インターネット脅威のグローバル最新情報が集結 第8回 「JPAAWG General Meeting」 11月4日(火)・5日(水) 高知市文化プラザかるぽーと & オンライン ハイブリッド開催
メールやセキュリティに携わる技術者&マーケ担当者 必見! 世界の犯罪集団から狙われる日本企業はどう対策すべきか…
ネットワークセキュリティの脅威に対抗して活動する国内業界団体であるJPAAWG(ジェイピーアーグ)は、来る11月4日(火)・5日(水)、第8回となる年次カンファレンス「JPAAWG General Meeting」を開催します。
第8回 「JPAAWG General Meeting」
同カンファレンスは、世界30カ国230以上のネットワークオペレーターやセキュリティベンダーが参加するグローバル組織「M3AAWG(マアグ)」と連携し、セキュリティの中核を担うキーマンを招聘。他では得ることができない最新の業界動向や技術動向を入手できるだけでなく、国内外の識者や先進ユーザーと直接対話し、また、運用・開発現場でセキュリティ課題に直面している担当者同士が、業界の垣根を越えて生の情報やノウハウを交換できる機会を得られます。
過去7回開催すべて定員を大幅に超える申し込み者があり、白熱したセッションが展開されましたが、今年も“JPAAWGでなければ聴けない”貴重なセッションが盛りだくさんです。
※全プログラムを以下でご覧いただけます。
https://meetings.jpaawg.org/program/
●Gmailにメールが届かない問題に悩む技術者・マーケティング担当者必見
米Google本社の技術責任者2名が基調講演に登壇
11月4日(火) 14:00~14:45(同時通訳あり)
世界18億人、日本国内でも7,000万人以上が利用するGmail。それゆえに、Googleは、メールの安全性を高めるためにセキュリティポリシーを強化しています。
Googleが設定する最新のセキュリティポリシーはどうなっているのか…。
大量のユーザーを対象とするサービスで、どのようなことに注意しないとスパム認定されてしまうのか…。
Gmailにメールが届かない問題に悩む技術者・マーケティング担当者必見のセッションです。
講演後の懇親会などで、講演者に直接疑問をぶつけることもできます。
●世界の犯罪集団から狙われる日本企業はどう対策すべきか
公安調査庁サイバー特別調査室、総務省による官公庁セッション
11月5日(水) 10:00~10:45 / 11:00~11:45(オンライン配信なし/現地参加のみ)
海外の犯罪集団が、ランサムウェア攻撃などにより日本の企業を狙っており、システム障害により受注・出荷業務の停止、病院の電子カルテなどのシステムや診療システムが停止、動画配信サービスが停止などの被害が相次いでいます。
サイバー犯罪の国際情報をウォッチしている公安調査庁サイバー特別調査室が明らかにする脅威の現状、
電気通信サービスの不適正利用対策への総務省の取り組みなどを聴き、今後の対策に役立ててください。
●4キャリア合同セッションはJPAAWGだけ!
SMSフィッシング(スミッシング)対策と迷惑メール対策 パネルセッション
11月5日(水) 13:00-13:45 / 14:00-14:45(オンライン配信なし/現地参加のみ)
ログイン情報とSMS認証による多段階認証が主流となったことで、SMSが攻撃者にとって利用価値の高い通信インフラになってしまい、SMSを利用するフィッシング攻撃(スミッシング)の被害が深刻になっています。
NTTドコモ、KDDI、楽天モバイル、ソフトバンクの携帯キャリア4社が一堂に会し、スミッシング対策と迷惑メール対策の最新情報をディスカッションします。
●土佐で龍馬とフィッシング動向語らナイト
著名フィッシングハンターによるパネルディスカッション
11月5日(水) 11:00~11:45
最新のフィッシング詐欺の動向や、気をつけなければいけないことなど、最前線でリサーチを行うフィッシングハンターたちが語る毎年恒例の人気パネルプログラムです。
登壇予定:にゃん★たく、KesagataMe、ほか2名
●ライトニングトーク
ベテランの回6名&若手の回
11月4日(火) 13:00~13:45(オンライン配信なし/現地参加のみ)
11月5日(水) 13:00~13:45(オンライン配信なし/現地参加のみ)
一般公募による個人参加者も含め、ベテラン6名と若手(予定)によるショートプレゼンテーションです。
トピックは、メッセージングやインターネットセキュリティに関して、技術、運用、セキュリティ、マネジメント、法律、ビジネスなど多岐にわたります。
若手の回は、参加者は学生含め30歳未満としており、メッセージングの将来を担う技術者に発表の場を提供します。
※全プログラムを以下でご覧いただけます。
https://meetings.jpaawg.org/program/
◆ イベント開催概要
JPAAWG 8th General Meeting
◇会期: 2025年11月4日(火)・5日(水)
◇会場: 高知市文化プラザかるぽーと
(オンライン参加も可能なハイブリッド開催)
https://www.bunkaplaza.or.jp/information/access/
※一部のセッションはオンラインでも参加可能な
ハイブリッド形式での開催です。
オンライン視聴できないセッションもありますので
プログラムページでご確認ください。
◇参加費:無料(イベントサイトから事前登録)
https://eventregist.com/e/JPAAWG8th
◇主催:JPAAWG 運営事務局
◇併催:一般財団法人インターネット協会 (迷惑メール対策カンファレンス)
◆ JPAAWG General Meetingについて
JPAAWG General Meetingは、セキュリティ専門家・研究者だけでなく、様々な運用・開発現場でセキュリティ課題に直面している担当者が、業界の垣根を越えて、生の情報やノウハウを交換できるのが特長です。
また、JPAAWGは、グローバル組織であるM3AAWG(マアグ)の日本リージョンであり、M3AAWGからの来日者がグローバルの最新情報を共有します。2018年の第1回開催から、定員を上回る参加申込があり、年次セキュリティイベントとして認知度が高まっています。
コロナ禍の2020年第3回はオンライン開催し、2021年以降はリアル会場とオンラインのハイブリッド開催とし、地方の参加者も増加。対面で直接会話をして情報交換し、人的ネットワークを築くことができるメリットを、首都圏以外にも拡大するために、2022年の第5回からメイン会場を地方に選定してハイブリッドで開催しています。(2022年 長崎、2023年 金沢、2024年 札幌、2025年 高知)
◆JPAAWGについて
JPAAWG(Japan Anti-Abuse Working Group、ジェイピーアーグ、会長:櫻庭秀次)は、インターネットを中心とした電気通信環境の健全な発展を脅かす各種ネットワーク上の脅威に対抗するため、「M3AAWG(Messaging,Malware and Mobile Anti-Abuse Working Group、マアグ)」の日本リージョンとして、2018年に発足しました。JPAAWGは、インターネット利用者や事業者に的確な理解を促すための情報提供や注意喚起を行い、将来の動向を的確に把握した上で技術・制度的対応を検討します。JPAAWGは、M3AAWGと同様に、メッセージングセキュリティを中心として、インターネット上の様々な脅威を対象として対策を検討していきます。検討にあたってはM3AAWGを含め様々な組織とも連携した活動を目指します。