2020年に向けたアスリート支援サービス「アスリートストーリ...

2020年に向けたアスリート支援サービス 「アスリートストーリーズ」の開発および提供開始について

インフォコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:竹原 教博、以下「インフォコム」)は、トップアスリートやプロを目指すアスリート向け支援サービス「ATHLETE STORIES(アスリートストーリーズ)」を開発し、このたびベータ版(試用版)の提供を開始します。この「アスリートストーリーズ」は、トップアスリートを目指す人の練習管理やコミュニティ機能のみならず、活動資金援助や就職支援といった引退後のセカンドキャリアに至るまでをサポートするサービスです。

「アスリートストーリーズ」アプリ画面キャプチャ
「アスリートストーリーズ」アプリ画面キャプチャ

1.サービス開始の背景
(1)現在、トップアスリートを目指す競技人口は約500万人とも言われていますが、競技種目によっては、練習メニューの作成やアスリート同士のコミュニケーションもままならない状況となっています。加えて、トップアスリートの多くは、「成績不振によるスランプ」「期待に対する重圧」「怪我との戦い」「活動資金不足」「引退後の不安」といった悩みを抱えています。これらの悩みは、競技に真剣に打ち込めば打ち込むほど大きくなると言われており、世界ランキング上位のアスリートでさえも身内からの資金援助に頼っているなど、練習環境や指導者に恵まれず、才能を潰してしまうこともあります。また、怪我で選手生命が途絶え、突然、人生が変わってしまうことも少なくありません。
(2)一方、当社では、社員が仕事を通じて成長し、やりがいを感じる会社を目指すため、有望な新事業を数多く生み出すことや、新事業を創出し、成長させることのできる人財の育成を目的に、昨年より新事業創出支援プログラム「スタートアップバトル」を実施しています。
(3)「アスリートストーリーズ」は、こうした背景の中、第1回「スタートアップバトル」において優秀賞に選ばれた企画であり、2020年に向けて子供たちを応援し、競技に真剣に打ち込むアスリートの人生を長期的にサポートするために生まれたアスリートプラットフォームアプリです。

2.「アスリートストーリーズ」の概要
(1)このたび開発したアスリート支援サービス「アスリートストーリーズ」は、トップアスリートやプロの選手を目指す若いアスリートをターゲットとしており、選手―指導者間のコミュニティ、練習管理、活動資金援助、就業支援といった現役時代から引退後のセカンドキャリアまでをサポートするスマートフォン向けアプリです。
(2)この「アスリートストーリーズ」は無料サービスアプリとなっており、実際に使用するアスリートや指導者には費用が発生しません。
(3)当社は、この「アスリートストーリーズ」を運営することにより、「ターゲットにマッチした広告事業」「職業紹介事業」に加え、このアプリを通じて不特定多数のアスリートから得られるビッグデータを、用具・食品・医療といった分野におけるアスリート向け製品の開発に活用する「市場調査事業」を展開していきます。

3.今後の展開
(1)当社は本年4月1日より、当サービスのβ版として、選手や指導者のコミュニティを中心とする練習ノートからサービスを開始し、そこから得られるデータを基に「市場調査事業」を展開していきます。
(2)その後、バナー広告やクラウドファウンディングで調達した財源を基に、アスリートへの「活動資金援助」のサービスを展開します。さらに、この「アスリートストーリーズ」により得られたデータを基に、現役引退後に適切な企業を紹介する「就業支援」のサービスを加えていきます。
(3)当社は、「アスリートストーリーズ」を通じて、アスリートの競技人生をデータとして可視化し、それを活用することにより、フィジカル、メンタルをはじめとするアスリートのトータルキャリアをサポートするプラットフォームを提供します。
(4)また、アスリートが練習や試合に専念できる環境を提供することで、「自己管理意識の向上」「競技力アップ」「オリンピックのメダル増加」「マイナー競技の認知度アップ」「競技人口の増加」などに貢献し、スポーツ全体の活性化に資する仕組みを創出していきます。
(5)こうした事業展開により、中長期的にはユーザ数100万人、売上40億円を目指します。


【アスリートストーリーズの特長】
ベータ版においては、コミュニティベースの練習ノートの機能を中心に提供します。
(1)選手用の機能
・練習ノート:気付き、反省をデジタルで保存し、いつでも内容を振り返ることができる。
・コンディション管理:体調や疲労度をグラフで確認し、コンディションをひと目でチェックできる。
・目標管理:周囲へ目標を宣言することで、自分のモチベーションアップを図ることができる。
(2)指導者用の機能
・選手管理:チーム内の全選手のコンディションを可視化し、きめ細かにフォローすることができる。
・スケジュール管理:”いつ、どこで、誰が、何を”を常にチーム全体で共有することができる。
・連絡網:煩雑になりがちな連絡や伝言を簡略化し、伝達漏れを防ぐことができる。

以上

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