滋賀県立陶芸の森陶芸館にて、特別企画展 「炎との対話から 私の自然釉-神山清子展」を6/13より開催  信楽の女性陶芸家の草分けとしての半世紀に及ぶ作陶の歩みを辿る

    イベント
    2026年6月10日 15:00

    滋賀県立陶芸の森 陶芸館では、特別企画展「炎との対話から 私の自然釉-神山清子展」を2026(令和8)年6月13日(土)より開催いたします。


    写真_上:神山 清子作陶風景 2019/令和元年(撮影:ROOF design office) ・下:神山 清子「信楽ラスター彩四方水指」2005/平成17(撮影:杉本賢正)滋賀県立陶芸の森蔵

    写真_上:神山 清子作陶風景 2019/令和元年(撮影:ROOF design office) ・下:神山 清子「信楽ラスター彩四方水指」2005/平成17(撮影:杉本賢正)滋賀県立陶芸の森蔵


    ■展覧会概要

    神山 清子(1936-2023)は、信楽焼の女性陶芸家の草分けとして知られています。

    神山 清子の作陶は1953年に入社した陶器会社での絵付けにはじまります。火鉢の絵付けで才能を発揮しましたが、石油ストーブの普及による火鉢の低迷を機に退職。信楽でクラフトデザインを指導した日根野作三や、造形を八木一夫や熊倉順吉に学びました。

    古信楽の陶片との出会いから薪窯焼成をはじめた神山 清子は、1970年から晩年まで精力的に作陶活動を展開し、薪窯でラスターの輝きを生み出すなど、独自の自然釉の美しさを探求しました。また、韓国での作陶や世界各地への旅など、海外でのさまざまな出会いと交流をとおして作風の幅を広げていきました。

    神山 清子の試行錯誤を重ねてきた半世紀に及ぶ作陶は、まさに時代に向き合いさまざまな困難を乗り越えてきた陶産地・信楽の姿と重なります。本展では、「人の心の中にいつまでも残る自然釉」を目指し、たくましく生き抜いた神山清子の生涯を辿ります。



    ■基本情報

    会期 :2026(令和8)年6月13日(土) ~ 8月30日(日)

        ※月曜日休館 7月20日(月・祝)は開館し、7月21日(火)は振替休館

    会場 :滋賀県立陶芸の森 陶芸館

    観覧料:一般1,100円(880円)、大学生880円(700円)、高校生以下無料

        ※( )内は20人以上の団体料金

    主催 :滋賀県立陶芸の森

    後援 :滋賀県教育委員会、甲賀市、京都新聞

    協力 :京セラ株式会社

    助成 :芸術文化振興基金


    【陶芸の森へのアクセス】

    電車    :「JR草津駅」より草津線乗り換え「貴生川駅」下車、

           信楽高原鐵道乗り換え「信楽駅」下車、徒歩20分(約75分)

    バス    :信楽高原鐵道「信楽駅」より甲賀市コミュニティバス「陶芸の森前」

           または「陶芸の森(陶芸館前)」下車(約5分)

    自動車   :新名神高速道路 信楽インターから約8分

    駐車場(無料):普通車約250台、大型バス約10台



    ■展覧会構成

    各章において神山 清子を中心に、ゆかりのデザイナー・芸術家・陶芸家らの作品や写真など関連資料を含めて約120点を紹介いたします。


    プロローグ 信楽

    第1章 火鉢時代-作陶への道・絵付師からの出発(1950年代)

    第2章 クラフトデザイン-信楽に芽生えた新たな潮流(1960年代) 

    第3章 心に残る自然釉を目指して(1970年代以降)

    第4章 私の自然釉-奇跡の輝きラスター

    第5章 世界各地への旅-海外での活動と出会いから

        (交流を重ねた海外のアーティストや陶芸家たちからのメッセージ)


    ・第1章 火鉢時代-作陶への道・絵付師からの出発(1950年代)


    近江化学陶器有限会社(絵付=中島 兼亮) 「白地笹文手焙」 昭和28-昭和32/1953-1957

    近江化学陶器有限会社(絵付=中島 兼亮) 「白地笹文手焙」 昭和28-昭和32/1953-1957


    ・第2章 クラフトデザイン-信楽に芽生えた新たな潮流(1960年代)


    神山 清子「信楽小紋皿」 昭和40/1965 滋賀県立陶芸の森陶芸館

    神山 清子「信楽小紋皿」 昭和40/1965 滋賀県立陶芸の森陶芸館

    神山 清子「信楽編込皿」 昭和40/1965 滋賀県立陶芸の森陶芸館

    神山 清子「信楽編込皿」 昭和40/1965 滋賀県立陶芸の森陶芸館


    ・第3章 心に残る自然釉を目指して(1970年代以降)


