日本初「DASAプラットフォーム・エンジニアリング」 認定コース(試験付)開始!
~ 一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会(CNIA)で初回開始 ~
世界最大のDevOps/アジャイルの業界団体であるDASA(本部:オランダ ロッテルダム、CEO:リック ファーレンホルスト)は、2025年11月よりDASA プラットフォーム・エンジニアリング研修(日本語版・試験付き)を開始することを発表しました。
DASAは、世界50ヶ国で4万人以上のコミュニティメンバーを有し、300以上の組織とパートナーシップを結んでいます。企業において、ビジネス部門と技術部門の双方が連携し、新たな価値を創出する「BizDevOps」を支援するさまざまなプログラムを展開しています。
本コースは、一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会(CNIA)が、初めて、日本国内のITプロフェッショナル向けに、公に提供します。内容は、プラットフォーム・エンジニアリングの全体像から最新の実践技術までを網羅するグローバル標準のプログラムで、ハイパフォーマンスな組織変革を実現することを目的としています。企業のDevOps推進、DX基盤構築、そして開発者体験の向上を強力にサポートします。
■グローバル動向とプラットフォーム・エンジニアリングの価値
プラットフォーム・エンジニアリングは、クラウドネイティブ化、DevOps、アジャイル開発の次なる進化として、世界中で注目されています。2023年にGartnerが「プラットフォーム・エンジニアリングは今後5年以内に80%以上のソフトウェア組織で採用される」と発表して以来、グローバル企業の間で導入が急速に広がっています。
米国・欧州の先進企業では、プラットフォーム・エンジニアリングが「開発チームの生産性を最大化するための基盤づくり」として定着しつつあり、Google、Spotify、Netflixなどの大手も採用しています。
この潮流を受け、日本でもクラウド環境の複雑化やDX推進に伴う課題を解決する「次世代の必須スキル」として、今まさに注目され始めています。
DASA X CNIA
■「DASAプラットフォーム・エンジニアリング」認定コース(試験付)
DASA 認定コース
【概要】
1. プラットフォーム・エンジニアリングを読み解く
2. DevOpsとプラットフォーム・エンジニアリングの関係
3. プラットフォーム・エンジニアリングにおけるステークホルダー管理
4. DevOps文化を加速するプラットフォーム・エンジニアリング
5. プロダクトとしてのプラットフォーム
6. 開発者体験の構築
7. プラットフォーム・エンジニアリングにおけるInfrastructure as Code (IaC)
8. プラットフォーム・エンジニアリングにおけるCI/CD(継続的インテグレーション/デリバリー)
9. プラットフォーム・エンジニアリングにおけるコンテナ化の役割
10.モニタリング、ロギング、インシデント対応
11.設計と開発の枠を超えたプラットフォーム・エンジニアリング
【対象者】
・プラットフォーム エンジニア/SRE/DevOpsエンジニア
・ITマネージャー/プロダクトマネージャー
・DX推進リーダー/IT部門責任者
・開発者体験やプラットフォーム戦略に携わるすべての方
【プログラム】
コース名:DASAプラットフォーム・エンジニアリング認定コース(試験付)
デリバリーパートナー:一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会(CNIA)
初回開催日程:2025年11月7日(金)、10日(月) (2日間)
価格 :定価20万円 (税抜価格、CNIA会員は割引あり)
認定試験形式:オンラインプロクタリング試験 (80分・40問・合格ライン65%)
コース特徴:開催形態はコースごとに異なり、オンラインまたはオフラインで実施されます。また、受講者の利便性を考慮し、今後は土日開催コースの設定も検討されています。
講師:プラットフォーム・エンジニアリングの最前線で活躍するエキスパートが担当します。
お問い合わせ先: https://www.cnia.io/dasa-platform-engineering/
<DASA CEO リック ファーレンホルスト氏からのコメント>
DASA CEO
プラットフォーム・エンジニアリングは現在、ハイパフォーマンスなデジタル組織を実現するための戦略的中核機能として、世界的に注目されています。
DASAでは、これを「開発者のフロー」「AIネイティブなインフラ」「スケーラブルなイノベーション」を駆動する原動力と捉えています。
