丸七製茶グループの銘葉、日本初のレインフォレスト・アライアンス認証取得 ~世界に抹茶を売り込むために~
企業動向
2015年3月16日 09:30静岡抹茶を製造販売する丸七製茶グループの株式会社銘葉(所在地:静岡県藤枝市、代表取締役:鈴木 成彦)は、日本で初めてレインフォレスト・アライアンス認証(本部:ニューヨーク)を取得しました。

■株式会社銘葉について
当社は、丸七製茶グループ企業で抹茶の製造・販売を担う静岡県内の企業です。古くから茶どころとして歴史ある静岡県ですが、抹茶用茶葉の生産には、当社が初めて取り組みました。藤枝市、岡部町の生産者様の協力のもと、茶業界では碾茶(てんちゃ)と呼ばれる抹茶用原料茶葉の生産を、約30年前に開始したのです。その茶葉を銘葉にて抹茶に仕上、粉砕加工し、現在では、国内は勿論、海外においても大きく販売を展開しております。
当社は認証取得活動においても先駆けとなる活動を継続しており、7年前には茶業界初となる海外向けハラール認証を取得し現在に至っております。
■銘葉緑茶協会について
当社は地元静岡県藤枝市の緑茶生産者、及び生産者組合との協同により、『銘葉緑茶協会(Meiyo Green Tea Association)』を発足。海外へ輸出するために食習慣などのハードルや残留農薬基準など様々な課題をクリアし続けて来ました。そして、この度、農産物としての緑茶葉においては日本初となるレインフォレスト・アライアンス団体認証を取得しました。当会は同認証の主旨に賛同し、数年前より取得を目指しておりましたが、生産者の前向きな姿勢も助けとなり今回の取得に至りました。
■レインフォレスト・アライアンスについて
同認証は国際的な非営利団体により、地元のパートナー団体と共に農業、林業、観光業の持続可能な基準を開発、推進しています。これらの基準によって、環境を保護し、労働者、彼らの家族や共同体全体の福利の発展を目指しています。レインフォレスト・アライアンス認証マーク付きの製品を選ぶことで、お客様は健全な環境と、地域共同体の生活の質の向上を支援できます。
気候変動、亜熱帯化が懸念される日本において、同認証の3つの柱となる、
(1) 環境(野生生物の保護、森林保全、水質保全)
(2) 経済(生産高を増やし、品質を向上)
(3) 社会(より良い労働環境造り)
を主眼とし、地元生産者と株式会社銘葉は更なる茶業発展を目指します。
※レインフォレスト・アライアンスについての詳しい情報は
http://www.rainforest-alliance.org/ja をご覧ください。
■会社概要
会社名 : 株式会社銘葉
所在地 : 静岡県藤枝市水守2-5-9
代表者 : 代表取締役社長 鈴木 成彦
主な事業内容: 抹茶を主とした日本茶各種の製造・販売
URL : http://www.meiyo.co.jp/index.php