    神山 清子「信楽大筒」 昭和47/1972 滋賀県立陶芸の森陶芸館(撮影:杉本 賢正)

    神山 清子「信楽大筒」 昭和47/1972 滋賀県立陶芸の森陶芸館(撮影:杉本 賢正)

    神山 清子「信楽自然釉銅鑼鉢」 昭和55/1980 滋賀県立陶芸の森陶芸館(撮影:杉本 賢正)

    神山 清子「信楽自然釉銅鑼鉢」 昭和55/1980 滋賀県立陶芸の森陶芸館(撮影:杉本 賢正)

    神山 清子「信楽自然釉檜垣文大壺」 平成12-21/2000s 滋賀県立陶芸の森陶芸館(撮影:今村 裕司)

    神山 清子「信楽自然釉檜垣文大壺」 平成12-21/2000s 滋賀県立陶芸の森陶芸館(撮影:今村 裕司)

    神山 清子「信楽鎬壺」 昭和60/1985 滋賀県立陶芸の森陶芸館(撮影:杉本 賢正)

    神山 清子「信楽鎬壺」 昭和60/1985 滋賀県立陶芸の森陶芸館(撮影:杉本 賢正)

    神山 清子「信楽自然釉透花入」 平成3/1991 滋賀県立陶芸の森陶芸館(撮影:今村 裕司)

    神山 清子「信楽自然釉透花入」 平成3/1991 滋賀県立陶芸の森陶芸館(撮影:今村 裕司)


    ・第4章 私の自然釉-奇跡の輝きラスター


    神山 清子「信楽自然釉ラスタ-徳利・ぐい呑」 昭和55/1980 滋賀県立陶芸の森陶芸館

    神山 清子「信楽自然釉ラスタ-徳利・ぐい呑」 昭和55/1980 滋賀県立陶芸の森陶芸館


    ・第5章 世界各地への旅-海外での活動と出会いから

         (交流を重ねた海外のアーティストや陶芸家たちからのメッセージ)


    エジプト 左:耳付小壺/中:照明具/右:人形燭台 甲賀市

    エジプト 左:耳付小壺/中:照明具/右:人形燭台 甲賀市

    メキシコ 広口壺 甲賀市

    メキシコ 広口壺 甲賀市

    オランダ・デルフト 色絵草花文飾小壺 甲賀市

    オランダ・デルフト 色絵草花文飾小壺 甲賀市


    ■関連企画

    (1)ギャラリートーク【申込不要・入場券要】

    日時:2026(令和8)年7月19日(日)、8月9日(日)、8月23日(日)

       *各日とも13時30分~(40分程度)


    (2)~土の魅力を子どもたちに伝えたいと語った清子さん~

    つちっこプログラム特別講座【事前申込・先着順・有料】


    a. 神山清子スタイルのクラフトデザインに挑戦

    ・i“おだんご皿”をつくろう!

    日時:2026(令和8)年8月1日(土)10時~12時/講師:津守 愛香

    ・ii“花器”をつくろう!

    日時:2026(令和8)年8月2日(日)10時~12時/講師:田中 哲也


    会場 : 信楽産業展示館創作室

    参加料: 3,000円

    定員 : 20名(先着順)

    申込先: E-mail_t-oubo@sccp.jp

    ※両日とも


    b. ねんどと遊ぶ!ねんど体操をして土面をつくろう

    ~大阪公立大学との研究プロジェクト 子どもの身体活動と芸術性の検証~

    日時 : 2026(令和8)年7月25日(土)・26日(日)*両日とも午前・午後

    会場 : 信楽産業展示館創作室

    参加料: 500円

    申込先: E-mail_t-oubo@sccp.jp


    (3)対話の森「陶芸家 神山清子追想」【事前申込・無料】

    長女・石川久美子さんを迎え、当館館長松井利夫とともに、神山清子さんを偲びながらその半生を振り返る。

    日時 : 2026(令和8)年7月18日(土)14時~

    会場 : 信楽産業展示館信楽ホール(滋賀県立陶芸の森内)

    参加料: 無料

    申込先: E-mail_gakugei@sccp.jp


    (4)ギャラリー企画【入場無料】

    a. 陶芸館・名品セレクション展IV/V

    会期:2026(令和8)年6月13日(土)~7月5日(日) ※6月23日~26日は展示替


    b. 夏休み企画「子どもたちの土の造形展」

    会期:2026(令和8)年7月18日(土)~8月30日(日)


    (5)ミュージアムショップ「6sense」

    “特集コーナー:清子さんの器たち”

    ※売り上げの一部は、子どもたちのやきもの体験への支援になります。

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