『BillSan』正式リリース  クラウドコストを、チーム全員の共通言語に。

    ~FinOps実践を支援するクラウドコスト管理プラットフォーム 「BillSan」を無償で提供開始~

    サービス
    2026年2月19日 12:30

    株式会社RHEMS Japan(本社:東京都新宿区、代表取締役:佐藤 マイベルゲン 玲、以下「RHEMS」)は、クラウドコストの可視化・最適化・運用を支援するプラットフォーム「BillSan」を2026年2月19日に正式リリースし、無償提供を開始いたしました。


    「BillSan」は、クラウドサービスのコストを一元的に可視化し、FinOps(Finance + DevOps)の実践に必要な「可視化」「最適化」「運用」のライフサイクル全体を支援するプラットフォームです。エンジニア・財務・経営層の全員が同じデータを共有し、クラウドコストに対する共通認識のもとで意思決定を行える環境を実現します。


    BillSanサービスロゴおよびイメージビジュアル

    BillSanサービスロゴおよびイメージビジュアル


    公式サイト

    https://BillSan.com/lp



    ◆ 開発背景 ── なぜ今、クラウドコスト管理なのか

    クラウドサービスの普及に伴い、企業のクラウド支出は年々増加し続けています。Amazon Web Services、Google Cloud、Microsoft Azure、Tencent Cloud といったパブリッククラウドに加え、GitHub、Slack、DatadogなどのSaaS利用も拡大する中、以下のような課題が浮き彫りになっています。


    ● コストの全体像が見えない

    ベンダーごとに課金体系が異なり、統合的な把握が難しい

    ● コスト認識の相違

    エンジニア・財務・経営層の間でコストに対する理解にギャップがある

    ● 余剰リソースの放置

    使われていないリソースやライセンスが把握できず、無駄なコストが発生している

    ● 属人的な管理

    コスト管理が特定の担当者に依存し、組織的な取り組みになっていない

    ● 予算超過の事後対応

    月末の請求書を見て初めて予算超過に気づく


    こうした課題に対し、海外では「FinOps」という概念が普及し、クラウドコストを組織全体で継続的に管理する文化の構築が進んでいます。しかし、日本ではFinOpsの実践を支援するツールや環境がまだ十分に整っているとは言えない状況です。


    「クラウドコストの『見える化』を、すべてのチームメンバーに届けたい。」


    この想いから、RHEMSは「BillSan」を開発し、自社での運用実績を経て、そのノウハウを広く提供すべく正式リリースいたしました。



    ◆ 「BillSan」とは

    「BillSan」は、FinOpsの実践に必要な機能を網羅したクラウドコスト管理プラットフォームです。FOCUS(FinOps Open Cost & Usage Specification)準拠の課金データを活用することで、高速かつ高精度なデータ解析を実現しています。

    ※FOCUSとは、FinOps Foundationが策定したクラウドコストデータの国際標準仕様です。ベンダーごとに異なる課金データのフォーマットを統一し、複数クラウドにまたがるコスト分析をスムーズに行えるようにします。


    【主要機能】

    1. クラウドコストの一元可視化(Cost & Usage)

    クラウドサービスの利用状況とコストを、サービス別・アカウント別に可視化。複数のクラウドベンダーの課金情報を一つの画面で確認できます。

    ※今後、Google Cloud、Microsoft Azure、Tencent Cloud、Oracle Cloudなどのパブリッククラウド、および各種SaaSへの対応についても、準備ができ次第順次リリース予定です。


    2. カスタマイズ可能なダッシュボード

    コスト推移やコスト削減状況を一覧で可視化。パネルのドラッグ移動やレイアウトのカスタマイズにより、ユーザーごとに最適なダッシュボードを構築できます。


    3. プロジェクト管理・予算管理

    プロジェクト単位でのコスト集計と予算設定が可能。今月の費用・前月の費用・予測費用を比較表示し、予算超過のアラート設定やCSVエクスポートも可能です。


    4. コスト按分(Cost Allocation)

