ブリティッシュ・カウンシル

    ブリティッシュ・カウンシル、中学校及び高等学校における英語教育の好事例の共有と普及をめざす「グッドプラクティス・アウォード」(文部科学省後援)募集開始

    総合的な英語力を育てるEnglish Richな授業を実践する教師・学校を表彰

    その他
    2026年2月2日 15:30

    英国の公的な国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシル(日本事務所所在地:東京都新宿区 駐日代表:ジム・ブース)ではこれまで、文部科学省や教育委員会等と協働し、指導力研修等を通じて、中学校及び高等学校におけるEnglish Rich*1な授業づくりを推進してきました。そしてこの度、学習指導要領(外国語科)の趣旨に沿った、コミュニケーション重視の授業改善に取り組む授業実践の好事例を募集し、教育現場により幅広く普及すべき事例を表彰する「グッドプラクティス・アウォード」を設立し、その募集を2026年1月28日より開始しました。
    全国の学校において、コミュニケーション重視の授業改善が進むなか、政府の定めるCEFR*2の目標値に到達する生徒の割合は増加傾向にあり、文部科学省や自治体等の学力調査、英語の資格・検定や進路実現においても成果が見られるという報告が数多く寄せられています。大学入学共通テストにおいても、実際のコミュニケーションを想定した設定を重視しています。一方で「話すこと」や「書くこと」の発信力についての課題、特に中学校では、小学校と接続した「書くこと」の指導への悩みや、高校においては言語活動が高度化する中、「やり取り」における効果的な指導方法に課題を感じる声も多いようです*3。
    そこでブリティッシュ・カウンシルでは、「聞くこと」、「読むこと」、「話すこと[やり取り]」、「話すこと[発表]」、「書くこと」の4技能5領域において「実際のコミュニケーションで活用できる総合的な英語力」育成を行っている、English Richな授業の実践事例を募集し、そのような好事例を顕彰及び公開することにより、グローバル社会における日本の英語教育の進展に貢献する取り組みを始めました。

    【グッドプラクティス・アウォード 募集概要】
    ● 対象となる実践事例:4技能5領域において、実際のコミュニケーションで活用できる総合的な英語力を育てる実践で、成果が見られる事例
    ● 応募資格:中学校・高等学校・中等教育学校・義務教育学校(後期課程)・特別支援学校(中等部・高等部)で指導する教師。学校単位でも可
    ● 賞品
    ベストプラクティス・アウォード  特に優れた実践5例程度に商品券3万円(VISA ギフトカード)
    グッドプラクティス・アウォード  優れた実践30例程度に記念品  
    また、ご応募いただいた方全員に参加記念品を贈呈
    ● 募集期間:2026年1月28日~3月31日まで
    ● 主催:ブリティッシュ・カウンシル
    ● 後援:文部科学省
    ● 応募方法
    応募必要事項:タイトル(20字程度)、授業実践の概要(200字以内)、授業実践の詳細(1000字程度)、授業実践の成果(定性的・定量的な観点から1000字程度)、今後の展望等。詳細はウェブサイトをご覧ください
    ● 応募URL  https://www.britishcouncil.jp/programmes/english-education/award
    ● 審査方法:名古屋外国語大学教授太田光春先生(元文部科学省初等中等教育局視学官 )を含む選考委員会により、定性的な観点と定量的な観点から厳正に審査をおこないます
    ● 発表:2026年5月予定

    *1 English Richとは:教師・生徒の双方が豊かに英語を使用している授業のこと。効果的な日本語使用を含め、教師の使用する英語が質・量ともに充実することで、教室での言語活動が活発に行われます。学習指導要領では、「(略)授業を実際のコミュニケーションの場面とするため、授業は英語で行うことを基本とする。その際、生徒の理解の程度に応じた英語を用いるようにすること」とされており、同等の趣旨が盛り込まれています。
    https://www.britishcouncil.jp/programmes/english-education/updates/english-rich
    *2 CEFRとは:外国語の学習・教授・評価のためのヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR: Common European Framework of Reference for Languages)」、言語の枠や国境を越えて、外国語の運用能力を同一の基準で測ることが出来る国際標準
    *3 参考資料:文科省教育課程部会外国語ワーキンググループ「外国語に関する現状・課題と検討事項」
     https://www.mext.go.jp/content/20250924-mxt_kyoiku01-000044934_002.pdf
    「全英語教員研修で全市に波及、データで示した授業改善と学力向上 大阪府茨木市」
     https://www.britishcouncil.jp/programmes/english-education/updates/teachingcolumn/ibaraki

    ■ブリティッシュ・カウンシルについて
    ブリティッシュ・カウンシルは、文化交流と教育機会を促進する英国の公的な国際文化交流機関です。私たちは文化芸術、教育、英語を通じて、英国とその他の国の人々の間につながりをつくり、理解と信頼を育みながら、平和と繁栄を築くための支援を行っています。世界200以上の国や地域の人々と、また、100以上の国において活動し、2023年度は、約6億人がオンライン、放送、出版物を通して私たちが提供する情報にアクセスしました。
    日本では1953年に活動を開始しました。英会話スクールや英国資格試験の運営、教育機関・企業向け英語研修、英国留学情報の提供、英語教員への研修、高等教育や文化芸術分野での国際交流支援などを行っています。2023年、日本と英国のつながりを築く私たちの活動は70周年を迎えました。
    ブリティッシュ・カウンシル公式ウェブサイト: www.britishcouncil.or.jp