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    2026年度13DAY講座 「もっと知りたい小林一三」を開催します

    イベント
    2026年3月12日 15:30

    阪急文化財団が運営する池田文庫では、2024年度より、現在の阪急阪神東宝グループの創業者である小林一三(こばやしいちぞう)(1873~1957)の事績や生涯を学ぶ「13DAY(いちぞうデイ)講座『もっと知りたい小林一三』」を、毎回異なるテーマを設定した通年講座として、一三の名前にちなんで毎月13日(休館日等を除く)に開催しています。


    今年度の全10回の講座は明日3月13日が最終回となりますが、次年度におきましても、内容を一部変更し、下記の要領で全9回の講座を開催します。


    会場となる池田文庫は、宝塚歌劇初公演の翌年1915(大正4)年に一三が開設した宝塚新温泉内の図書室に始まり、演劇に関する図書や雑誌、宝塚歌劇の上演資料、歌舞伎資料を多数集め、1932(昭和7)年に宝塚文芸図書館となった後、その蔵書・資料類を引き継いで1949(昭和24)年に現在地に開館した特色ある専門図書館で、28万冊を超える図書・雑誌、阪急電鉄や演劇関係の貴重な資料を所蔵しています。

    講座は一話完結ですので、都合の良いとき、興味のある回だけの受講も可能です。講座の受講とあわせて、池田文庫で閲覧できる関連図書・資料などを通して、小林一三についてさらに理解を深めていただければ幸いです。どうぞお気軽にご参加ください。


    【講師】仙海 義之(せんかい よしゆき)(阪急文化財団 上席学芸顧問)

    【開催日程】2026年5月~2027年3月 7月と10月を除く各月13日(全9回)

    【講座時間】13時30分~15時00分

    【会場】池田文庫 大阪府池田市栄本町12-1(阪急宝塚線 池田駅下車 徒歩10分)

    【定員】20名(要事前申込、先着順)

    【料金】無料


    【申込方法】

    阪急文化財団サイト 本講座紹介ページ内のWebフォームよりお申込みください

    https://www.hankyu-bunka.or.jp/topics/2026/03/12/202613day/008341/

    本日より第1回(5月13日)の申込受付を開始し、以降は各回終了後に次回分の申込受付を開始します

    満席となった後でも、キャンセルが出れば申込受付を再開します


    ■講座内容

    第1回 2026年 5月 13日(水) 阪急電車の始まりと沿線の広がり

    第2回 2026年 6月 13日(土) 暮らしを彩る阪急百貨店

    第3回 2026年 8月 13日(木) 誰もがタノシイ宝塚

    第4回 2026年 9月 13日(日) 東宝の演劇・映画で朗らかな社会

    第5回 2026年 11月 13日(金) 東急の礎を造る・電力は産業の基盤

    第6回 2026年 12月 13日(日) 商工大臣・戦災復興院総裁

    第7回 2027年 1月 13日(水) 「一三ネットワークの100人」の15人 <新テーマ>

    第8回 2027年 2月 13日(土) 山梨に生まれて東京で慶應入塾

    第9回 2027年 3月 13日(土) 第二の故郷、池田を愛して

    ※「一三ネットワークの100人」

    https://www.hankyu-bunka.or.jp/ichizo/network100/


    ■小林一三について

    小林一三は、1873(明治6)年、現在の山梨県韮崎市に生まれました。一三の名は、誕生日1月3日にちなみます。ちょうど日本の暦が旧暦から新暦に切り替わったときでした。15歳から慶應義塾で学び、卒業後20歳で三井銀行に就職、本店勤務を経て大阪支店に赴任します。元来、文学青年で小説家志望であった一三ですが、銀行員時代の先輩たちとの出会いから事業の面白さに目覚めていきました。

    1907(明治40)年、一三は34歳で三井銀行を退職し、箕面有馬電気軌道(現・阪急阪神ホールディングス)の創立に参画し、起業家としての道を歩み始めます。1910(明治43)年に運行を開始した鉄道事業(宝塚線・箕面線)は、沿線の住宅開発とセットで行うという独創的なアイデアによって好調なスタートを切りました。

    1918(大正7)年に社名を阪神急行電鉄と改め、1920(大正9)年には神戸線が開通し、「阪急電車」として広く親しまれるようになりました。大阪梅田では、1929(昭和4)年に日本初のターミナルデパートとなる阪急百貨店(現・阪急うめだ本店)を開業し、洋食をメインとした大食堂は大人気となりました。また、宝塚歌劇や阪急ブレーブス、演劇と映画を手掛ける東宝(旧社名・東京宝塚劇場)を設立するなど、たくさんの人たちが楽しむ事業を次々に成功させていきました。

    こうした一三のユニークな発想から生まれたビジネスモデルは、私鉄経営をはじめとする様々な事業者に影響を与えました。また、その手腕が見込まれて、東急や後楽園球場、第一ホテルなどの設立運営に関わるとともに、東京電燈(東京電力の前身)の経営を立て直して戦前の電力業界をリードし、1940(昭和15)年には商工大臣(現・経済産業大臣)に、戦後の1945(昭和20)年には戦災復興院総裁に任命されています。

