情シス向け ― 自社のAIエージェントが「何で動いているか」を可視化する「untactit」が日本語対応
追記専用の監査ログと承認フローを標準搭載。ベンダー横断でスキル・指示書・メモリを一元管理し、全端末へ一斉配信する
【東京 2026年8月12日】untactitは本日、AIエージェントが実行するスキル・指示書・メモリファイルを棚卸しし、承認を通し、全端末へ配信する「エージェント資産コントロールプレーン」の日本語対応版を提供開始した。あわせて公開REST API、署名付きWebhook、無料プランを同時に公開している。
■ 「法務に聞かれて、答えられない」を解消する
社内でClaude、ChatGPT、Gemini、Cursor、Copilotが並行して稼働する企業が増えている。しかし、それらのエージェントが実際に読み込む資産——プロンプト、ルールセット、メモリ——は個人フォルダやベンダーの設定画面に散在したままである。棚卸しがなく、承認の工程がなく、誰がいつ何を変更したかの記録も残らない。
untactitは、日本企業の現場で繰り返し起きている状態を次のように整理している。
・同じプロンプトが3台のラップトップに4つのバージョンで存在し、どれが正本か誰にも分からない
・1週間かけて磨いたルールが、書いた本人の退職とともに社外へ出ていく
・顧客向けの指示書が誰のレビューも通らずに本番へ出る
・法務から「エージェントはどのデータを見られるのか」と問われ、「関係者に聞いて回らないと分からない」としか答えられない
同社はこの状況を「コードのバージョン管理は30年前に解決された。しかし本番システムに対してエージェントを動かす指示書については、多くのチームが今も共有フォルダと願望に頼っている」と表現する。
■ 内部統制の3レイヤー
untactitの中核は、内部統制の観点から設計された3つの層である。
インベントリ ― 既に使用中のフォルダとベンダーアカウントを読み取り、17種類の資産タイプを横断する単一の検索可能なインデックスを構築する。重複検出は1ベンダー内に閉じず、ベンダーを横断して機能する。接続は既定で読み取り専用であり、接続しただけで既存の内容が変更されることはない。
ガバナンス ― 個人レイヤーと全社レイヤーを設計上分離する。承認者を経ずに全社レイヤーへ入るものは存在しない。すべての変更はAPIキーではなく個人に帰属し、追記専用(append-only)の監査ログに記録される。記録の書き換えは一切行わない。権限は管理者・承認者・編集者・閲覧者の4ロールで、サーバー側で強制されるため、バックエンドが拒否する操作を画面が許可することはない。
配信 ― どの資産を、どのツールへ、誰に読み込ませるかを決定し、全端末へ一斉配信する。承認済みバージョンから乖離したローカルコピーはドリフトとして検知される。配信の取り下げは、どの端末にも触れずに実行できる。
■ 今回の提供内容
・公開REST API ― バージョン付きパス配下の11リソースグループ、カーソルページネーション、同一ビルドから提供されるOpenAPIドキュメント
・アウトバウンドWebhook ― HMAC-SHA256署名付きの7イベントタイプ、バックオフ付きリトライ、配信ログ
・マルチテナントストア ― 全ての読み書きを組織単位でスコープ、デルタ同期に対応
・ステートレス認証 ― トークンが組織とロールを保持。クライアントが自身のスコープを拡大することはできない
・日本語対応 ― 全ページを5言語で描画。実動プロダクトデモを掲載
■ 料金 ― 配信は無課金、作成のみ従量
料金体系は意図的に反転させている。読み込み・ロード・検索・配信は常に無課金であり、クレジットを消費するのは作成系の操作(スキルの抽出、断片の昇格、サンドボックス実行)のみ。同社は「配信に課金すれば、チームは最も価値のある行為を節約するようになる」と説明する。
無料プランは1名・スキル3件・メモリファイル5件・コネクタ1件・月50クレジット。Teamプランは編集者1名あたり月額60米ドルで、閲覧者は無制限かつ無料。Enterpriseプランは自社クラウドアカウント内へのデプロイに対応する。
■ ベンダーニュートラル
untactitは資産を中立フォーマットで保管し、出力時に各ベンダー形式へ変換する。対応先はClaude、Cursor、GitHub Copilot、ChatGPT、Gemini、Claude Code、Windsurf、MCPクライアント、および20以上のエージェントが読み取り6万以上のプロジェクトで採用されているAGENTS.md規約。同社は「どこか一社に肩入れした時点で、我々はインフラであることをやめ、他社のロードマップへの賭けになる」としている。
■ 現在の状況
untactitは自社サイト上で、本製品が正式ローンチ前の段階にあることを明示している。製品は稼働しており日常的に使用されているが、顧客数はまだ少なく、セキュリティページには未取得の認証を名指しで記載している。
■ 提供開始
untactit は https://untactit.com にて提供中。最初のワークスペース接続に要する時間は約10分、クレジットカードは不要。
■ untactitについて
untactitは、AIエージェントを本番運用するチームのためのエージェント資産コントロールプレーン。ベンダーを横断してエージェントのスキル・指示書・メモリを棚卸しし、個人の下書きと全社資産の間に承認レイヤーを設け、承認済みバージョンを全端末へ一斉配信する。
■ お問い合わせ
untactit IR担当
press@untactit.com
https://untactit.com
〒105-6415 東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15F
03-3527-7891















