施設売店の課題は「価格が高い」53%  軽食ニーズ61%、求められる商品とのギャップ

    “売れない”のではなく“合っていない” 利用者ニーズと商品構成のミスマッチが明らかに

    調査・報告
    2026年4月24日 08:00

    FoodStock株式会社(本社:佐賀県佐賀市)は、2026年3月に、施設利用時の食事・軽食ニーズに関する調査を実施しました。

    その結果、施設売店における最大の課題は「価格が高い」(53%)である一方、「軽食(サンドイッチ・ホットドッグなど)」へのニーズは61%と高く、利用者ニーズと商品構成の間にズレが生じていることが明らかになりました。


    本調査は、過去1年以内にホテル、空港、駅、温浴施設、漫画喫茶、商業施設などを利用し、1時間以上滞在した経験のある生活者300名を対象に実施しました。


    施設内における「食」の提供実態調査

    施設内における「食」の提供実態調査


    【調査背景】

    施設内の売店や食品販売においては、

    ● 商品の価格

    ● 品揃え

    ● 商品の魅力

    などが課題となるケースが多く見られます。

    一方で、施設利用者のニーズが十分に反映されていない可能性もあります。

    そこでFoodStock株式会社では、施設売店における課題と、実際に求められている食品について調査を実施しました。



    ■調査結果(1)

    1位は「価格が高い」53%

    施設内食品の満足度調査

    施設内食品の満足度調査

    施設内で販売されている食品に対する不満として、「価格が高いと感じる」が53%が最も多い結果となりました。



    ■調査結果(2)

    品揃え・魅力も課題

    施設内食品の満足度調査

    施設内食品の満足度調査

    次いで

    ● 商品の種類が少ない       :35%

    ● 魅力的な商品が少ない      :29.3%

    ● 食事として満足できる商品が少ない:28.3%

    といった回答が上位となり、価格だけでなく、品揃えや商品内容にも課題があることが分かりました。



    ■調査結果(3)

    1位は「軽食」61%

    施設内で売ってほしい食品調査

    施設内で売ってほしい食品調査

    一方で、施設で販売されると嬉しい食品としては、「軽食(サンドイッチ・ホットドッグなど)」が61%が最も多い結果となりました。



    ■調査結果(4)

    小腹ニーズも過半数

    施設内で売ってほしい食品調査

    施設内で売ってほしい食品調査

    ● 小腹を満たせる軽い食事:55.3%

    といった回答も多く、手軽に食べられる食品へのニーズが高いことが分かりました。



    ■調査結果(5)

    主食ニーズも一定数存在

    施設内で売ってほしい食品調査

    施設内で売ってほしい食品調査

    ● ご飯もの:47%

    ● 麺類  :47%

    といった主食系のニーズも一定数見られました。



    【課題の構造】

    これらの結果から、施設売店の課題は、単に「価格が高い」「種類が少ない」といった個別の問題ではなく、利用者が求める商品と、実際に提供されている商品の間にズレが生じていることにあると考えられます。

    特に、価格の高さが購入のハードルになっている一方で、利用者は軽食や小腹を満たせる商品といった“手軽さ”を求めており、売店の構成そのものが利用シーンに合いきれていない可能性が見えてきました。

    では、なぜこのようなズレが生じているのでしょうか。



    【なぜ売店は最適化されにくいのか】

    FoodStock株式会社では、今回の調査結果について次のように分析しています。

    施設売店では、

    ・限られたスペース

    ・商品選定の難しさ

    ・利用者ニーズの把握不足

    といった制約がある中で運営されており、結果として、価格・品揃え・商品内容のバランスが最適化されていないケースが多いと考えられます。

    また、売店の商品構成は一度決まると見直されにくく、利用者ニーズの変化に対して柔軟に対応できていないケースも少なくありません。



    【見えてきた本質】

    今回の調査から見えてきたのは、施設売店の課題は、価格や商品数といった個別の問題ではなく、「何を置くべきか」という商品構成そのものの設計にある可能性です。

    つまり、商品を増やす、価格を下げるといった対症的な対応ではなく、売場全体をどのように設計するかが重要なテーマであると言えます。



    【今後の示唆】

    施設ごとに利用者層や滞在時間、利用シーンが異なる中で、どのような商品を、どのような構成で提供するかは、今後の売店運営において売店の売上や利用体験に直結する重要な検討領域になると考えられます。

    特に、

    ・短時間利用なのか

    ・長時間滞在なのか

    ・持ち帰り需要があるのか

    といった利用シーンに応じた商品設計が、購買機会を最大化する上で重要になると考えられます。



    【今後の取り組み】

    FoodStock株式会社では、今後もこうした調査を通じて、施設における食のあり方について情報発信を行ってまいります。

    なお、FoodStock株式会社では、施設に適した商品構成を提案するサービス「FoodPicks Pro」を展開しています。


    ▼FoodPicks Pro(フードピックスプロ)

    https://foodpicks.jp/



    【調査概要】

    調査名 : 施設利用時の食事・軽食に関するアンケート

    調査方法: インターネット調査

    調査対象: 20~69歳男女(男女比・年代は均等割付)

    調査人数: 300名

    調査主体: FoodStock株式会社

    調査期間: 2026年3月



    【会社概要】

    会社名 : FoodStock株式会社

    所在地 : 〒840-2214 佐賀県佐賀市川副町大字小々森146-1

    事業内容: ● 売店・施設向け冷凍食品提案サービス

          ● 銘店の味アーカイブプロジェクト

          ● 冷凍自動販売機関連サポート事業

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