今回、CNIAと共に日本でこのプログラムを開始することで、私たちはツールの習得にとどまらず、マインドセットとインパクトの両面からこの変革をリードできる新たな世代のプロフェッショナルを育成していきます。
<一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会(CNIA)会長の草間 一人氏からのコメント>
CNIA 会長
DASAプラットフォーム・エンジニアリングを日本で初めて提供できることを大変光栄に思います。
プラットフォーム・エンジニアリングは、複雑化するクラウド環境において開発者の認知負荷を下げ、生産性を最大化する戦略的なアプローチです。
今後ますます進むであろうAI時代においてもキーとなる分野として注目を集めています。
CNIAは本コースを通じて、技術面だけでなく組織変革も含めた包括的な学びを提供し、日本企業の真のDX推進を支援してまいります。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
■講師コメント
<株式会社Future Techno Developers 代表取締役 中川 聡也氏>
プラットフォーム・エンジニアリングはまだ耳馴染みのない言葉かもしれません。しかし、組織規模が大きくなるにつれ、生産性の低下を実感される企業は少なくないでしょう。
プラットフォーム・エンジニアリングは生産性を向上させ、自社サービスのアウトプットを最大化するための実践的アプローチです。その知識を自組織に活かすことは容易ではありませんが、本トレーニングでは体系的に学べる貴重な機会を提供します。ぜひご受講いただき、自社の開発生産性向上に役立ててください。
<コンサルティングファーム勤務 コンサルタント 山名 智博氏>
プラットフォーム・エンジニアリングと聞くと難しく感じる方や、何から始めればよいか悩まれる方も多いと思います。
本トレーニングでは、DASAが長年培ってきた知見を基に、プラットフォーム・エンジニアリングを体系的に学習いただけます。理論を段階的に習得することで、自社の開発者体験向上と生産性改善に確実に寄与できる人材へと成長いただけます。複雑に見える全体像も、着実に理解できるようになります。ぜひこの機会にご受講ください。
<外資系ICTベンダー勤務 ソリューションアーキテクト 塚本 正隆氏>
現在、プラットフォーム・エンジニアリングという言葉を耳にする機会が増えていますが、その内容や範囲については話す人によって認識にばらつきがあるのが現状です。プラットフォーム・エンジニアリングは長年の知見をもとに体系化されたプラクティスであり、個人としても組織としてもこれを網羅的に学習し、知識の基礎としていくことが、より実践的なDevOpsの実現には欠かせません。
本トレーニングは、DASAの知見をベースに、プラットフォーム・エンジニアリングを網羅的かつ効率よく学習できる唯一のコースです。プラットフォーム運用のこれまでの取り組みを振り返り、これからのDevOps実践を考える絶好の機会として、ぜひご受講ください。
■本認定コースの公式デリバリーパートナー
●一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会(CNIA)(11月7日より開始)
( https://www.cnia.io/dasa-platform-engineering/ )
●株式会社ITプレナーズジャパン・アジアパシフィック(2026年1月より開始)
( https://www.itpreneurs.co.jp/training/dpfe )
<DASAについて>
DASAは、世界最大のDevOpsおよびアジャイル業界団体であり、ハイパフォーマンスなデジタル組織への変革を目指す企業にとっての信頼されるパートナーです。ハイパフォーマンスなIT機能の構築に向けた実践的なガイダンスと人材育成ソリューションの提供を促進しています。また、ネットワーキング、知見の共有、アワード、継続的な学習、認定を通じて、DevOps業界の定義、理解の促進、発展に貢献しています。
グローバルサイト: https://www.dasa.org/
日本語サイト : https://japan.devopsagileskills.org/
<一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会(CNIA)について>
一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会は、日本におけるクラウドネイティブ技術の普及を推進するため、人材育成の支援と交流の場を提供するための団体です。Platform Engineering Kaigiの運営や技術コミュニティのハイブリッド開催支援などを行っています。
ウェブサイト: https://www.cnia.io/