    接続サービスに対するコスト配分ルールを設定し、部門・プロジェクト単位での按分管理を実現。事業部ごとの原価管理を支援します。


    5. 最適化戦略(Optimization Strategies)

    RI / Savings Plans の購入提案、Autoscaling導入の検討支援、SaaSライセンスの余剰検出など、具体的なコスト削減施策を提案。AIによるコスト予測機能により、予算超過の兆候を事前に検知します。(次期リリース予定)


    6. 組織・ユーザー管理

    マルチ組織対応に加え、SSO(シングルサインオン)によるセキュアなログイン環境を提供。Owner / Admin / Member といったロールベースのアクセス制御により、プロジェクトやサービスごとの閲覧権限を細かく設定できます。


    7. API連携

    REST API(OpenAPI仕様準拠)を提供し、APIキーによる外部システム連携が可能。社内ツールやBIツールとの統合を実現します。


    8. 多言語対応

    日本語・英語に対応し、グローバルチームでの利用を想定した設計となっています。



    ◆ 誰のどんな課題を解決するのか

    「BillSan」は、経営層から現場エンジニアまで、組織内のさまざまな立場におけるクラウドコスト管理の課題解決を支援します。

    【経営層・CxO】

    課題:クラウドコストの全体像が不透明で、投資判断が難しい

    → ダッシュボードでクラウドコストの全体像をリアルタイムに可視化。AIによる予測機能で、より迅速な意思決定を支援します。


    【IT部門・インフラエンジニア】

    課題:複数ベンダーの課金情報を手作業で集計しており、膨大な工数がかかる

    → FOCUS準拠データを自動取得し一元管理することで集計作業の大幅な効率化を実現します。


    【財務部門】

    課題:部門別・プロジェクト別のコスト按分に毎月多大な時間を要する

    → 按分ルールを設定することで、プロジェクト別コストを自動算出。月次業務の負担軽減を支援します。


    【プロジェクトマネージャー】

    課題:プロジェクトのクラウドコストが予算内に収まっているか把握できない

    → プロジェクト単位での予算設定とアラート通知により、予算超過の早期把握を可能にします。



    ◆ 他のコスト管理ツールとの違い


    他のコスト管理ツールとの違い比較表

    他のコスト管理ツールとの違い比較表


    ◆ 料金プラン

    「BillSan」はすべての機能を無償でご利用いただけます。

    クラウドコスト管理は、企業規模を問わず取り組むべき課題であるとの考えから、導入のハードルを限りなくゼロにし、より多くの企業にFinOpsの実践を届けることを目指しています。



    ◆ セキュリティへの取り組み

    「BillSan」は、クラウドコストデータという機密性の高い情報を取り扱うサービスであるため、設計段階からセキュリティを重視しています。


    データ暗号化: 転送時・保存時ともに暗号化を実施

    アクセス制御: ロールベースの細やかな権限管理

    SSO対応   : シングルサインオンによるセキュアな認証

    データ管理 : お客様のコストデータを適切な管理体制で保護



    ◆ 今後の展開

    「BillSan」は、コスト管理にとどまらず、FinOpsを包括的に支援するプラットフォームとして、以下の展開を予定しています。


    ● マルチクラウド対応の拡充

    Google Cloud、Microsoft Azure、Tencent Cloud、Oracle Cloudなどの対応を順次拡大

    ● SaaS対応の拡充

    GitHub、Slack、Datadog、Figmaなど、企業で広く利用されるSaaSのコスト管理機能を追加

    ● AI機能の強化

    コスト予測の精度向上、異常検知、最適化提案の自動化

    ● インテグレーション拡充

    Slack通知、BIツール連携、既存業務システムとの統合



    ◆ 会社概要

    会社名  : 株式会社RHEMS Japan

    本社所在地: 〒163-1030 東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワーN30F

    代表者  : 代表取締役 佐藤 マイベルゲン 玲

    設立   : 2009年2月

    事業内容 : インターネット関連事業

    URL    : https://www.rhems-japan.co.jp/

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