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    広がりつづける「新しい認知症観に沿った」多世代型見守りシステム  「互助」を「ICT」がサポートする発想で開発された捜索支援ツール 「みまもりあいプロジェクト」の協力者(アプリDL者)が 全国で約400万人突破

    調査・報告
    2025年12月18日 08:00

    みまもりあいプロジェクト

    みまもりあいプロジェクト


    社団法人セーフティネットリンケージ(本部:北海道札幌市 代表理事 高原 達也)は、2017年4月から開始してきた「みまもりあいプロジェクト」(=子どもから認知症高齢者まで(障がい者含む)の迷子発生時に、地域の「互助」を活用してアプリを通じて協力者に捜索依頼が可能で、「個人情報」を保護した状態で、発見した協力者とご家族が直接フリーコールで連絡を取り合うことができる仕組み)のアプリダウンロード頂いた協力者(捜索協力者)が、全国で約400万人を超えたことを報告します。


    「みまもりあいプロジェクト」が実現しようとする「地域の姿」は「何かあれば、ご近所同士で当たり前のように直接連絡を取り合うことができて、御互い様で、みんなで緩やかに助け合える姿。



    ■「新しい認知症観に沿った」多世代型見守りシステム

    2023年6月に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」、通称「認知症基本法」が成立し、2024年1月1日に施行されました。この認知症基本法の基本計画に示されている「新しい認知症観」とは、「認知症になっても、何もできなくなるわけではなく、やりたいことやできることがあり、住み慣れた地域で仲間とつながりながら、希望を持って自分らしく暮らし続けることができる」という考え方です。これは、認知症の人を「支えられるべき対象」としてではなく、一人の個人として尊重し、その能力を活かせる共生社会を目指すことを示しています。



    ■「互助」を活用して地域が主体となって課題解決に取り組む多世代型の体制作り

    2017年4月から開始してきた「みまもりあいプロジェクト」ですが、2025年11月現在、みまもりあい協定締結済みの自治体は、約100市区町村(政令指定都市:横浜市、京都市、堺市)と広がり続けています。

    この捜索支援の取り組みは、緊急時における「子どもから認知症高齢者まで(障がい者含む)」の捜索に手を貸して頂ける協力者を増やし、お互いに見守り合える街を育てていくことを目的としています。




    ■多世代型見守りを可能にする2つの仕組み「緊急連絡ステッカー」と「地域共生支援アプリ」

    「地域」がすでに持つ助け合いの気持ち「互助」を「ICT技術(情報通信技術)」がサポートしていく発想で生まれた、「緊急連絡ステッカー」と「地域共生支援アプリ(みまもりあいアプリ)」の2つの仕組みで、各地域で発生する「子どもから認知症高齢者まで(障がい者含む)」の迷子問題に取り組んでいます。


    ※「緊急連絡ステッカー」は、自治体導入モデルの場合、『初期費用5,600円(税別)のみ』で、運営費0円となります(一部自治体では料金体系が異なります)。初期費用は自治体負担のため、ご利用者は費用負担がありません。また、一般利用者モデル(自治体が導入していない地域の場合)では、ご利用者の費用負担は、入会金2,000円(税込)+年会費3,600円(税込)となります。


    ※「地域共生支援アプリ(みまもりあいアプリ)」は、利用料【無料】で、個人情報非登録で活用が可能。アプリ内に広告・課金誘導もありません。また、捜索支援以外の機能は、HPにてご確認頂けます。



    ■個人情報を保護した状態で、緊急時に協力者とご家族が直接対話できる「緊急連絡ステッカー」

    お財布やカバン、携帯、クレジットカード、衣服、靴などに、特許技術を活用した「緊急連絡ステッカー」をつけてもらうことで、万一迷子になっても、発見した協力者がステッカーに記載されたフリーダイヤルに電話してステッカーに記載されているID番号を入力すると、個人情報をお互いに公開することなく、家族が予め通報先として登録した電話に直接連絡がかかる仕組みです。(二次元コードは使用していないため、ガラケーでも協力が可能です。)

    電話番号は2回線まで登録が可能で1番目の通報先が不在、圏外、電源オフの場合は2番目に登録した電話番号に自動で再転送、緊急時のつながる可能性を高めます。

    また、協力者とご家族の通話内容はすべて録音管理されており安心です。(通話前に録音されていることを協力者に自動アナウンスいたします。万が一の際はサーバーから協力者の携帯番号把握が可能。)


    緊急連絡ステッカー電話転送

    緊急連絡ステッカー電話転送


    ■【その他、期待される追加効果】

    (1) 協力者とご家族が直接対話できるため、例えば心疾患等身体的に持病がある方が外出先で救急搬送されるような出来事が発生した場合、このステッカーを身につけていれば搬送先の病院からご家族に直接連絡をとることも可能。


    (2) 外出時の物忘れが心配な人に対して、携帯や手帳、財布、クレジットカードなど小物類にこのステッカーを張り付けておくことで、万一紛失して交番に届けられた際に直接連絡をもらうことも可能。

    外出時の「落し物をした際の早期回収」を期待できます。


    (3) 小さなお子様にも使うことができるため、子どもから高齢者まで広く活用ができるユニバーサルデザイン・SDGsが求める水準も満たしている仕組み。


    SDGs

    SDGs


    (4) 高齢者を中心としたガラケー所有者も、二次元コード使用ではないため、スマホがなくても、ステッカー着用者を保護した際にステッカー記載IDとフリーダイヤルからご家族に直接緊急連絡することが可能。



    ■【無料】協力者にアプリで捜索依頼ができる「地域共生支援アプリ(みまもりあいアプリ)」

    「みまもりあいアプリ」の捜索支援機能では、「スマホ」と「ステッカーに記載されている個人識別IDとフリーダイヤル」を使って、アプリをダウンロードした協力者の力を借りて早期発見を可能にします。アプリをDLした協力者に「捜索依頼」と「捜索者情報(探してほしい方の情報)」をプッシュ通知で送ることができ、アプリ利用は【無料】です。


    ※個人識別IDがない場合は、個人の携帯番号等を使って捜索依頼をすることができます


    地域共生支援アプリ

    地域共生支援アプリ


    配信したい捜索者情報はご家族で管理することができ、協力者への配信範囲(半径500m、5km、10km、20km)の指定も可能です。協力者に配信されるスマホ画面は、住所・氏名・電話番号等の個人情報を公開せずに事前取得したステッカー記載のID番号とフリーダイヤルによる表記により、早期発見に欠かせない捜索者の顔写真を抵抗なく掲載することができます。



    さらにシステムは24時間365日稼働しており、発見された際にご家族と協力者が個人情報を保護された状態で直接通話することができ、行政や警察が間に入ることなく早期帰宅等への対応が可能となります。また発見時に発見(見つかりました)ボタンを押すことで、すべての協力者に発見通知が配信され、配信されたすべての「捜索者情報」は自動消去される仕組みとなっています。



    <団体情報=社団法人セーフティネットリンケージ>

    【所在地】

    〒005-0832 北海道札幌市南区北ノ沢1-11-41(本部)

    〒162-0852 東京都新宿区南榎町54-305(東京事務所)

    【お問い合せ先】

    担当者: 塩澤・平井

    TEL  : 011-572-6865

    Mail : info★snl.jp(メール送信時は、★を@に変換して送信ください)

    【ホームページ】

    http://mimamoriai.net/


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