    一方、一三個人としては、幅広い著作を遺した文化人としての顔も持っており、日常の暮らしの中では、趣味の俳句や茶の湯を通じて多くの人々との交流を楽しみました。

    このように多方面に足跡を残した一三は、1957(昭和32)年、享年84歳で没しました。しかし、一般の人々に向けて、より豊かで潤いのある新たなライフスタイルの提案を第一とする一三の精神は、現在も阪急阪神東宝グループの様々な会社に受け継がれています。そして一三が創始した数々の社会事業・文化事業は、今もなお社会の中で発展を続けています。


    ■池田文庫の主な収蔵品について

    阪急電鉄関連資料

    阪急電鉄の歴史は、1910(明治43)年開業の箕面有馬電気軌道から始まります。池田文庫はポスターや広報誌など、100年を超える企業の歴史を伝える資料を所蔵し、企業図書館としても機能しています。

    創業者である小林一三は、鉄道事業を基盤に沿線の住宅開発、レジャー施設や百貨店の経営、多彩な文化事業など、幅広く関連事業を起こし、今日の私鉄多角経営のビジネスモデルを作りました。

    池田文庫では、発展の系譜につらなるさまざまな事業分野の企業資料を所蔵しています。


    宝塚歌劇関連資料

    宝塚少女歌劇(現在の宝塚歌劇)の第一回公演が行われたのは、1914(大正3)年のこと。池田文庫では、その当時から現在までのプログラムや公演ポスター、写真集、図書・雑誌、新聞スクラップなどの関連資料を網羅的に収集しています。

    なかでも1200号を超える雑誌『歌劇』は、日本の演劇や音楽の変遷を知るための重要な資料。創刊号から最新号まですべての原本がそろっているのは、池田文庫のほかにありません。

    また、宝塚歌劇の公演ポスターは1919(大正8)年から現在の公演分までを所蔵しており、歴代タカラジェンヌたちの姿を今に伝えています。


    民俗芸能関連資料

    1958(昭和33)年、日本の民俗芸能を舞台化する目的で、宝塚歌劇団に「郷土芸能研究会」が発足しました。約20年にわたって芸能所在地や芸能大会などの催し会場を訪れ、演・曲目数にして約7,000件の民俗芸能を取材。映像フィルム(8ミリ)・録音テープは約3,000点、取材写真(ネガフィルム)は約70,000コマ、そのほか取材レポートなど数千点を収集しています。

    2003(平成15)年にこれらの資料すべてが池田文庫に移管されたのを機に、映像をDVD化し、資料目録(改訂版)を発刊。目録は「阪急文化アーカイブズ」でも検索でき、映像や音声は館内で一般公開しています(要予約)。中には既に伝承が途絶えた芸能もあり、取材資料はいまや大変貴重で、文化的な財産として価値が認められています。


    歌舞伎関連資料

    演劇の専門図書館を目指していた宝塚文芸図書館は、日本の伝統である歌舞伎の資料収集にも精力的でした。その結果、江戸時代中期以降の歌舞伎資料が所蔵されていき、幕内資料、興行主から出る宣伝用資料、ファンの目線から出版されたものなどあらゆる方向から歌舞伎をみることができます。これらの資料は、今では世界に誇れる規模となりました。現在もできる限り収集に努めています。


    【蔵書検索】

    図書・逐次刊行物の書誌情報のほか、小林一三・阪急電鉄・宝塚歌劇などに関する雑誌記事索引も収録しており、記事タイトル、著者名等で検索できます。

    https://ikedabunko.opac.jp/opac/top


    【阪急文化アーカイブズ】

    阪急・宝塚歌劇のポスター・写真、江戸時代から大正時代までの役者絵・絵看板など、また民俗芸能資料を検索できます(一部、画像も閲覧可能)。

    https://archives.hankyu-bunka.or.jp/


    【施設利用案内】

    池田文庫の来館利用に際しては、下記をご参照ください。

    https://www.hankyu-bunka.or.jp/ikedabunko/guide/



    【池田文庫の茶室について】

    池田文庫の敷地内には、小林一三ゆかりの茶室「大小庵(だいしょうあん)」「古彩庵(こさいあん)」があり、いずれも貸茶室として利用可能です。

    https://www.hankyu-bunka.or.jp/ikedabunko/tearoom/


    「大小庵」は、一三が「田舎家」と呼び愛用した四畳半台目の茶室で、一三の座右の銘ともいうべき「胆大心小」からその名がつけられています。1960(昭和35)年に小林邸より移築されました。床柱には薬師寺の橋本凝胤(はしもとぎょういん)管主から譲り受けた古木が用いられており、一三に「胆大心小」の言葉を授けた三井銀行の三井高保(みついたかやす)社長が揮毫した扁額が掲げられています。


    「古彩庵」は、1949(昭和24)年に終戦後の人々の心の潤いとして茶道を広めたいという一三の理念のもと、廃校となった池田商業専修学校の跡地にその古材を利用して建てられた四畳半の茶室で、古材にちなんで「古彩庵」と命名されました。開館当時よりここで茶道のお稽古が行われ、今に続いています。



    公益財団法人 阪急文化財団 https://www.hankyu-bunka.or.jp/


    リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/2026/03/0d5e96b15a626ae079cd4bd32b123cb34ff44c20.pdf


    発行元:阪急阪神ホールディングス

        大阪市北区芝田1-16-1

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