境性能を重視した開発も急速に進んでいます。Zero Energy Building(ZEB)認証の取得、省エネルギー設計、自然換気を活用したファサード設計などが普及し、低炭素で高効率な建築が新たな基準となりつつあります。さらに、CLT(直交集成板)などの新素材の活用や、建物内に自然環境を取り込む「垂直庭園」といった設計手法も広がりを見せています。これにより、環境配慮とデザイン性を両立した都市開発が加速しています。ターナー&タウンゼントは、今後の東京における高層開発は、数の増加だけでなく、質の高度化と持続可能性の両立という観点で進化していくと分析しています。

    ターナー&タウンゼント株式会社について

    ターナー&タウンゼントは、世界64か国で23,000人以上の社員を擁するグローバル 建設プログラム・マネジメント企業です。不動産、インフラ、エネルギー、天然資源分野のクライアントと連携し、世界中の市場において、大規模プログラム、プロジェクト、コストおよびコマーシャルマネジメント、ネットゼロおよびデジタルソリューションを専門としています。 当社のウェブサイトはこちらをご覧ください。

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