異物混入トラブルが相次ぐ製造業界  非接触型マグネットギアで安全性を向上 売上10年で26倍 2026年1月に生産ラインメーカー向け販売開始

    技術・開発
    2026年1月6日 09:30

    金型部品製造業の株式会社プロスパイン(本社:宮城県大崎市、代表取締役:渡部 竜也)は食品・医薬品・精密機械などの製造現場で異物混入トラブルが相次ぐ中、設備摩耗による粉塵発生を防ぐ新技術として開発した非接触型「マグネットギア」が注目され問い合わせが増えています。

    磁力で動力を伝える仕組みにより金属同士が触れ合わず、摩耗や粉塵を発生させない仕組みです。2026年1月に生産ライン設備メーカー向けマグネットギアを販売開始いたします。



    マグネットギア

    マグネットギア



    【製造現場で深刻化】

    近年、食品・医薬品・精密機械などの製造現場で「異物混入トラブル」が相次いでいます。最近では、三重県鈴鹿市で小学校給食のソーセージに異物が混入したほか、茨城県神栖市でも給食のきのこシチューからプラスチック片が見つかるなど、子どもが口にする食の安全にも影響が及んでいます。


    そしてモバイルバッテリーメーカーのアンカー・ジャパンでは、製造工程での異物混入が原因とされる発火リスクにより、約52万台の製品を自主回収すると発表しました。消費者には製造過程を確認する手段がなく、異物混入が起きても事前に防ぐことはほぼ不可能な状況です。



    【異物混入・人的ミスを防ぐ新技術】

    異物混入の原因の一つに製造設備の摩耗や破損があります。それによって金属粉やプラスチック片が混入します。異物混入によるリコールは1件あたり平均3,000万円以上の損失を招くとされ、中小メーカーにとって経営を揺るがす深刻なリスクとなります。また、一度でも起きればSNSで瞬時に拡散するので大手でも企業のブランド価値を大きく損なう時代です。しかし、コストや人手不足から定期メンテナンスが後回しになる現場も少なくないです。



    作業風景

    作業風景



    株式会社プロスパインは、製造現場で課題となっている異物混入対策とメンテナンス省力化の両立する非接触型「マグネットギア」を開発しました。磁力の反発と吸引で動力を伝える構造により金属のギア同士が触れ合わず摩耗や粉塵が発生させない仕組みです。定期的な交換や部品清掃の手間を省き、メンテナンスコストを最大50%削減した事例もあります。



    【経営危機からの再起】

    開発のきっかけは2000年ごろ金型の仕事が海外に流出し業界が厳しい状況の中、前社長が出会ったのは大学教授が「磁石の力で回る不思議な歯車」の研究でした。試作品を見て「うちの技術ならもっときれいに回せる」と直感し開発を始め、6年間の試行錯誤を経て2008年に初受注を獲得します。「非接触で回転する歯車」として国内外から注目され導入が進んでおり、事業売上はこの10年で26倍に成長しています。



    工場の様子

    工場の様子



    【お客様の声】

    <食品製造業/品質管理担当> 「粉塵が出なくなり、異物混入の心配が減りました。メンテナンスの回数も減って、作業がとても楽になりました。」


    <精密機械メーカー/開発担当>「摩耗がなく金属粉が出ないので、装置内部がいつも清潔です。潤滑油も不要になり、開発コストの削減につながりました。」


    代表のメッセージ「異物混入や人手不足といった製造業の課題は一社だけで解決できるものではありません。私たちは「非接触で回転する歯車」という技術を通じて、現場の安全性と生産性を両立させ、次の世代へつなげていきたいと考えています。」


    2026年1月に生産ライン設備メーカー向けマグネットギアを販売開始いたします。



    【会社概要】

    会社名  : 株式会社プロスパイン(代表取締役 渡部 竜也)

    営業所  : 〒987-1305 宮城県大崎市松山次橋字新千刈田117

    事業内容 : 磁力製品の開発販売・精密金型部品製作

    URL    : http://www.prospine.jp/

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