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    「マレーシア映画ウィーク」運営事務局

    4月11日(土)~4月19日(日)、「マレーシア映画ウィーク」を開催! 巨匠ヤスミン監督の作品上映の他、マレーシア食セミナーなども同時開催! ~6月に閉館を迎えるアジア映画専門のシアター「シネマート六本木」にて~

    2006年以来、国内では希少な「アジア映画の専門シアター」として、秀逸なアジア映画を累計約770本上映してきた「シネマート六本木」(4スクリーン、座席数440席)が、2015年6月14日(予定)をもって、契約期間満了のために閉館することとなりました。多くの映画ファンに惜しまれながら閉館を迎える同シアターでは、「― 劇終 ― THE LAST SHOW」の一環として、2015年4月11日(土)~4月19日(日)、「マレーシア映画ウィーク」を開催します。

    第18回東京国際映画祭(2005年)の最優秀アジア映画賞受賞作品「細い目」

    “マレーシア・ニューウェーブ”をけん引したことで有名な映画監督ヤスミン・アフマド氏(享年51歳)の代表作『細い目』(第18回東京国際映画祭/2005年/最優秀アジア映画賞受賞)をはじめ、日本の商業公開作もあるホー・ユーハン監督の作品や、新進気鋭の監督によるジャパンプレミア作品など20作品前後を上映予定。映画鑑賞の前後に、同時開催中のマレーシア文化講座(ごはん編)や貴重な国内外ゲストとマレーシア文化の専門家による解説セミナーなどのイベントも楽しめ、劇場の幕引きにふさわしい充実した9日間となります。入場料は前売り1,400円/当日1,700円(全席指定)。

    ・「シネマート六本木」公式サイト http://www.cinemart.co.jp/theater/roppongi

    ・「マレーシア映画ウィーク」公式サイト
    http://odd-pictures.asia/mfw
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    http://facebook.com/malaysianfilmweek
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    http://twitter.com/malaysianfilm


    ■「マレーシア映画ウィーク」開催趣旨
    8年連続、世界で住みたい国No.1(ロングステイ財団調べ)に選出されている魅力の国・マレーシア。セカンドライフを夢見る日本人高齢者や、急成長するASEANで働きたいというビジネスパーソンなどの間で人気が高まりつつある多民族国家マレーシアですが、マレーシアの歴史や文化に焦点をあてた企画は国内ではまだそう多くはありません。「マレーシア映画ウィーク」を通してマレーシアの歴史や文化に少しでも触れてもらい、互いに尊重し、これからも友好的な関係を築いていきたい――そんな思いから企画。国内外からマレーシアや映画の専門家が多数集う機会となるため、映画からマレーシアの多彩な文化を感じていただけます。


    ■上映作品とイベントの詳細
    <上映作品名(予定)>
    短編オムニバス15作品やジャパンプレミア、新進気鋭の監督たちの作品まで網羅。映画を通して見る、マレーシアの多様な文化と言語、そして織りなす色鮮やかなマレーシアの景色など魅力満載です。

    (1)「タレンタイム」、(2)「細い目」、(3)「グブラ」、(4)「ムクシン」、(5)「ムアラフ 改心」、(6)「黒夜行路」、(7)「スリードア・ホラーズ2013」(短編オムニバス)、(8)「スリードア・ホラーズ2014」(短編オムニバス)、(9)「心の魔」、(10)「カンポン・バンサー」(短編)、(11)「イヴ」(短編・ワールドプレミア)、(12)「15 Malaysia」(短編オムニバス15作品・ジャパンプレミア)、(13)「SLIPSTREAM」(ミュージックビデオ)、(14)「HERE IN MY HOME」(ミュージックビデオ)、(15)「盗人の第二の人生」(ジャパンプレミア)、(16)「ノヴァ ~ UFOを探して~」、(17)「破裂するドリアンの河の記憶」、(18)「クアラルンプールの夜明け」

    *上映スケジュール詳細は公式サイト( http://odd-pictures.asia/mfw )にて3月下旬に発表予定


    http://www.atpress.ne.jp/releases/59047/img_59047_1.jpg
    第18回東京国際映画祭(2005年)の最優秀アジア映画賞受賞作品「細い目」も上映。
    http://www.atpress.ne.jp/releases/59047/img_59047_2.jpg
    「細い目」のヤスミン・アフマド監督。


    <同時開催のイベント詳細(予定)>
    期間中は映画上映のほか、多言語国家ならではの映画を楽しむ“多色字幕版”『細い目』(ヤスミン・アフマド監督作)の上映や、大学教授であり字幕を担当したマレーシア文化研究の専門家の解説セミナーや、「マレーシア文化講座(ごはん編)」なども同時開催予定です。“映画通”はもちろん、映画に詳しくないアジア好きな人も楽しめる文化イベントです。


    ■「~色で見分ける、多様な言語~ 多色字幕版『細い目』(ヤスミン・アフマド監督、2005年)上映&解説セミナー」

    講演者(字幕製作者):山本博之(京都大学地域研究統合情報センター准教授)

    「翻訳して、でもロマンチックさは失わないままでね」――これは映画『細い目』で、主人公のオーキッドが、中国語で詩を書く恋人ジェイソンに言った言葉です。映画を含むすべての表現活動に関わる人に対する、ヤスミン監督のメッセージでもあるように思います。多民族国家マレーシアを舞台にした『細い目』で、ヤスミン監督が表現しようとした作品の世界をできるだけ立体的に表現する試みとして、セリフを言語別に色分けし、歌詞や引用の部分も訳した特別な多色字幕版を上映します。上映後には字幕製作者による解説とあわせて、『細い目』の多声的な表現をお楽しみください。


    ■マレーシア文化講座「食文化からマレーシアをひも解く」
    講演者:古川音(マレーシアごはんの会 主宰)

    なぜマレーシアではバナナの葉をお皿に使うのか知っていますか?なぜマレーシア人は手でご飯を食べるのか知っていますか?――多民族国家マレーシアを象徴するもの、それはバラエティ豊かな食事。マレーシアという国にとって食とは、おいしいだけでなく、近しい人との絆を深め、民族同士をつなぐ大事な手段です。今回は魅力あふれるマレーシアの食事のマナー・食べ方・作法などから、多様な文化をひも解きます。旅先で役立つのはもちろん、ビジネスシーンなどでも役立つ、知って得する食文化講座です。


    *その他、マレーシアからの有名なゲストも多数、来場予定です。
    登壇予定ゲスト 敬称略・順不同

    (1)オーキッド・アフマド(ヤスミン・アフマド監督の妹)、(2)シャリファ・アマニ(女優・監督)、(3)ピート・テオ(歌手・俳優)、(4)ン・チューセン(俳優)、(5)ジョビアン・リー(ヤスミン・アフマド監督の同僚)、(6)シャリファ・アレイシャ(女優・監督)、(7)ハッサン・ムタリブ(監督・ライター・研究者)


    ■イベント概要
    名称 :マレーシア映画ウィーク
    会期 :2015年4月11日(土)~4月19日(日)
    会場 :シネマート六本木(〒106-0032 東京都港区六本木3-8-15)
    入場料:全席指定 前売り1,400円 当日1,700円
    主催 :「マレーシア映画ウィーク」運営事務局
        (混成アジア映画研究会、マレーシア映画文化研究会、ODD PICTURES)
    共催 :国際交流基金アジアセンター、京都大学地域研究統合情報センター
    協力 :Hati Malaysia、ムティアラ・アーツ・プロダクション、
        マレーシアごはんの会、株式会社GreenCreate、Astro Shaw、
        東京国際映画祭
    後援 :日本マレーシア協会

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