製造現場の“レベル出し”をDXで変革 株式会社Any Design、都産技研表彰を受賞

    ― 8年にわたる共同研究と省人化技術が高評価 ―

    技術・開発
    2026年2月10日 14:30

    精密測定機器・関連システムの開発を行う株式会社Any Design(本社:東京都、以下 Any Design)は、東京都立産業技術研究センター(以下 都産技研)が設立100周年を記念して創設した「INNOVATION PARTNERSHIP AWARD 2025」において、技術開発および事業活動の成果が評価され、受賞いたしました。



    本賞は、製造現場における水平出し(レベル出し)作業のDX化・省人化を実現する製品開発と、2016年から約8年間にわたり継続してきた都産技研との共同研究成果が高く評価されたものです。


    ▼ 都産技研 表彰情報

    https://www.iri-tokyo.jp/information/award/


    ■ 受賞の主な評価ポイント


    1.熟練作業に依存しない「レベル出しDX」の実現

    Any Designが開発したデジタル精密水準器「LevelMan」と独自ソフトウェアにより、従来は複数の熟練者によって行われていたレベル出し作業を、測定値のリアルタイム共有によって効率化。

    作業の属人化を解消し、省人化と判断スピードの向上を同時に実現した点が高く評価されました。



    2.8年間にわたる産学連携による継続的な技術開発

    2016年より都産技研と連携し、

    ・世界初※の全自動水準器校正装置「CalibMan」・日本初※の全自動レベル出し調整装置「AdjustMan」

    などを開発・製品化。

    研究成果を実用技術へと発展させてきた継続的な開発体制と実績が評価されました。(※自社調べ)


    3.人手不足・技術継承課題への貢献

    製造業における慢性的な人手不足や技術継承の課題に対し、「誰でも一定精度で作業できる環境」を構築してきた点が、社会的価値の創出として評価されました。

    ■ 受賞の背景

    製造現場では、設備据付や精密調整工程において「レベル出し」が不可欠である一方、

    ・作業負担の大きさ・熟練者依存・品質のばらつき・作業記録の不足

    といった課題を抱えています。

    Any Designは、測定結果を数値データとして可視化・共有・保存できる仕組みを構築し、再現性の高い作業環境の実現に取り組んできました。

    こうした現場視点の技術開発が、品質向上と生産性向上の両立に貢献している点が、今回の受賞につながりました。

    ■ 今後の展望

    Any Designは今後も、精密測定をものづくりの「基盤技術」と位置づけ、研究機関との連携を強化しながら、

    ・製造現場の自動化・省人化・品質データの高度活用

    を推進し、日本のものづくり競争力の向上に貢献してまいります。

    ■ 会社概要

    会社名:株式会社Any Design

    所在地:東京都

    事業内容:精密測定機器・関連システムの開発・販売

    URL:https://anydesign.jp/

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